競馬新聞ゼロ管理人のゼロ太郎です。
2020年11月1日(日)に行われる「天皇賞(秋)2020」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今回が第162回となる「天皇賞(秋)」は東京芝2000Mで行われる3歳以上のG1レースです。
この天皇賞(秋)、11月のジャパンカップ、12月の有馬記念の3つのG1レースが秋のG1シリーズの王道路線と言われており、この秋の王道路線を3つとも制したのは2000年のテイエムオペラオーと2004年のゼンノロブロイの2頭しかいません。ここ最近は超一流馬が秋に王道路線の3つのレースを全部使うケースは稀ですので、今後はこのような馬は出てこないかも知れません。
過去10年の1番人気馬の戦績は5-2-1-2、勝率50%、連対率70%、複勝率80%ということで、1番人気馬の信頼度はかなり高いレースとなっています。
天皇賞(秋)2020 出走予定馬
登録馬は以下の12頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アーモンドアイ | 牝5 | 56 | (美)国枝栄 |
ウインブライト | 牡6 | 58 | (美)畠山吉宏 |
カデナ | 牡6 | 58 | (栗)中竹和也 |
キセキ | 牡6 | 58 | (栗)角居勝彦 |
クロノジェネシス | 牝4 | 56 | (栗)斉藤崇史 |
ジナンボー | 牡5 | 58 | (美)堀宣行 |
スカーレットカラー | 牝5 | 56 | (栗)高橋亮 |
ダイワキャグニー | セ6 | 58 | (美)菊沢隆徳 |
ダノンキングリー | 牡4 | 58 | (美)萩原清 |
ダノンプレミアム | 牡5 | 58 | (栗)中内田充 |
フィエールマン | 牡5 | 58 | (美)手塚貴久 |
ブラストワンピース | 牡5 | 58 | (美)大竹正博 |
予想オッズ
1 | アーモンドアイ | 2.2 |
2 | クロノジェネシス | 3.2 |
3 | キセキ | 9.4 |
4 | フィエールマン | 11.3 |
5 | ダノンキングリー | 14.6 |
6 | ダノンプレミアム | 18.4 |
7 | ブラストワンピース | 27.8 |
予想オッズ上位人気馬の見解
アーモンドアイ
戦績13戦9勝 美浦・国枝栄
父ロードカナロア 母父サンデーサイレンス
前走は安田記念(G1)に出走し、1番人気に推されたが結果は2着。
2走前のヴィクトリアマイル(G1)を大楽勝し、前走は史上初の芝G1レース8勝目が掛かっていたが、グランアレグリアには完敗という結果に終わった。
前走の前の時点では牡牝通じて現役最強という評価だったと思うが、現時点では微妙な気がしないでもない。
久々のほうが寧ろ走るタイプという感じなのでその点の不安は無いが、常識的にはそろそろ下降線を辿り始めても不思議はないので、過信は禁物という気がする。
クロノジェネシス
戦績11戦6勝 栗東・斎藤崇史
父バゴ 母父クロフネ
前走は宝塚記念(G1)に出走し、2番人気だったが見事1着。
その前走はかなり強い内容で圧勝しており、2着馬のキセキに6馬身差付けたが、その2着のキセキも3着馬に5馬身差を付けているので、前走はとてつもないパフォーマンスだったと思える。
今年になってから急激に強くなっており、半姉のノームコアもそうだが古馬になってからの成長力はかなりのレベルにある。
アーモンドアイとは初対戦となるが、ガチンコで勝てるレベルになっている可能性もあるので、ここで世代交代を告げる可能性があるかも知れない。
キセキ
戦績24戦4勝 栗東・角居勝彦
父ルーラーシップ 母父ディープインパクト
前走は京都大賞典(G2)に出走し、1番人気に推されたが結果は2着。
3年前の3歳秋に菊花賞(G1)勝って以来3年近く勝ち鞍が無いが、その間も何度もG1レースで好走しており、地力の高さは現役ではトップグループにいるのは間違いない。
ムラが大きい戦績でそれほど人気にはなり辛くなっており、妙味自体はかなり高くなりそうなので今回も印は入れることになりそうか。
フィエールマン
戦績10戦5勝 美浦・手塚貴久
父ディープインパクト 母父Green Tune
前走は天皇賞・春(G1)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
秋初戦はオールカマー(G2)に出る予定が調整が間に合わず、今回が秋初戦となる。
G1レース挙げている3勝は全て3000M以上なので2000Mの時計勝負に対応出来るかがカギとなるが、消耗戦になれば浮上してくる可能性はありそう。
もし、人気の盲点になるようなら印は入れても良い気がする。
ダノンキングリー
戦績10戦5勝 美浦・萩原清
父ディープインパクト 母父Storm Cat
前走は安田記念(G1)に出走し、5番人気7着。
3歳春は皐月賞(G1)3着、日本ダービー(G1)2着とあと一歩のところでクラシック制覇を逃している。
2走前の大阪杯(G1)で1番人気に推されて3着と評価自体はG1馬に匹敵するものがあるが、結局のところ古馬とのG1ではワンパンチ不足に陥っているので、もし今回結果が出ないとズルズルと存在感が薄くなりそうな気がするが、それでもここで好走する可能性はそれなりにはあると思える。
ダノンプレミアム
戦績12戦6勝 栗東・中内田充正
父ディープインパクト 母父Intikhab
前走は安田記念(G1)に出走し、4番人気だったが13着大敗。
2歳時に朝日杯FS(G1)を圧勝し、3歳になってからも日本ダービー(G1)で6着に終わった以外は順調だったが、昨年の安田記念(G1)でリズムを崩して16着に大敗してからややジリ貧な成績となっている気がする。
久々は苦にしないタイプだが、古馬になってから大きく成長したイメージが無いので、今回のメンバーに入るとあまり新鮮味がなく存在感は薄くなっている気がする。
しかし、それでもここで好走する可能性は多少なりともあると思えるので、人気次第で印は入れることになりそうか。
ブラストワンピース
戦績14戦7勝 美浦・大竹正博
父ハービンジャー 母父キングカメハメハ
前走は宝塚記念(G1)に出走し、4番人気だったが16着に大敗。
一昨年の3歳暮れに有馬記念(G1)を勝った現役屈指の実力馬だがとにかくムラが大きく、戦績が示す通り典型的なピンかパーという馬になっている。
恐らく、秋の目標はこの先となりそうなのと、斤量58キロ以上での好走例が全くないので、ここは期待しないほうが良い気がする。
現時点での狙い馬候補
コノ馬、古馬になってからの成長力は驚異的。
現時点では中距離路線で現役古馬最強となっている可能性が高く、ここでそれを証明するとみている。
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