2022年10月30日(日)に行われる「天皇賞(秋)2022」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今回が第166回となる「天皇賞(秋)」は東京芝2000Mで行われる3歳以上のG1レースです。
この天皇賞(秋)、11月のジャパンカップ、12月の有馬記念の3つのG1レースが秋のG1シリーズの王道路線と言われており、この秋の王道路線を3つとも制したのは2000年のテイエムオペラオーと2004年のゼンノロブロイの2頭しかいません。ここ最近は超一流馬が秋に王道路線の3つのレースを全部使うケースは稀ですので、今後はこのような馬は出てこないかも知れません。
過去10年の1番人気馬の戦績は5-3-1-1、勝率50%、連対率80%、複勝率90%ということで、1番人気馬の信頼度はかなり高いレースとなっています。
天皇賞(秋)2022 出走予定馬
登録馬は以下の15頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アブレイズ | 牝5 | 56 | (栗)池江泰寿 |
イクイノックス | 牡3 | 56 | (美)木村哲也 |
カデナ | 牡8 | 58 | (栗)中竹和也 |
カラテ | 牡6 | 58 | (栗)辻野泰之 |
シャフリヤール | 牡4 | 58 | (栗)藤原英昭 |
ジオグリフ | 牡3 | 56 | (美)木村哲也 |
ジャックドール | 牡4 | 58 | (栗)藤岡健一 |
ダノンベルーガ | 牡3 | 56 | (美)堀宣行 |
ノースブリッジ | 牡4 | 58 | (美)奥村武 |
バビット | 牡5 | 58 | (栗)浜田多実 |
パンサラッサ | 牡5 | 58 | (栗)矢作芳人 |
ポタジェ | 牡5 | 58 | (栗)友道康夫 |
マリアエレーナ | 牝4 | 56 | (栗)吉田直弘 |
ユーバーレーベン | 牝4 | 56 | (美)手塚貴久 |
レッドガラン | 牡7 | 58 | (栗)安田隆行 |
予想オッズ
1 | ジャックドール | 4.3 |
2 | シャフリヤール | 4.8 |
3 | イクイノックス | 5.3 |
4 | パンサラッサ | 5.6 |
5 | ダノンベルーガ | 6.3 |
6 | ジオグリフ | 6.9 |
予想オッズ上位人気馬の見解
ジャックドール
戦績11戦7勝 栗東・藤岡健一
父モーリス 母父Unbridled’s Song
前走は札幌記念(G2 札幌芝2000M)に出走し、3番人気だったが見事1着。
昨年9月から今年3月にかけて1勝クラス、2勝クラス、3勝クラス、白富士S(L)、金鯱賞(G2)と5連勝したが、2走前の大阪杯(G1)は5着に敗れていた。
前走はパンサラッサにハナを譲る展開だったが、直線で見事に競り落としているので、コノ馬自身の成長も如実に感じる。
今回はコノ馬にとってベスト条件と思えるので、ここで待望のG1制覇の可能性はかなりありそうか。
シャフリヤール
戦績8戦4勝 栗東・藤原英昭
父ディープインパクト 母父Essence of Dubai
前走はイギリスのプリンスオブウェールズS(G1 芝1990M)に出走し、5頭立ての4着。
しかしながら、2走前はドバイシーマクラシック(G1)を見事に制しており、昨年の日本ダービー馬として恥じない活躍をしている。
今回は海外遠征明けでぶっつけのレースとなるが、地力は間違いなく現役トップクラスの1頭なので軽視は禁物か。
イクイノックス
戦績4戦2勝 美浦・木村哲也
父キタサンブラック 母父キングヘイロー
前走は東京優駿(日本ダービー)(G1 東京芝2400M)に出走し、2番人気2着。
2歳時に東京スポーツ杯2歳S(G2)を圧勝したが、3歳になって皐月賞(G1)は2着、そして前走のダービーが2着と惜しいレースが続いている。
3歳世代のトップグループの1頭なのは間違いないので、ぶっつけになるが夏を越しての成長もかなり期待出来るので軽視は禁物か。
パンサラッサ
戦績22戦6勝 栗東・矢作芳人
父ロードカナロア 母父Montjeu
前走は札幌記念(G2 札幌芝2000M)に出走し、2番人気2着。
その前走はいつも通りに果敢にハナを切って逃げたが、直線でジャックドールとの競り合いとなり惜しくもクビ差交わされてしまった。
それでも3走前にドバイターフ(G1)を勝つなの現役屈指の逃げ馬としてブレイクしており、ここでもコノ馬のレースに徹すると思われるので、どちらにしろ軽視は禁物か。
ダノンベルーガ
戦績4戦2勝 美浦・堀宣行
父ハーツクライ 母父Tizway
前走は東京優駿(日本ダービー)(G1 東京芝2400M)に出走し、1番人気に推されたが結果は4着。
3走前の共同通信杯(G3)を快勝し、皐月賞(G1)でも2番人気に推されて内枠が災いして4着止まり。
そして前走のダービーも追走時にややロスがあったのか直線は伸びがもう一息だった感じで不完全燃焼なレースが続いた印象が強い。
夏を越しての成長がかなり期待出来る馬だとみているので、今年の秋は捲土重来を期待している。
ジオグリフ
戦績9戦3勝 栗東・宮本博
父ドレフォン 母父キングカメハメハ
前走は東京優駿(日本ダービー)(G1 東京芝2400M)に出走し、4番人気7着。
前走のダービーは7着に終わったが、恐らくコノ馬にとって距離が長かった感じか。
2走前の皐月賞(G1)は完勝と言える内容だったので、2000Mの距離なら世代トップグループの1頭なのは間違いない。
ここで巻返す可能性はあると思えるので、コノ馬も軽視は禁物か。
現時点での狙い馬候補
今年の天皇賞(秋)はA評価の馬が2頭いるが、諸々の条件を加味すると狙い目になるのはコチラの馬か。
前走は直近のレースはやや運が無い感じだったが、スケール感で言えば現役屈指の存在だとみているので、ここでまとめて薙ぎ倒すとみている。
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