2022年4月3日(日)に行われる「大阪杯2022」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で66回目を迎える「大阪杯」は阪神芝2000Mで行われる古馬のG1レースです。
2017年にG1に格上げされ、超一流馬が天皇賞(春)ではなくこのレースを目指す傾向が顕著となり始めています。今年もこちらの大阪杯のほうにG1馬が多数出走することになりそうで、この傾向はしばらく続きそうな感じです。
G1格上げ最初の年(2017年)はキタサンブラック、2018年はスワーヴリチャード、2020年はラッキーライラックが勝って、勝ちタイムはともに1分58秒台でしたが、アルアインが勝った2019年は良馬場にも関わらず2分1秒0と時計がかっていました。今年も馬場状態が結果を大きく左右すると思われます。
G2だった時代も含め、過去10年の1番人気馬の戦績は3-2-3-2、勝率30%、連対率50%、複勝率80%ということで、1番人気馬の信頼度はやや高目のレースかと思います。
大阪杯2022 出走予定馬
登録馬は以下の18頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アカイイト | 牝5 | 55 | (栗)中竹和也 |
アドマイヤハダル | 牡4 | 57 | (栗)大久保龍 |
アフリカンゴールド | セ7 | 57 | (栗)西園正都 |
アリーヴォ | 牡4 | 57 | (栗)杉山晴紀 |
ウインマリリン | 牝5 | 55 | (美)手塚貴久 |
エフフォーリア | 牡4 | 57 | (美)鹿戸雄一 |
キングオブコージ | 牡6 | 57 | (栗)安田翔伍 |
ショウナンバルディ | 牡6 | 57 | (栗)松下武士 |
ジェラルディーナ | 牝4 | 55 | (栗)斉藤崇史 |
ジャックドール | 牡4 | 57 | (栗)藤岡健一 |
スカーフェイス | 牡6 | 57 | (栗)橋田満 |
ステラリア | 牝4 | 55 | (栗)斉藤崇史 |
ヒシイグアス | 牡6 | 57 | (美)堀宣行 |
ヒュミドール | セ6 | 57 | (美)小手川準 |
ポタジェ | 牡5 | 57 | (栗)友道康夫 |
マカヒキ | 牡9 | 57 | (栗)友道康夫 |
レイパパレ | 牝5 | 55 | (栗)高野友和 |
レッドジェネシス | 牡4 | 57 | (栗)友道康夫 |
予想オッズ
1 | エフフォーリア | 1.9 |
2 | ジャックドール | 2.2 |
3 | レイパパレ | 13.2 |
4 | アカイイト | 20.7 |
5 | アリーヴォ | 24.9 |
6 | キングオブコージ | 27.3 |
予想オッズ上位人気馬の見解
エフフォーリア
戦績7戦6勝 美浦・鹿戸雄一
父エピファネイア 母父ハーツクライ
前走は有馬記念(G1 中山芝2500M)に出走し、1番人気の期待に応えて見事1着。
その前走の有馬記念は距離不安や調子落ちの懸念があったが、見事にそれらを跳ね飛ばして快勝している。
現役最強馬と言える存在となったが、未だ勝負付けが済んでない馬も今回対戦となるので、今回絶対とは言えないものの主役の座は揺るがないか。
ジャックドール
戦績9戦6勝 栗東・藤岡健一
父モーリス 母父Unbridled’s Song
前走は金鯱賞(G2 中京芝2000M)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
前走の勝ち鞍で1勝クラス、2勝クラス、3勝クラス、白富士S(L)と合わせて5連勝を達成している。
久々の右回りのレースとなる点、同型馬との兼ね合いや馬場状態など懸念材料も多いので、もしも1番人気になるような売れ方となったら少し割り引きたい感じに思える。
レイパパレ
戦績11戦6勝 栗東・高野友和
父ディープインパクト 母父クロフネ
前走は金鯱賞(G2 中京芝2000M)に出走し、2番人気2着。
デビューから6連勝で昨年のこのレースを快勝したが、その後は丸1年勝ち鞍が無い。
それでも前走はコノ馬らしいレースが出来て復調の兆しを見せていたので、軽視は禁物という感じがする。
アカイイト
戦績22戦5勝 栗東・中竹和也
父キズナ 母父シンボリクリスエス
前走は金鯱賞(G2 中京芝2000M)に出走し、5番人気3着。
3走前に10番人気ながらエリザベス女王杯(G1 阪神芝2200M)を制したが、前走はハイレベルメンバー相手に好走しており、G1勝利はフロックでは無かったことを証明している。
終いの脚の爆発力はG1でも通用するレベルだと思えるので、ここでも軽視は禁物か。
アリーヴォ
戦績10戦5勝 栗東・杉山晴紀
父ドゥラメンテ 母父Harlan’s Holiday
前走は小倉大賞典(G3 小倉芝1800M)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
前走が重賞初勝利だったが、これまで小倉の芝のみ5戦5勝という極端な適性を示している。
それでも、力を付けているのは間違いないので、一気に相手は強くなるが軽視は禁物か。
キングオブコージ
戦績17戦6勝 栗東・安田翔伍
父ロードカナロア 母父Galileo
前走はAJCC(G2 中山芝2200M)に出走し、3番人気だったが見事1着。
2020年の前半に4連勝で目黒記念(G2)を制したが、その後は長い休養期間を余儀なくされ、復帰後は案外なレースが続いていた。
しかしながら、前走で完全復活と言える内容で勝ち切っているので、ここではさらなる前進もかなり期待出来そうか。
現時点での狙い馬候補
今年の大阪杯はA評価の馬が2頭いるが、妙味を考慮すると狙い目はコノ馬か。
かなり前からG1級の馬として期待していた馬が前走で完全復活となれば、ここで狙わないというのは有り得ないか。
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