競馬新聞ゼロ管理人のゼロ太郎です。
2020年6月21日(日)に行われる「函館スプリントステークス2020」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で27回目を迎える「函館スプリントステークス」は函館芝1200Mで行われる3歳以上のG3重賞です。
2006年に始まったサマースプリントシリーズの開幕戦という位置付けのレースで、過去にはキンシャサノキセキ、カレンチャン、セイウンコウセイなどのG1馬もここを勝っていますので、年によってはメンバーレベルの高い馬が揃うこともあります。また、昨年は禁止薬物騒動の影響で13頭中ダノンスマッシュ等を含めて6頭が競走除外となるような例外的な事象が発生しています。
過去10年の1番人気馬の戦績は1-2-2-5、勝率10%、連対率30%、複勝率50%ということで、1番人気馬の信頼度は低めのレースとなっており、特に過去7年連続で1番人気馬が連対していないというのは気になるデータかと思います。
函館スプリントステークス2020 出走予定馬
登録馬は以下の18頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アリンナ | 牝6 | 54 | (美)上原博之 |
エイティーンガール | 牝4 | 54 | (栗)飯田祐史 |
グランドボヌール | 牡6 | 56 | (栗)鈴木孝志 |
シヴァージ | 牡5 | 56 | (栗)野中賢二 |
ジョーマンデリン | 牝4 | 54 | (栗)清水久詞 |
スイープセレリタス | 牝4 | 54 | (美)藤沢和雄 |
スリーケープマンボ | セ5 | 56 | (栗)武英智 |
ダイアトニック | 牡5 | 58 | (栗)安田隆行 |
ダイメイフジ | 牡6 | 56 | (栗)森田直行 |
ティーハーフ | 牡10 | 57 | (栗)西浦勝一 |
ビリーバー | 牝5 | 54 | (美)石毛善彦 |
フィアーノロマーノ | 牡6 | 57 | (栗)高野友和 |
ホープフルサイン | 牡4 | 56 | (美)本間忍 |
マリアズハート | 牝4 | 54 | (美)菊沢隆徳 |
ミキノドラマー | 牡7 | 56 | (美)南田美知 |
メイショウショウブ | 牝4 | 54 | (栗)池添兼雄 |
ライトオンキュー | 牡5 | 56 | (栗)昆貢 |
リュウノユキナ | 牡5 | 56 | (美)小野次郎 |
予想オッズ
1 | ダイアトニック | 2.7 |
2 | フィアーノロマーノ | 4.4 |
3 | ライトオンキュー | 6.3 |
4 | シヴァージ | 8.3 |
5 | マリアズハート | 12.3 |
6 | エイティーンガール | 13.8 |
予想オッズ上位人気馬の見解
ダイアトニック
戦績15戦6勝 栗東・安田隆行
父ロードカナロア 母父サンデーサイレンス
前走は高松宮記念に出走し、4番人気だったが結果は4位入線も1位入線のクリノガウディーの降着で3着となっている。
2走前の阪急杯(G3)では逆にコノ馬が2位入線も斜行で3着に降着しているが、前走はゴール直前の不利が無ければ勝っていた可能性もあったか。
1200Mでも十分やれることを前走で示したので、今回はかなり有力な1頭となりそう。
フィアーノロマーノ
戦績15戦6勝 栗東・高野友和
父Fastnet Rock 母父Lion Heart
前走はマイラーズCに出走する筈が競走除外となっており、実質の前走は阪急杯(G3)に出走し、3位に入線も2位入線のダイアトニックが降着となって2着となっている。
マイルのダービー卿CT(G3)を勝っている馬だが、1400Mでも高い適性を示しているのでさらに距離短縮のこの距離もこなせる可能性はある。
但し、除外明けなのが気になるので思っていたよりも人気になるようなら少し割り引くかも知れないか。
ライトオンキュー
戦績13戦5勝 栗東・昆貢
父Shamardal 母父Raven’s Pass
前走は京阪杯(G3)に出走し、2番人気だったが見事1着。
この前走がコノ馬にとっての重賞初勝利となる。
ゴドルフィンの馬らしく使う毎に地力を強化しており、ついには重賞を勝つレベルまで達している。
さらにこの先強くなりそうな雰囲気もあるが、今回は久々な点が多少気になるか。
シヴァージ
戦績17戦5勝 栗東・野中賢二
父First Samurai 母父Indian Charlie
前走は高松宮記念(G1)に出走し、12番人気という低評価だったが5着に入っている。
デビューからしばらくはずっとダートを使われていたのが、4走前から芝を使い始め2走前に小倉の北九州短距離S(オープン)を勝っている。
芝もこなしているが、芝で好走しているのは道悪だったレースが目立っているので、時計の速いレースでは微妙という感じがする。
それでも終いの脚の爆発力ななかなかのレベルなので、ここでも上位争いに加わってくる可能性はありそうか。
マリアズハート
戦績7戦4勝 美浦・菊沢隆徳
父Shanghai Bobby 母父Maria’s Mon
前走は中山芝1200Mの春雷S(L)に出走し、1番人気に推されたが結果は2着。
その前走は道中最後方から直線大外に持ち出して強烈な脚で追い込んできたが、少し前の位置から同じく強烈な脚で追い込んだラヴィングアンサーに惜しくもハナ差及ばなかった。
これまで一度だけ大敗したことがあり、それが唯一の関西のレースだった葵Sでそれ以外は馬券圏内を外したことがない。
前走のように最後方からのレースとなると厳しいかも知れないが、展開次第ではこの破壊力が嵌る可能性もあるので無視はしないほうが良い気がする。
エイティーンガール
戦績13戦4勝 栗東・飯田祐史
父ヨハネスブルク 母父アグネスタキオン
前走は京都芝1200Mの鞍馬S(オープン)に出走し、1番人気に推されたが結果は3着。
2走前のシルクロードS(G3)で2着の実績があり、既にこの路線の重賞でも通用するところをみせている。
平坦向きという印象があるので、函館の馬場も合う可能性が高くそれなりの評価は必要と感じる。
現時点での狙い馬候補
コノ馬、前走はかなり惜しい競馬だったが、内容は非常に優秀で秋にはこの路線のトップにまで登り詰める可能性は十分ある。
間違いなく人気になると思うが、コノ馬で仕方ない気がする。
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