ビリギャルで、坪田義孝役を演じるなど、
どちらかと言うと三枚目の役を演じることが多く、
ヘタレキャラでファンからも愛されている俳優:伊藤淳史さんには、
弟の死という悲しい過去が存在していました。
そして、彼自身、学歴は大卒ですが高校時代偏差値40で
ビリギャルと似たような境遇にいたというのですが、
一体どんな境遇で大学に受かったのでしょうか?
本記事では、伊藤淳史さんの波瀾万丈なこれまでの人生と、
彼の身長・学歴など、プロフィールをまとめていきます。
【伊藤淳史のプロフィール】
どことなく落ち着いた風貌で、
安心感を与えてくれる三枚目キャラという印象もあるためか、
『チーム・バチスタシリーズ』や、
松雪泰子さんがヒロインを務めたドラマ『家族狩り』など、
主人公及び主人公の相棒役になることが多い伊藤淳史さん。
そんな彼は、有村架純さんがヒロインを務めた映画『ビリギャル』でも、
塾講師:坪田義孝という役を務め、
まさしくビリギャルのモデルとなった工藤さやかの相棒とも言える
キャスティングでした。
そんな彼は、子役時代に仮面ノリダーのチビノリダー役としても起用され、
何かと話題になっていましたよね。
ドラマ『西遊記』では、猪八戒役として、
常に香取慎吾さん演じる孫悟空の周りにいる人物として起用されていますし、
主人公を引き立たせるという意味合いでは、
彼の存在は非常に大きな存在なのだと言えますね。
そんな伊藤淳史さんは、1983年11月25日生まれの31歳。
千葉県船橋市出身で身長は162cmと小柄な俳優です。
そして、中学時代はサッカー選手になりたいと受験そっちのけで
サッカーを頑張られていたサッカー少年だったそうです。
また、一方では、子役としても頑張られていたわけですが、
中学3年の総体であっさり負けたことをきっかけに、
大学まで進学し、
役者として役に立つような知識と経験を身につけようと
勉強に力を入れはじめたそうです。
その結果、進学校である千葉県立国府台高等学校に入学し、
その後、法政大学経営学部の受験も無事受かり、
大学卒業という本来の目標を叶えることが出来たのです。
どことなくヘタレキャラというような印象が強い伊藤さんですが、
芯の持った方であり、
頭も大学卒業という経歴を持つほど優秀な人だったことが
彼のプロフィールを見ると改めてわかった気がしますね。
【弟:伊藤隆太の死、その背景】
何処か抜けていてそれでいてヘタレという
なんとも言えないキャラクターですが、
優しいオーラがにじみ出ていて、
笑顔が素敵な俳優という印象が強い伊藤淳史さんですが、
そんな彼にも実に悲しい過去がありました。
それは、同じく俳優として活躍されていた弟:伊藤隆太さんの
自殺による死でした。
弟とは、ドラマ『電車男』、NHK大河『義経』で共演し、
2009年4月には、ドラマ『漂流ネットカフェ』で
共演するはずでした。
隆太さん本人も、自身のブログで3月からの撮影に向けて体調を整え
『頑張ります』と心境も綴っていたというのですから、
きっと楽しみにしていたのだと思うのですが…
さすがに好評はされていませんでしたが、
遺書も8通見つかったそうですし、
彼の中で何か深く思い込んでいたことがあったのでしょうね。
一部の噂では、失恋や仕事のプレッシャーなども多く、
また身長へのコンプレックスや病気を抱えていたという話もあり、
その真相は分かりませんが、
彼の中で深い悩みがあったことだけは間違いない模様。
そのため、彼は自殺を決意してしまったみたいです。
彼の死と直面した伊藤淳史さんは、
信じられない様子でとてもショックを受けていたそうです。
しかし、兄として、弟が心優しい人物で
最後まで良いところをみせて周囲を安心させようと
頑張りすぎたために自殺に至ったのではないかと
弟の死に対してコメントし、
悲しみを乗り越え、俳優として今まで走り抜けてきたそうです。
くったくのない笑顔を見せ続けてくれていた伊藤淳史さんの中では、
壮絶に悲しい過去があったことがよく分かりますね。
その過去を乗り越え弟の分まで
俳優として生きている彼の凄さに尊敬します。
:
【実は偏差値40まで急落していたビリギャルに似た過去を持つ伊藤淳史】
プロフィールのところでもお話したとおり、
伊藤淳史さんは、千葉県立国府台高等学校(偏差値62)、
法政大学経営学部(偏差値58)と、
偏差値的にも飛び抜けて上とは行かないまでも
結構優秀な成績の学校を卒業されています。
しかし、彼の学生時代の中でも波瀾万丈はあり、
進学校である国府台高校に上位の成績で入学したものの、
大好きなサッカー、役者、友人との交流などなど、
日々の忙しさにかまけてしまい、
気がついたら偏差値40まで学力が落ちてしまったそうです。
まさしく、ビリギャルと同じ境遇ですよね。
彼自身、当時を振り返りビリギャルならぬ
ビリボーイだと語っていましたし…
しかし、独特の勉強法で、
彼は学力を上げて無事法政大学への受験を 合格したのです。
また彼は、最終的な学力に合わせて
何処の大学を受けるのか決めようとされていたらしく 、
ビリギャルとの多少の違いはあるものの、
低くなった学力を上げて大学受験をパスした部分では
似通っている人生を歩んできたといえるでしょう。
頭の良さというべきか、 学力という意味でも実に面白く
興味深いエピソードを持っていたのですね。
映画『ビリギャル』では、生徒役ではなく、
塾の講師(坪田先生)役でしたが、
ヒロインである工藤さやか(役:有村架純さん)の
気持ちが分かった上で演じることが出来たという意味で、
まさにうってつけの役だったのだと思いますよ。
【結論】
千葉の進学校も卒業し、
法政大学経営学部を卒業するなど、
頭脳明晰で優秀な成績を残されてきた
俳優:伊藤淳史さんですが、
彼の過去には壮絶な波瀾万丈な人生があり、
弟の死や、ビリギャルのように学力低下で
偏差値40まで落ちてしまった過去もありました。
しかし、彼は持ち前の明るさと芯の強さで、
それらを乗り越えて、大学受験もパスし、
弟の分まで俳優として活躍されています。
今後も主人公を引き立たせる相棒というスタンスで、
絶対欠かすことの出来ない俳優として
あらゆるドラマ・映画で活躍されると
思いますので伊藤淳史さんの今後には期待したいものですね。
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