競馬新聞ゼロ管理人のゼロ太郎です。
2020年6月28日(日)に行われる「宝塚記念2020」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で61回目を迎える「宝塚記念」は阪神芝2200Mで行われる3歳以上のG1レースです。
暮れに行われる有馬記念と同じく、ファン投票によって出走馬が決められるレースで、上半期のグランプリレースと呼ばれています。
歴代の優勝馬の名前を見渡すと、この宝塚記念が初のG1勝ちという馬が多いという印象があり、最近で言うとエイシンデピュティ、ナカヤマフェスタ、アーネストリー、ラブリーデイ、ミッキーロケットなどもそれに該当すると思います。
過去10年の1番人気馬の戦績は2-4-1-3、勝率20%、連対率60%、複勝率70%ということで、勝率はやや低いものの1番人気馬の信頼度は平均的と言えるかと思います。
宝塚記念2020 出走予定馬
登録馬は以下の18頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アドマイヤアルバ | セ5 | 58 | (栗)須貝尚介 |
アフリカンゴールド | セ5 | 58 | (栗)西園正都 |
カデナ | 牡6 | 58 | (栗)中竹和也 |
キセキ | 牡6 | 58 | (栗)角居勝彦 |
クロノジェネシス | 牝4 | 56 | (栗)斉藤崇史 |
グローリーヴェイズ | 牡5 | 58 | (美)尾関知人 |
サートゥルナーリア | 牡4 | 58 | (栗)角居勝彦 |
スティッフェリオ | 牡6 | 58 | (栗)音無秀孝 |
ダンビュライト | セ6 | 58 | (栗)音無秀孝 |
トーセンカンビーナ | 牡4 | 58 | (栗)角居勝彦 |
トーセンスーリヤ | 牡5 | 58 | (美)小野次郎 |
ブラストワンピース | 牡5 | 58 | (美)大竹正博 |
ペルシアンナイト | 牡6 | 58 | (栗)池江泰寿 |
メイショウテンゲン | 牡4 | 58 | (栗)池添兼雄 |
モズベッロ | 牡4 | 58 | (栗)森田直行 |
ラッキーライラック | 牝5 | 56 | (栗)松永幹夫 |
レッドジェニアル | 牡4 | 58 | (栗)高橋義忠 |
ワグネリアン | 牡5 | 58 | (栗)友道康夫 |
予想オッズ
1 | サートゥルナーリア | 3.1 |
2 | ラッキーライラック | 3.7 |
3 | クロノジェネシス | 4.4 |
4 | グローリーヴェイズ | 8.6 |
5 | ブラストワンピース | 9.4 |
6 | スティッフェリオ | 14.7 |
7 | ワグネリアン | 20.8 |
8 | キセキ | 31.4 |
予想オッズ上位人気馬の見解
サートゥルナーリア
戦績9戦6勝 栗東・角居勝彦
父ロードカナロア 母父スペシャルウィーク
前走は金鯱賞(G2)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
昨年の3歳時は皐月賞(G1)を制し、暮れの有馬記念(G1)も2着に好走し現4歳世代ではナンバーワンとも言える。
ダービーと天皇賞(秋)で凡走したことから左回りが苦手な感じだったが前走でそれも克服している。
今回は元々得意な右回りで距離的にもベストに近い条件なので今回のメンバー相手でも有力なのは間違いないところか。
ラッキーライラック
戦績15戦6勝 栗東・松永幹夫
父オルフェーヴル 母父Flower Alley
前走は大阪杯(G1)に出走し、2番人気だったが見事1着。
2歳時から活躍しチューリップ賞(G2)勝ちまでデビュー4連勝した馬だが、3歳牝馬三冠レースは同期のアーモンドアイの前に苦杯を舐めることになってしまっていた。
古馬になってから微妙なレースが多くなっていたが4走前のエリザベス女王杯(G1)でスミヨン騎手が騎乗して激走勝ちしてから完全に再浮上モードに入っている。
今回の条件もベストに近いのでコノ馬も有力なのは間違いないところか。
クロノジェネシス
戦績10戦5勝 栗東・斎藤崇史
父バゴ 母父クロフネ
コノ馬も前走は大阪杯(G1)に出走し、4番人気2着。
昨年の3歳時は桜花賞(G1)3着、オークス(G1)3着と春はもう一押しという感じだったが、秋に秋華賞(G1)を勝ち待望のG1勝ちを収めている。
馬券を外したのがエリザベス女王杯(G1)の5着だけで掲示板は未だに外したことがなくどんな相手でも上位争い出来るところは高く評価出来る。
今回さらにメンバーレベルが上がることになるが、それでも上位に食らいつくことは可能と思える。
グローリーヴェイズ
戦績10戦4勝 美浦・尾関知人
父ディープインパクト 母父スウェプトオーヴァーボード
前走は香港に遠征し香港ヴァーズ(G1)に出走し、それほど人気はなかったが12頭立てのレースで見事1着。
これがコノ馬にとっての初G1勝ちだがそれを海外G1レースで飾っている。
国内では昨年の日経新春杯(G2)勝ちと天皇賞(春)でフィエールマンの2着に好走している。
既にかなりの実績がある点は評価できるが、昨年秋に久々だった京都大賞典(G2)で6着に凡走しているのが気になる。
今回も久々でさらに海外遠征明けだということから、思っていたよりも人気になるようなら評価は下げることになりそう。
ブラストワンピース
戦績13戦7勝 美浦・大竹正博
父ハービンジャー 母父キングカメハメハ
前走は大阪杯(G1)に出走し、3番人気7着。
3歳時に有馬記念(G1)を制した馬で、昨年も夏に豪華メンバーだった札幌記念(G2)を勝っている。
現役屈指の実力馬だが、戦績が示す通り典型的なピンかパーの馬で戦績にかなりのムラがある。
前走は流れに乗れずに外々を周るロスの大きいレースだったので負けたとは言え評価的にはそれほど下がることは無く、寧ろ今回人気が落ちるなら敢えて狙うのもアリな気がする。
スティッフェリオ
戦績28戦8勝 栗東・音無秀孝
父ステイゴールド 母父Mtoto
前走は天皇賞・春(G1)に出走し、11番人気という低評価だったが見事2着に好走。
これまで福島記念(G3)、小倉大賞典(G3)、オールカマー(G2)といった重賞を勝っていて、右回りの小回りコースが得意という感じで脚質も逃げ・先行タイプという印象が強かったが、直近では控えて差す競馬で完全に再浮上モードに入った感じがする。
やはりステイゴールド産駒特有の成長力をコノ馬もみせている感じで、この春の好調は本物という感じがする。
今回はコノ馬にとって過去最高レベルのメンバーが相手になるがここでも通用する余地はあると思える。
ワグネリアン
戦績12戦5勝 栗東・友道康夫
父ディープインパクト 母父キングカメハメハ
前走は大阪杯(G1)に出走し、5番人気5着。
3歳時に日本ダービー(G1)を勝ち、その後神戸新聞杯(G2)を勝ったが、その後は大きく崩れてはいないものの気づけば1年半以上勝ち鞍が無い。
どちらかと言うと左回りのほうがパフォーマンスが良いので、もし今回思っていたよりも人気になるようなら軽視する感じになりそう。
キセキ
戦績22戦4勝 栗東・角居勝彦
父ルーラーシップ 母父ディープインパクト
前走は天皇賞・春(G1)に出走し、3番人気6着。
3歳時に菊花賞(G1)を勝ち、その後一時低迷する時期もあったりしたが、
一昨年の4歳秋は天皇賞・秋(G1)3着、ジャパンカップ(G1)2着、昨年春は大阪杯(G1)2着、宝塚記念(G1)2着と勝つまでは至らないもののG1で安定して上位争い出来る地力を示していた。
しかし、昨秋にフランス遠征し、帰国後は案外なレースが続いているのでまたもや低迷期に入ったか、競走馬としてのピークを過ぎてしまった可能性が高い。
そうなると、ここまでのメンバー揃うと苦戦は必至という感じなる。
現時点での狙い馬候補
コノ馬、戦績のムラが大きいものの現役屈指の実力馬であることは事実。
条件的にもプラスに働くとみているので今回は激走する番だとみている。
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