競馬新聞ゼロ管理人のゼロ太郎です。
2020年3月29日(日)に行われる「高松宮記念2020」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で50回目を迎える「高松宮記念」は中京芝1200Mで行われる古馬のG1レースです。
春のスプリント王決定戦として行われるG1レースですが、同時に春のG1シリーズの開幕戦という感じのレースでもあります。
元々は高松宮杯というレース名で芝2000Mで行われていましたが、1996年にG1に格上げされ芝1200Mで行われるようになっています。
意外に連覇の少ないレースで、過去に連覇を達成しているのは2010年と2011年に勝ったキンシャサノキセキ1頭だけとなっています。昨年はミスターメロディが勝ちましたが、そのミスターメロディは今年はドバイのアルクォーツスプリントに出走予定となっています。
過去10年の1番人気馬の戦績は3-0-3-4、勝率30%、連対率30%、複勝率60%ということで、勝率と複勝率は悪くないものの連対率が低く1番人気馬の信頼度は微妙と言えるかと思います。
高松宮記念2020 出走予定馬
登録馬は以下の25頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アイラブテーラー | 牝4 | 55 | (栗)河内洋 |
アウィルアウェイ | 牝4 | 55 | (栗)高野友和 |
キングハート | 牡7 | 57 | (美)星野忍 |
クリノガウディー | 牡4 | 57 | (栗)藤沢則雄 |
グランアレグリア | 牝4 | 55 | (美)藤沢和雄 |
グルーヴィット | 牡4 | 57 | (栗)松永幹夫 |
ゴールドクイーン | 牝5 | 55 | (栗)坂口智康 |
シヴァージ | 牡5 | 57 | (栗)野中賢二 |
ステルヴィオ | 牡5 | 57 | (美)木村哲也 |
セイウンコウセイ | 牡7 | 57 | (美)上原博之 |
ソウルスターリング | 牝6 | 55 | (美)藤沢和雄 |
タワーオブロンドン | 牡5 | 57 | (美)藤沢和雄 |
ダイアトニック | 牡5 | 57 | (栗)安田隆行 |
ダイメイプリンセス | 牝7 | 55 | (栗)森田直行 |
ダノンスマッシュ | 牡5 | 57 | (栗)安田隆行 |
ティーハーフ | 牡10 | 57 | (栗)西浦勝一 |
ナインテイルズ | 牡9 | 57 | (栗)長谷川浩 |
ナックビーナス | 牝7 | 55 | (美)杉浦宏昭 |
ナランフレグ | 牡4 | 57 | (美)宗像義忠 |
ノームコア | 牝5 | 55 | (美)萩原清 |
ミスターメロディ | 牡5 | 57 | (栗)藤原英昭 |
モズアスコット | 牡6 | 57 | (栗)矢作芳人 |
モズスーパーフレア | 牝5 | 55 | (栗)音無秀孝 |
ライトオンキュー | 牡5 | 57 | (栗)昆貢 |
ラブカンプー | 牝5 | 55 | (栗)森田直行 |
予想オッズ
1 | ダノンスマッシュ | 3.0 |
2 | タワーオブロンドン | 3.3 |
3 | グランアレグリア | 3.9 |
4 | ノームコア | 6.8 |
5 | アウィルアウェイ | 14.3 |
6 | ダイアトニック | 17.8 |
7 | モズスーパーフレア | 23.0 |
8 | ナックビーナス | 31.8 |
9 | アイラブテーラー | 38.2 |
予想オッズ上位人気馬の見解
ダノンスマッシュ
戦績16戦7勝 栗東・安田隆行
父ロードカナロア 母父Hard Spun
前走はオーシャンS(G3)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
その前走は斤量面の有利さ等を重視して軸に推したが、期待以上の走りで応えてくれた。
しかしながら、本番である今回となる話は別で、結局は4戦未勝利の左回りがどうしてもネックとなる。
昨年は4着だったが、メンバーレベルは確実に昨年よりも上がっているので、そう簡単には悲願のG1制覇には届かないとみている。
タワーオブロンドン
戦績15戦7勝 美浦・藤沢和雄
父Raven’s Pass 母父Dalakhani
コノ馬も前走はオーシャンS(G3)に出走し、2番人気3着。
その前走は如何にも叩き台という感じの仕上げでレース振りも絶好調時の活力がみられなかった。
しかし、今回は型通り良化して条件も好転するので、当然ながら巻き返し必至という感じなる筈。
グランアレグリア
戦績6戦4勝 美浦・藤沢和雄
父ディープインパクト 母父Tapit
前走は阪神C(G2)に出走し、1番人気応えて見事1着。
その前走は2着馬のフィアーノロマーノに5馬身差を付ける圧勝劇でコノ馬の非凡なスピード性能を見せつけている。
さらに距離短縮となる芝1200Mは初距離となるが、恐らく追走に手間取るようなことはない筈で、ここでG1レース2勝目を手にする可能性は十分あると思える。
ノームコア
戦績11戦5勝 美浦・萩原清
父ハービンジャー 母父クロフネ
前走は香港マイル(G1)に出走し、10頭立ての4着となっている。
昨年春にヴィクトリアマイル(G1)を驚異のレコードタイムで勝った馬だが、その後も秋に富士S(G3)を快勝している。
今回は一気の400Mの距離短縮となる点がカギだが、追走に手間取る可能性はあるかも知れない。
コノ馬に関しては思っていたよりも人気になるようなら敢えて軽視するかも知れない。
アウィルアウェイ
戦績10戦4勝 栗東・高野友和
父ジャスタウェイ 母父キングカメハメハ
前走はシルクロードS(G3)に出走し、3番人気だったが見事1着。これがコノ馬にとっての初重賞制覇となる。
その前走はある程度時計のかかる馬場で道中は後方のポジションだったが、直線は豪快な差し脚を繰り出していた。
使う毎に着実にパフォーマンスを上げてきており、この路線ではかなり上のレベルまで到達している印象を受ける。
相手関係は上がるものの、勢いで上位に食い込むことは可能と思える。
ダイアトニック
戦績14戦6勝 栗東・安田隆行
父ロードカナロア 母父サンデーサイレンス
前走は阪急杯(G3)に出走し、1番人気に推されたが結果は2着に入線しながら3着降着。
その前走はゴール直前でフィアーノロマーノの進路を妨害した形となり残念な結果に終わったがレース内容自体はコノ馬なりの良い内容だった。
今回は初の1200M戦となるが、追走スピード的には問題ないと思うので十分戦える素養はあると思える。
モズスーパーフレア
戦績19戦6勝 栗東・音無秀孝
父Speightstown 母父Belong to Me
前走はシルクロードS(G3)に出走し、2番人気4着。
その前走はいつものように果敢にハナを切って逃げたが直線は粘り切れずという内容だった。
昨年のこのレースも果敢にハナを切って逃げたが直線は馬群に早めに沈んで15着に大敗しており、今年もこのメンバーレベルだと苦戦は必至か。
ナックビーナス
戦績37戦8勝 美浦・杉浦宏昭
父ダイワメジャー 母父More Than Ready
前走はオーシャンS(G3)に出走し、3番人気だったがタワーオブロンドンに先着する2着に好走している。
このレースは昨年は14着に大敗しているが、一昨年は3着に好走している。
既に7歳の牝馬ながら今がピークとも思えるデキにある。
しかしながら、今年のメンバーレベルは過去2年と比べてもかなり上がっているので、さすがに厳しいレースになる気がする。
アイラブテーラー
戦績7戦5勝 栗東・河内洋
父トーセンラー 母父ダンスインザダーク
前走は京都芝1200Mの淀短距離S(L)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
2走前の京阪杯(G3)では勝負処でファンタジストが故障落馬した影響をモロに受けながらも直線で猛然と盛り返しての2着は高く評価出来る。
まだ重賞勝ちがなく格下感は否めないが未知の魅力に溢れており、最大の惑星はコノ馬のような気がしてならない。
現時点での狙い馬候補
コノ馬、スピード性能抜群にも関わらず自在性も兼ね備えている。
この路線の強力メンバーが相手ではあるが、圧勝する可能性も十分ある。
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