競馬新聞ゼロ管理人のゼロ太郎です。
2020年7月12日(日)に行われる「プロキオンステークス2020」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で25回目を迎える「プロキオンステークス」は今年は阪神ダート1400Mで行われる3歳以上のG3重賞です。
以前は阪神で行われている重賞でしたが、2012年以降は中京で行われるようになってますが、今年は元々五輪開催や京都競馬場改装などの影響で阪神で行われることになっています。
阪神で行われている時代も含め、過去10年の1番人気馬の戦績は2-2-4-2、勝率20%、連対率40%、複勝率80%ということで、勝率がやや低いものの複勝率が高く1番人気馬の信頼度はやや高目のレースと言えるかと思います。
プロキオンステークス2020 出走予定馬
登録馬は以下の22頭となっています。
馬名 | 性齢 | 調教師 |
---|---|---|
アードラー | 牡6 | (栗)音無秀孝 |
エアスピネル | 牡7 | (栗)笹田和秀 |
カフジテイク | 牡8 | (栗)湯窪幸雄 |
サイタスリーレッド | 牡7 | (栗)池添兼雄 |
サクセスエナジー | 牡6 | (栗)北出成人 |
サトノファンタシー | 牡7 | (栗)松田国英 |
サンライズノヴァ | 牡6 | (栗)音無秀孝 |
スマートアヴァロン | 牡8 | (栗)西園正都 |
スマートダンディー | 牡6 | (栗)石橋守 |
ダノンフェイス | 牡7 | (栗)大久保龍 |
デザートストーム | 牡6 | (栗)西浦勝一 |
デュープロセス | 牡4 | (栗)安田隆行 |
トップウイナー | 牡4 | (栗)鈴木孝志 |
ハッピーアワー | 牡4 | (栗)武幸四郎 |
ヒラソール | セ4 | (栗)加用正 |
ヒロブレイブ | 牡7 | (栗)川村禎彦 |
ブルベアイリーデ | 牡4 | (栗)杉山晴紀 |
ミッキーワイルド | 牡5 | (栗)安田隆行 |
ヤマニンアンプリメ | 牝6 | (栗)長谷川浩 |
ラプタス | セ4 | (栗)松永昌博 |
レッドルゼル | 牡4 | (栗)安田隆行 |
ワンダーリーデル | 牡7 | (栗)安田翔伍 |
予想オッズ
1 | サクセスエナジー | 3.3 |
2 | ラプタス | 3.9 |
3 | サンライズノヴァ | 4.8 |
4 | ヤマニンアンプリメ | 5.5 |
5 | デュープロセス | 9.5 |
6 | ミッキーワイルド | 11.8 |
予想オッズ上位人気馬の見解
サクセスエナジー
戦績27戦11勝 栗東・北出成人
父キンシャサノキセキ 母父ジャングルポケット
前走は京都ダート1400Mの栗東S(L)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
6歳になったがここ最近の充実ぶりは素晴らしく、直近の2戦は59キロと58キロで勝っている。
このレースは一昨年4着、昨年9着と結果が出てないが現在の充実ぶりなら今年はかなりやれそうな気がする。
ラプタス
戦績10戦6勝 栗東・松永昌博
父ディープブリランテ 母父ボストンハーバー
前走はダートグレードレースの名古屋のかきつばた記念(G3)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
デビューから3戦は芝を使って勝てなかったが、4戦目からダートを使いそこから7戦6勝と勢いに乗っている。
直近の2戦は深いダートの地方競馬のダートグレードを逃げ勝っているが、唯一ダートで負けたのが東京ダート1400MのバレンタインS(8着)なので中央の時計の速いダートがどうかという不安もある。
ゆえに思っていたよりも人気になるようなら敢えて軽視するのもアリという気がする。
サンライズノヴァ
戦績27戦8勝 栗東・音無秀孝
父ゴールドアリュール 母父サンダーガルチ
前走はダートグレードレースの船橋のかしわ記念(G1)に出走し、3番人気3着。
2走前のフェブラリーS(G1)でも3着に好走しており、一時の不調は抜けた感が強い。
しかしながら、現在の感じだと1400Mは追走に苦労しそうな気がするので、直線で何処まで追い込めるかは微妙な感じがする。
ヤマニンアンプリメ
戦績30戦9勝 栗東・長谷川浩大
父シニスターミニスター 母父サンデーサイレンス
前走はダートグレードレースの大井の東京スプリント(G3)に出走し、2番人気だったが結果は8着。
昨年の浦和で行われたJBCレディスクラシック(G1)を勝った馬で、同日に行われたJBCスプリントよりも速いタイムで制している。
昨年の充実ぶりは凄かったが久々だった前走で案外過ぎる結果だったので、一度叩いただけで昨年の調子に戻るかは微妙な感じもする。
ゆえに、思っていたよりも人気になるようなら敢えて軽視するかも知れない。
デュープロセス
戦績10戦5勝 栗東・安田隆行
父Daiwa Major 母父New Approach
前走はダートグレードレースの高知の黒船賞(G3)に出走し、3番人気だったが10着大敗。
昨年の3歳時にユニコーンS(G3)で2着となった実力馬で、2走前は園田の兵庫GT(G3)も勝っている。
昨年後半からは戦績にムラがあるが、地力があるのは間違いなさそうなので、スンナリ流れに乗れるかが好走のカギとなりそう。
どちらにしても、思っていたよりも人気にならなければ印は拾うことになるか。
ミッキーワイルド
戦績18戦5勝 栗東・安田隆行
父ロードカナロア 母父ファルブラヴ
前走は東京ダート1400Mの欅S(オープン)に出走し、1番人気に推されたが結果はアタマ差の惜しい2着。
昨年のこのレースを2着に好走し、昨秋には霜月S(オープン)を勝ったが、年が明けて根岸S(G3)、フェブラリーS(G1)、京葉S(L)と案外な走りが続いていたが、前走の明らかな復調気配となっている。
左回りのほうが良さそうなので、今年は阪神コースでやるのが微妙だが、それほど人気にならないようなら印は拾ったほうが良さそうか。
現時点での狙い馬候補
コノ馬、この馬齢にして生涯最高の状態にあるようで、今が充実の時。
人気になるのは間違い無いが、今回のメンバーでアテになるのはコノ馬ぐらいか。
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