誰しも、「わが子には、運動神経がよくなってほしい」と思うのは当たり前ではないでしょうか。
特に、親御さんが、運動神経が鈍かったりして、運動が苦手で嫌な経験をもっていらっしゃるなら、なおさらではないでしょうか!!
今、スポーツ界で活躍しているスター選手達は、とかく小さい頃から英才教育的な指導をうけていた姿をテレビでみることがありますが、そこまでいかなくても、せめて、運動会でリレーの選手になるとか、球技大会で活躍できるようになってほしいと、思うのはあたり前のことではないでしょうか。
ちなみに、運動神経の80%近くは、5~6才で形成されてしまうそうです。
人間の動きには、80種類近くがあり、小さい頃に、より多くの動きを楽しく、経験することにより、脳の中にそのイメージが蓄積されるそうです。
親子で楽しく、遊びながら、楽しく運動神経が鍛えられたら、こんな嬉しいことはないですよね。
ボールなげ
丸くて投げられるものなら何でもいいみたいです。
丸めた紙でも、ぬいぐるみでも、とにかく投げて遊んでみて下さい。
上手にできなくても大丈夫。
遠くに投げても、近くに投げても、前に投げても、後ろに投げても、何でもあり。
ゴミ箱を利用して、それをゴールのかわりにしても楽しそうですね。
子供の中には、体を動かす楽しさと、イメージがどんどん、積みあがっていくのではないでしょうか。
ハイハイ
赤ちゃんは、ずりばいをして、ハイハイをするようになり、そして歩くようになりますが、近頃は、たくさんハイハイする子が少なくなったそうです。
しかしながら、ハイハイは、一流アスリートもトレーニングに組み込むほど、全身を鍛える、とってもいい運動だそうです。
歩けるようになってからでも、室内でハイハイで競争をしてみるのも、以外と楽しいのではないでしょうか?
ハイハイではありませんが、我が家の子供達は2~3才の頃、足で漕ぐ、小さな車を自家用車のように使い、公園に行くのも、近くのスーパーに行くのも、全てその車でお出かけにいってました。
たまに、私が漕いでみると、もちろん、小ささはありますが、足の内側の筋肉をすごーく使っていることに気づいたことを思いだしました。子供の基本的な動きや、遊びの中に、人間の本来、鍛えなきゃいけない、体の動きが隠されているのではないでしょうか。
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ダンス・ジャンプ
乳幼児期の子供達は、とにかく、音楽にあわせて体を動かすことが大好きですよね。
娘も1歳半~2歳にかけて、テレビのキャラクターの音楽番組が大好きで、録画をしては、何度も何度も、「もうそろそろ飽きるのでは!」と親が心配するのも、よそに、本当に楽しそうに、リズムをとって、踊っていたことが思い出されます。
まとめ
今、あげたことなどは、どのご家庭でも、何も用意をしなくても、できることばかりではないでしょうか。
お宅の広さや、子供の発達状況にあわせて、工夫しながら、親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。
「運動神経をきたえるぞ!!」と気負うのでなく、あくまでも、子供と一緒に楽しく、遊ぶことが大切なことだと思います。