【フィリーズレビュー2020】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

競馬新聞ゼロ管理人のゼロ太郎です。

2020年3月15日（日）に行われる「フィリーズレビュー2020」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で54回目を迎える「フィリーズレビュー」は阪神芝1400Mで行われる３歳牝馬限定のＧ２重賞です。
桜花賞のトライアルレースということで、３着までに優先出走権が与えられます。
過去10年の勝ち馬からは桜花賞馬は出ていませんが、2013年の勝ち馬メイショウマンボは後にオークス、秋華賞、エリザベス女王杯を勝ち、2015年の勝ち馬クイーンズリングは後にエリザベス女王杯を勝ち、有馬記念で２着に入っています。
過去10年の１番人気馬の戦績は2-3-0-5、勝率20%、連対率50%、複勝率50%ということで、１番人気馬の信頼度は今一つという感じとなっています。

フィリーズレビュー2020 出走予定馬

登録馬は以下の26頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ヤマカツマーメイド

戦績6戦2勝 栗東・池添兼雄

父ロードカナロア　母父グラスワンダー

前走は阪神ＪＦ（Ｇ１）に出走し、７番人気５着。
その前走の阪神ＪＦでは勝ったレシステンシアには大きく離されたが、２着馬のマルターズディオサとは0.4秒差とそれほどの差は付いていない。
今回は相手関係がかなり楽になっているのと、距離短縮で前進はかなり期待出来そうか。

ケープコッド

戦績5戦3勝 美浦・高柳瑞樹

父ダイワメジャー　母父Elusive Quality

前走は中山芝1200MのクリスマスローズＳ（オープン）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
既に３勝しているが全て1200Mで今回距離が1400Mに延びる点は微妙とも言える。
しかし、コノ馬はゴドルフィンの馬で馬体はかなり良いので、人気次第で印の評価を決める感じになりそう。

アヌラーダプラ

戦績3戦2勝 美浦・萩原清

父キングカメハメハ　母父Rahy

前走はフェアリーＳ（Ｇ３）に出走し、１番人気に推されたが結果は６着止まり。
その前走のフェブラリーステークスは直線大外に持ち出して伸びかけたが、坂上でパッタリと脚が止まったようにみえた。
本質的には1400M以下のほうが合っていそうなので、距離短縮となる今回は巻き返す可能性はかなりありそう。

カリオストロ

戦績5戦2勝 栗東・加用正

父エイシンフラッシュ　母父フジキセキ

前走は阪神芝1400Mの万両賞（１勝クラス）に出走し、２番人気だったが見事１着。
その前走の万両賞は開幕週の馬場だったとは言え勝ちタイムが1分20秒4のレコードタイムで、２着馬に５馬身差を付ける圧勝だった。
スンナリ先行出来ないと脆い面もある感じだが、先手を獲れたときはかなりやれそうな感じはする。

ヒメノカリス

戦績2戦1勝 栗東・池江泰寿

父ディープインパクト　母父Essence of Dubai

前走は京都芝1600Mの未勝利戦に出走し、１番人気に応えて見事１着。
その前走の未勝利戦は勝ち時計は平凡も２着馬に３馬身半差を付けるなかなかの好内容だった。
兄に皐月賞（Ｇ１）と大阪杯（Ｇ１）を勝ったアルアインがおり、素質自体はかなり高そうでこれから強くなりそうな雰囲気もある。
コノ馬は人気次第で印の評価を決めることになるか。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、属性は地味だがこれまでそれなりの地力はみせており、世代第２グループぐらいにいる存在だとみている。
今回は条件が好転するので、今回のメンバーレベルなら十分勝ち負けになる。

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