競馬新聞ゼロ管理人のゼロ太郎です。
2020年10月17日(土)に行われる「府中牝馬ステークス2020」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で68回目を迎える「府中牝馬ステークス」は東京芝1800Mで行われる3歳以上牝馬限定のG2重賞です。
エリザベス女王杯やマイルCSを見据えた牝馬が出走するレースですが、これまで何度かレース名や施行条件が変更となっており、1996年に1600Mから1800Mになり、2011年にG3からG2に格上げとなっています。
昨年の勝ち馬スカーレットカラーは次走のエリザベス女王杯で7着でしたが、一昨年の勝ち馬ディアドラは次走の香港Cで2着、一昨年の勝ち馬クロコスミアは次走のエリザベス女王杯で2着、3年前の勝ち馬クイーンズリングは次走のエリザベス女王杯を勝っており、最近の勝ち馬は次走でかなり活躍する傾向となっています。
過去10年の1番人気馬の戦績は1-3-2-4、勝率10%、連対率40%、複勝率60%ということで、意外にも勝率が低く、1番人気馬の信頼度は今ひとつのレースとなっています。
府中牝馬ステークス2020 出走予定馬
登録馬は以下の10頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
サムシングジャスト | 牝4 | 54 | (栗)松田国英 |
サラキア | 牝5 | 54 | (栗)池添学 |
シゲルピンクダイヤ | 牝4 | 54 | (栗)渡辺薫彦 |
シャドウディーヴァ | 牝4 | 54 | (美)斎藤誠 |
ダノンファンタジー | 牝4 | 54 | (栗)中内田充 |
トロワゼトワル | 牝5 | 54 | (栗)安田隆行 |
フェアリーポルカ | 牝4 | 54 | (栗)西村真幸 |
ラヴズオンリーユー | 牝4 | 55 | (栗)矢作芳人 |
レッドアステル | 牝4 | 54 | (美)国枝栄 |
レッドベルローズ | 牝5 | 54 | (美)鹿戸雄一 |
予想オッズ
1 | ラヴズオンリーユー | 2.8 |
2 | ダノンファンタジー | 3.7 |
3 | トロワゼトワル | 6.3 |
4 | サラキア | 8.1 |
5 | フェアリーポルカ | 8.4 |
6 | シゲルピンクダイヤ | 12.7 |
予想オッズ上位人気馬の見解
ラヴズオンリーユー
戦績7戦4勝 栗東・矢作芳人
父ディープインパクト 母父Storm Cat
前走は鳴尾記念(G3)に出走し、1番人気に推されたが結果は2着。
デビュー4連勝でオークス(G1)を勝った馬だが、その後は1年以上勝ち鞍がない。
やや頭打ちにもみえなくはないが、順調さを欠いていた面が大きいので、今回はオークス馬の真価が問われるレースとなりそう。
人気になると思うが、過信は禁物という感じがするので、思っていた以上の人気になるようなら敢えて評価を下げるかも知れない。
ダノンファンタジー
戦績11戦5勝 栗東・中内田光正
父ディープインパクト 母父Not For Sale
前走はヴィクトリアマイル(G1)に出走し、6番人気5着。
2歳時に阪神JF(G1)を勝ち、明け3歳初戦にチューリップ賞(G2)を勝った馬だが、結局3歳牝馬三冠レースは全て馬券圏外となってしまった。
古馬との対戦となってから案外な結果が続いているので成長力が疑問だが、牝馬同士のG2なら地力上位なのは間違いないか。
トロワゼトワル
戦績20戦6勝 栗東・安田隆行
父ロードカナロア 母父ハーツクライ
前走は京成杯AH(G3)に出走し、4番人気だったが見事1着。
これで京成杯AHを連覇したことになる。
これまではスンナリとハナに行けないと脆い印象があったが、前走は番手に控える競馬ながら直線もしぶとく伸びて勝つというここ最近は見られない内容だった。
初となる1800Mの距離がカギとなるが、高速馬場の府中なら楽にハナに行ければ持ちこたえる可能性は十分ありそうな気がする。
サラキア
戦績17戦3勝 栗東・池添学
父ディープインパクト 母父Lomitas
前走は小倉芝1800Mの小倉日経オープン(オープン)に出走し、3番人気だったが見事1着。
これまで重賞の2着が2回あったが、オープン格以上のレースは前走が初の勝ち鞍となる。
重賞ではワンパンチ以上足りない印象だが、前走の勝ち鞍で再浮上のキッカケを掴んだ可能性があるので、人気になり過ぎなければ印は拾うかも知れない。
フェアリーポルカ
戦績11戦4勝 栗東・西村真幸
父ルーラーシップ 母父アグネスタキオン
前走はクイーンS(G3)に出走し、2番人気だったが結果は6着。
3走前に中山牝馬S(G3)、2走前に福島牝馬S(G3)を勝っている。
右回りの小回りコースが得意という印象なので、時計勝負の府中は微妙な感じがする。
コノ馬に関しては思っていた以上に人気になるようなら敢えて割り引くかも知れない。
シゲルピンクダイヤ
戦績12戦1勝 栗東・渡辺薫彦
父ダイワメジャー 母父High Chaparral
前走は京成杯AH(G3)に出走し、5番人気5着。
3歳春にチューリップ賞(G2)と桜花賞(G1)で2着の実績があり、その後も秋華賞(G3)、ターコイズS(G3)3着と随所に地力の高さを示している。
今年になってから案外なレースが続いているが、嵌ったときの爆発力はここでも通用すると思えるので、思っていたよりも人気にならなければ印は拾うかも知れない。
現時点での狙い馬候補
コノ馬、春は案外な結果に終わったようにみえるが、未だ言い訳が出来る内容だったとも言える。
牝馬同士なら地力上位は明らかなので、ここで復活の勝利がかなり期待出来るとみている。
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