【鳴尾記念2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年6月5日（土）に行われる「鳴尾記念2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で73回目を迎える「鳴尾記念」は例年は阪神芝2000Mで行われますが、今年は中京芝2000Mで行われる３歳以上のＧ３重賞です。
これまで何度か距離が変更となっており、90年代の半ばぐらいまでは芝2500Mで行われていましたが、その後一時1800Mの時代を経て、2012年以降は現在のように芝2000Mで行われています。
現在の条件となった過去9年の１番人気馬の戦績は2-4-0-3、勝率22.2%、連対率66.7%、複勝率66.7%ということで、1番人気馬の信頼度は標準的なレースかと思います。

鳴尾記念2021 出走予定馬

登録馬は以下の13頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

サンレイポケット

戦績19戦5勝 栗東・高橋義忠

父ジャングルポケット　母父ワイルドラッシュ

前走は新潟大賞典（Ｇ３ 新潟芝2000M）に出走し、３番人気だったが見事１着。
前走の勝ち鞍がコノ馬にとっての待望の重賞初勝利となる。
昨年の新潟記念（Ｇ３）３着、毎日王冠（Ｇ２）３着と連続で重賞で馬券圏内に入り、重賞にすぐ手が届くと思えたが、なかなか届かなかったものの騎手の乗り替わりなどが功を奏したのか前走は鮮やかな勝ちっぷりだった。
これで勢いがついたと思えるので、今回のメンバー相手なら重賞連勝も十分あると思える。

ヒンドゥタイムズ

戦績13戦5勝 栗東・斎藤崇史

父ハービンジャー　母父ディープインパクト

前走は大阪城Ｓ（Ｌ 阪神芝1800M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
これまで重賞での馬券圏内実績は２走前のチャレンジＣ（Ｇ３）３着があるだけだが、キャリア１３戦で一度も掲示板を外していないどころか、全て４着以内となっている。
走るごとに地力を強化しているので、今回は待望の重賞初勝利の可能性が大いにあると思える。

ブラストワンピース

戦績16戦7勝 美浦・大竹正博

父ハービンジャー　母父キングカメハメハ

前走は有馬記念（Ｇ１ 中山芝2500M）に出走し、９番人気だったがレース途中で心房細動を発症して競走中止となっている。
３歳暮れの有馬記念（Ｇ１）を勝った馬だが、その後は４歳夏に札幌記念、５歳１月にアメリカＪＣＣ（Ｇ２）を勝っている。
典型的なピンかパーという戦績を続けているが、ここ最近はかなりスランプに陥っている印象が強い。
これまでの実績と地力自体は断トツの馬だが、ここでは復活の兆しを掴めるかという感じのレースになりそうか。

ブラヴァス

戦績15戦5勝 栗東・友道康夫

父キングカメハメハ　母父ディープインパクト

前走は大阪杯（Ｇ１ 阪神芝2000M）に出走し、１０番人気８着。
４走前に新潟記念（Ｇ３）を勝ち、３走前にはチャレンジＣ（Ｇ３）で２着に好走している。
直近の２戦は案外過ぎる結果に終わっているが、メンバーレベルが高かったのと道悪が言い訳になるとは思える。
今回は相手関係自体は楽になる筈なので、ここで好走出来ないと今後に影響が出そうな気がする。

クラージュゲリエ

戦績10戦2勝 栗東・池江泰寿

父キングカメハメハ　母父タニノギムレット

前走は中山記念（Ｇ２ 中山芝1800M）に出走し、３番人気だったが結果は９着。
２歳時に京都２歳Ｓ（Ｇ３）を勝ち、３歳時は皐月賞（Ｇ１）５着、ダービー（Ｇ１）６着とそこそこの結果を残している。
古馬になってから勝ち鞍は無いものの、３走前のアンドロメダＳ（Ｌ）で２着、２走前の日経新春杯（Ｇ２）で３着となっている。
今回のメンバー相手なら馬券圏内なら可能性はあると思えるので、軽視は禁物か。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、属性は地味だが能力は確か。
使う毎に地力を強化し、前走でさらにワンランク上のステージに到達した感がある。
抜けた人気にはならなそうなので、今回も十分狙い目となりそう。

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