踊る大捜査線シリーズなど、たくさんのドラマ、映画に出演している
演技派女優・深津絵里。
じつは深津さんの母である諭美子さんも、有名な書家をされているんです!
がんを患っているという諭美子さんですが、
作品はとても素晴らしく、賞も受賞されたりしているようです。
深津絵里さんの母・諭美子さんを大解剖!
プロフィール
深津絵里
旧芸名 水原里絵、高原理絵
誕生日 1973年1月11日
出身 大分県大分市
身長 156cm
血液型 O型
事務所 アミューズ
愛称 ふかっちゃん
お母さんは書家、深津諭美子さん
深津絵里さんのお母さん、諭美子さんは書家をされています。
娘である深津絵里さんが有名女優ということで、
ずっと雅号を諭黄(ユンホン)と名乗って本名を伏せていました。
実名の「深津諭美子」を使うようになったのは2009年に開いた個展からだそうです。
諭美子さんの実のお父さんも書道家だったみたいですが、
諭美子さんが書道に取り組む前は服飾デザイナー志望で、
福岡市にブティックをひらいていたんですって。
上海大学で書道を学び、ほうき、歯ブラシ、ストロー、たわしなど、
身近にあるものを筆代わりにして
両手や左手を使って書く、「漢字アート」という独自の手法で活動されています。
:
余命三か月の末期がん
肺がんを患い 余命三か月 長くて一年と宣告されて
今半年 毎日首方腕の痛みを耐えて 治療もせず 毎日痛みに耐えて頑張ってます
ブログでそう綴っていた諭美子さん。
去年から体調不良を訴えていた諭美子さんが肩のしこりに
気づいたのは今年に入ってからでした。
病院での診断は肺がんでした。
手術はしましたが、すでに手遅れの状態。
そして余命宣告を受けたのです。
余命三か月、長くても一年。
放射能治療や抗がん剤治療も拒否した諭美子さんは、
家族にもがんであることを言わないつもりだったそうです。
しかし、担当医に家族を呼ぶよう言われ、家族にがんであることを告白したんだそう。
深津絵里さんもさぞかしびっくりしたでしょう。
家族は当然、がんの治療を進めたのですが、諭美子さんの答えは
NOでした。
「がん治療で入退院を繰り返すよりも、書道家としての人生を全うしたい。」
そんな強い思いがあったんです。
諭美子さんの決意は固く、最終的には家族も根負けし、
彼女の決意を尊重したそうです。
諭美子さんの知人の方はこんな風におっしゃっていたそうです。
「お母さんのことが大好きな深津さんですから、本当は治療してほしかった
はずです。でも、彼女も表現者。お母さんの気持ちが痛いほど
わかったのでしょう。
最終的には、その生きざまを見届ける決意をしたのです。」
もし自分が末期がんだったら、と思うと、深津絵里さん自身も
役者として最後まで行きたい、と思ったかもしれませんね。
諭美子さんは余命と言われた3か月をとうに過ぎ、半年を超えたころ、
東久邇宮文化褒賞を受賞されました。
命を懸けて、書道家として歩んできた末の宝物でしょうね。
諭美子さんのブログでは、
「神様は私のこと 見守ってくださってくれてます
前向き頑張れば このような素晴らしい賞が頂けることもあるのです」
と喜びを綴っていました。
深津絵里さんも、お母さんの受賞を
うれしく見守っていらっしゃるのではないでしょうか。
「気持ちの持ち方だと思うなぁ! だから癌でも気にしてないです」
「余命1年が何年も生きていたら 皆様 笑ってくださいねぇ」
そんなことをブログに書いていた諭美子さん、
どうやらお人柄はかなり前向きで楽観的な感じの方のようですね。