妊娠中は常に健康を意識しますよね!!
妊娠中に体調を崩すと赤ちゃんへの影響も気が気じゃないですし、薬も飲めませんから下手に行動できません。
だからといって、そのまま放置はできませんし不安ですね。
もし風邪をひいてしまった場合、どのように対処すればよいのかを紹介していきます。
風邪の症状が出ても慌てずに、適切な対処が出来るようにしましょう!!
症状別 母体・胎児への影響と対策
まず、風邪の症状別に胎児へどんな影響があるのか説明していきます。
発熱
胎児を包む羊水は、通常37~38度ですが、発熱したことにより38度を超えると胎児の心拍数が上昇してしまいます。
- 解熱剤を飲む(市販はダメ)
- 水分を取る
頭痛
発熱により血流の循環がはやくなり、血管が膨らむ。膨らんだ血管がまわりを刺激することにより起こる。
- 首回し運動
- 保冷剤で痛む個所を冷やす
- 暗くて静かなところで過ごす
- 水分を取る
吐き気
咳を繰り返すことにより吐き気が起きることもあります。吐き気により吐くことを繰り返すと、水分が奪われ脱水症状になることもある。
○ 水分を取る
○ 腸内を荒らしてしまうカフェインの摂取は控える
その他の症状
- 咳・くしゃみ咳やくしゃみは腹圧がかかります。
激しい咳やくしゃみが続くとお腹が張ってしまう原因になりますし、早産になる可能性もあるそうです。
なんでもいいので、何かを掴みながらだと手に力が分散されお腹にかかる圧が減ります。
- 喉に刺激を与えてしまうカフェインを控える
- 下痢
1日に何回も水のような下痢が続く時、腸の動きが刺激となって子宮収縮の原因になります。
それにより、お腹が張りやすい・早産となることがあります。
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風邪をひいたら?
普通の風邪なら発熱しても、2~3日で下がります。
ですが、放置して重症になっては困りますね。なので、風邪の症状が現れた時の対処法を紹介します!
1.ビタミンCを摂取
・グループフルーツ
・キウイ
・柿
2.水分を取る
3.疲れをためない
4.体を冷やさない
5.かかりつけの産婦人科に相談
吐き気があると果物でも食べられないかもしれませんが、普通にご飯を食べるよりは喉通りも良いので比較的食べやすいかと思います。
果物には水分も多く含まれているので、少しずつでも食べられればいいかと思います!
妊娠中の風邪 対処法まとめ
1.かかりつけの産婦人科に相談し、診察するべきか判断する
2.水分を取る
3.体を冷やさず、疲れをためないようゆっくり休む
4.咳やくしゃみは、腹圧を減らすために何か手に握りながら
5.咳や吐き気があるときは、カフェイン摂取を控える
6.ビタミンCを摂取する
7.頭痛は、なるべく暗く静かな部屋で横になり保冷剤で痛む部分を冷やす
妊娠中は健康に気を付けなければいけません。
普段の予防からそうですが、万が一風邪をひいてしまった場合は産婦人科へ連絡し指示を仰ぐことが確実です。
仮に、ひどい熱や症状でも市販の薬は胎児への影響を考えて服用しないようにしましょう!