2024年12月22日(日)に行われる「有馬記念2024」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で69回目を迎える暮れのグランプリレース「有馬記念」は中山芝2500Mで行われる3歳以上のG1レースです。
今や国民的行事とも言える年末の風物詩的なレースですが、過去の勝ち馬の馬名をみるだけでその当時の自分の状況などを思い出したりすることもあるなど、我々競馬ファンにとっては予想に一番力が入るレースかと思います。
数々の筋書きのないドラマをみせてくれるレースで、オグリキャップやトウカイテイオーの復活劇などが特に有名ですが、今年もドラマチックな結末がみれるかも知れません。
過去10年の1番人気馬の戦績は5-1-1-3、勝率50%、連対率60%、複勝率70%ということで、直近の10年に関しては1番人気馬の信頼度は高くなっています。
有馬記念2024 出走予定馬
登録馬は以下の22頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アーバンシック | 牡3 | 56 | (美)武井亮 |
アラタ | 牡7 | 58 | (美)和田勇介 |
カラテ | 牡8 | 58 | (栗)音無秀孝 |
シャフリヤール | 牡6 | 58 | (栗)藤原英昭 |
シュトルーヴェ | セ5 | 58 | (美)堀宣行 |
ショウナンラプンタ | 牡3 | 56 | (栗)高野友和 |
ジャスティンパレス | 牡5 | 58 | (栗)杉山晴紀 |
スターズオンアース | 牝5 | 56 | (美)高柳瑞樹 |
スタニングローズ | 牝5 | 56 | (栗)高野友和 |
ダノンデサイル | 牡3 | 56 | (栗)安田翔伍 |
ダノンベルーガ | 牡5 | 58 | (美)堀宣行 |
ディープボンド | 牡7 | 58 | (栗)大久保龍 |
ドウデュース | 牡5 | 58 | (栗)友道康夫 |
ニシノレヴナント | セ4 | 58 | (美)上原博之 |
ハヤヤッコ | 牡8 | 58 | (美)国枝栄 |
ブローザホーン | 牡5 | 58 | (栗)吉岡辰弥 |
プログノーシス | 牡6 | 58 | (栗)中内田充 |
ベラジオオペラ | 牡4 | 58 | (栗)上村洋行 |
ホウオウビスケッツ | 牡4 | 58 | (美)奥村武 |
メイショウタバル | 牡3 | 56 | (栗)石橋守 |
レガレイラ | 牝3 | 54 | (美)木村哲也 |
ローシャムパーク | 牡5 | 58 | (美)田中博康 |
予想オッズ
1 | ドウデュース | 2.4 |
2 | アーバンシック | 4.9 |
3 | ダノンデサイル | 10.1 |
4 | ローシャムパーク | 12.4 |
5 | ジャスティンパレス | 15.8 |
6 | プログノーシス | 17.4 |
7 | スターズオンアース | 21.1 |
8 | スタニングローズ | 24.8 |
9 | ブローザホーン | 31.4 |
予想オッズ上位人気馬の見解
ドウデュース
戦績16戦8勝 栗東・友道康夫
父ハーツクライ 母父Vindication
前走はジャパンカップ(G1 東京芝2400M)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
2歳時から活躍し、2歳時は3戦3勝で朝日杯FS(G1)を勝ち、3歳時はあのイクイノックスを破って日本ダービー(G1)を勝ち、4歳時は有馬記念(G1)を勝ち、そして5歳になって天皇賞・秋(G1)と前走のジャパンカップ(G1)を勝っており、既にG1レース5勝でイクイノックス引退後は現役最強馬として活躍を続けている。
今回が引退レースということで、勝てばゼンノロブロイ以来の秋の王道G1レース3連勝も掛かっているが、有終の美を飾れる可能性はかなり高いと思える。
アーバンシック
戦績7戦4勝 美浦・武井亮
父スワーヴリチャード 母父ハービンジャー
前走は菊花賞(G1 京都芝3000M)に出走し、2番人気だったが見事1着。
春は京成杯(G3)2着、皐月賞(G1)4着、日本ダービー(G1)は11着ともう一息の内容だったが、夏を越して急成長し、秋はセントライト記念(G2)を快勝して、前走の菊花賞(G1)で待望のG1勝ちを収めている。
中山適性はかなり高い馬なので、3歳馬の総大将として勝ち負けに加わって来る可能性はかなりありそうか。
ダノンデサイル
戦績6戦3勝 栗東・安田翔伍
父エピファネイア 母父Congrats
前走は菊花賞(G1 京都芝3000M)に出走し、1番人気に推されたが結果は6着。
春は京成杯(G3)を勝ち、皐月賞(G1)は出走直前に競走除外となったが、日本ダービー(G1)は9番人気ながら見事に制している。
前走はぶっつけ本番だったのと、コース取りでロスが大きすぎたのが言い訳出来る内容だったので、ここで大きく巻き返す可能性はかなりあると思える。
ローシャムパーク
戦績14戦6勝 美浦・田中博康
父ハービンジャー 母父キングカメハメハ
前走は米国のブリーダーズカップターフ(G1 芝2400M)に出走し、13頭立ての2着。
未だG1の勝ち鞍は無いが、昨年の4歳時に函館記念(G3)とオールカマー(G2)を勝ち、今年の5歳時に大阪杯(G1)で2着となっている。
やや戦績にムラがあるが、地力はG1級なのは間違いないので、絶対に軽視は出来ない1頭だと思える。
ジャスティンパレス
戦績17戦5勝 栗東・杉山晴紀
父ディープインパクト 母父Royal Anthem
前走はジャパンカップ(G1 東京芝2400M)に出走し、3番人気5着。
昨年の4歳時に天皇賞・春(G1)勝って以降は勝ち鞍が無いが、レベルの高い走りを続けている。
昨年のこのレースは1番人気に応えられず4着に終わったが、
今年は人気落ちの可能性が高いもののまだまだ軽視は出来ない1頭だと思える。
プログノーシス
戦績15戦7勝 栗東・中内田充正
父ディープインパクト 母父Observatory
前走はオーストラリアのコックスプレート(G1 芝2040M)に出走し、9頭立ての2着。
未だG1の勝ち鞍は無いが、昨年の札幌記念(G2)を勝ち、昨年と今年の金鯱賞(G2)を連覇し、香港のQE2(G1)は2年連続2着など、G1レベルの活躍を続けている。
中山は初で2500Mの適性も微妙かも知れないが、コノ馬も絶対に軽視は出来ない1頭だと思える。
スターズオンアース
戦績14戦3勝 美浦・高柳瑞樹
父ドゥラメンテ 母父Smart Strike
前走はジャパンカップ(G1 東京芝2400M)に出走し、5番人気7着。
3歳時は桜花賞(G1)とオークス(G1)を勝って3歳牝馬二冠を制し、その後は勝ち鞍が無いもののレベルの高い走りを続けている。
昨年のこのレースも絶望的な16頭立ての16番枠から2着に好走しており、久々を一度使った今回は絶対に軽視は出来ない1頭だと思える。
スタニングローズ
戦績17戦6勝 栗東・高野友和
父キングカメハメハ 母父クロフネ
前走はエリザベス女王杯(G1 京都芝2200M)に出走し、3番人気だったが見事1着。
3歳時はかなり活躍して秋華賞(G1)を勝ったが、古馬になってからは長らく苦しいレースが続いていたが、前走で久々の勝ち鞍を挙げて復活を印象付けている。
今回の条件は微妙かも知れないが、過去にエリザベス女王杯の勝ち馬の好走例はあるので、やはり軽視は出来ない1頭だと思える。
ブローザホーン
戦績23戦7勝 栗東・吉岡辰弥
父エピファネイア 母父デュランダル
前走はジャパンカップ(G1 東京芝2400M)に出走し、10番人気12着。
今年に入ってすぐ日経新春杯(G2)を勝ち、天皇賞・春(G1)を2着に好走し、そして重馬場だった宝塚記念(G1)で見事にG1勝ちに手が届いている。
2走前の京都大賞典(G2)が四方やの殿負け、そして前走も12着に凡走しており、ここにきてスランプ状態に陥っているように見えるが、前走のジャパンカップに関して言えば完全に適性外のレースだったので多少の言い訳は出来るか。
馬場が荒れてタフな条件になれば確実に浮上してくる馬なので、かなりの人気落ちになるなら寧ろここでの大V字復活を期待したいところか。
現時点での狙い馬候補
今年の有馬記念はA評価の馬が3頭いますが、諸々の条件を加味するとコノ馬が狙い馬となる。
前走は言い訳は出来る内容で力を出し切れていなかったのと、中山適性はかなり高いので、このメンバー相手でもまとめて負かせる地力は既に示しており、ここで大きく巻き返すとみている。
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