競馬新聞ゼロ管理人のゼロ太郎です。
2020年5月3日(日)に行われる「天皇賞(春)2020」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
第161回を迎える「天皇賞(春)」は京都芝3200Mで行われる古馬のG1レースです。
伝統と歴史のある古馬の長距離路線のG1レースですが、近年は超一流馬が長距離路線を敬遠する傾向となっており、年によってはG1級の馬がほとんど出てこないことも増えてきました。
一応、昨年の勝ち馬のフィエールマンと2017年の菊花賞馬キセキが登録してきましたので、今年もそれなりに盛り上がることになりそうです。
過去10年の1番人気馬の戦績は2-1-0-7、勝率20%、連対率30%、複勝率30%ということで、2010年から2016年まで7年連続で1番人気が馬券圏外となっており、1番人気馬の信頼度はかなり低いレースとなっています。
天皇賞(春)2020 出走予定馬
登録馬は以下の16頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
エタリオウ | 牡5 | 58 | (栗)友道康夫 |
オセアグレイト | 牡4 | 58 | (美)菊川正達 |
キセキ | 牡6 | 58 | (栗)角居勝彦 |
シルヴァンシャー | 牡5 | 58 | (栗)池江泰寿 |
スティッフェリオ | 牡6 | 58 | (栗)音無秀孝 |
タイセイトレイル | 牡5 | 58 | (栗)矢作芳人 |
ダンビュライト | セ6 | 58 | (栗)音無秀孝 |
トーセンカンビーナ | 牡4 | 58 | (栗)角居勝彦 |
ハッピーグリン | 牡5 | 58 | (栗)森秀行 |
フィエールマン | 牡5 | 58 | (美)手塚貴久 |
ミッキースワロー | 牡6 | 58 | (美)菊沢隆徳 |
ミライヘノツバサ | 牡7 | 58 | (美)伊藤大士 |
メイショウテンゲン | 牡4 | 58 | (栗)池添兼雄 |
メロディーレーン | 牝4 | 56 | (栗)森田直行 |
モズベッロ | 牡4 | 58 | (栗)森田直行 |
ユーキャンスマイル | 牡5 | 58 | (栗)友道康夫 |
予想オッズ
1 | フィエールマン | 2.8 |
2 | ユーキャンスマイル | 3.7 |
3 | キセキ | 5.8 |
4 | ミッキースワロー | 8.3 |
5 | メイショウテンゲン | 14.1 |
6 | モズベッロ | 16.9 |
7 | トーセンカンビーナ | 17.7 |
予想オッズ上位人気馬の見解
フィエールマン
戦績9戦4勝 美浦・手塚貴久
父ディープインパクト 母父Green Tune
前走は有馬記念(G1)に出走し、6番人気4着。
その前走はフランス遠征明けの一戦だったが、ゴール直前にワールドプレミアに交わされての4着ということで今一つの内容だった。
3歳時に菊花賞(G1)を勝ち、昨年のこのレースも勝っているので現役屈指のステイヤーではあると思うが、ディープ産駒牡馬の中長距離路線の馬は古馬になってからジリ貧になることが多いのが気になる。
ゆえに思っていたよりも人気になるようなら敢えて割り引くかも知れない。
ユーキャンスマイル
戦績15戦6勝 栗東・友道康夫
父キングカメハメハ 母父ダンスインザダーク
前走は阪神大賞典(G2)に出走し、2番人気だったが見事1着。
その前走はやや苦手と言われている右回りのレースだったが、全く問題なく馬群を割って突き抜けてきたので一皮剥けた印象を受けた。
元々かなりのレベルで長距離適性は示していたので、一段パワーアップした今なら待望のG1勝ちに手が届きそうな気がする。
キセキ
戦績21戦4勝 栗東・角居勝彦
父ルーラーシップ 母父ディープインパクト
前走は阪神大賞典(G2)に出走し、断然の1番人気に推されたが結果は7着。
その前走はスタートで後手を踏んで、道中も終始行きたがる感じとなり勝負処で早目に進出したが直線では脚が全く残っていなかった。
ここにきて父ルーラーシップの気難しさが露呈してきたと言われており、地力の高さは間違いないもののアテにし辛くなってきたのは事実か。
とりあえず、オッズ次第で印の重さを判断することになりそうか。
ミッキースワロー
戦績19戦5勝 美浦・菊沢隆徳
父トーセンホマレボシ 母父ジャングルポケット
前走は日経賞(G2)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
元々中山コースは大得意と言われていた馬だが、古馬になってからはやや戦績にムラがあるタイプだった。
しかしながら、ここ最近はレース振りが安定してきている感じがするので、3200Mの距離が微妙なものの今回のメンバーレベルなら上位に食い込むのは可能な気がする。
メイショウテンゲン
戦績13戦2勝 栗東・池添兼雄
父ディープインパクト 母父フレンチデピュティ
前走は阪神大賞典(G2)に出走し、4番人気3着。
3歳春に弥生賞(G2)を勝ってからはしばらく低迷していたが、昨年12月のステイヤーズS(G2)で4着に好走してからは、長距離レースで存在感を示している。
とにかくタフな流れになればなるほど浮上してくるタイプという感じなので、当日の馬場状態やペース次第で結果が変わってくると思われる。
恐らくこの条件なら大崩れはしないと思うので、それなりの印は入れることになりそう。
モズベッロ
戦績12戦4勝 栗東・森田直行
父ディープブリランテ 母父Harlan’s Holiday
前走は日経賞(G2)に出走し、2番人気2着。
2走前に日経新春杯(G2)を勝ったときは格上挑戦で軽ハンデの恩恵で勝ったようにもみえたが、前走の好走で地力は本物という印象を受けた。
走る毎に数値を大きく上げてきており、勢いで言えば今回のメンバーでは断トツという感じがする。
相手はさらに上がるものの、ここでも激走する可能性はあると思える。
トーセンカンビーナ
戦績13戦4勝 栗東・角居勝彦
父ディープインパクト 母父Hawk Wing
前走は阪神大賞典(G2)に出走し、5番人気だったが2着に好走。
エンジンの掛かりがやや遅いものの毎回終いの脚は確実で一度勢いがつくとどこまでも脚が続くという印象がある。
超高額取引馬がここにきて完全に軌道に乗ってきたので、この勢いでここも上位に食い込むことは可能な気がする。
現時点での狙い馬候補
色々な要素を総合的にみると、やはりコノ馬が一番買い安心感がある。
人気にはなるが、今年の春天でアテになるのはコノ馬しかいないと思える。
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