競馬新聞ゼロ管理人のゼロ太郎です。
2020年12月6日(日)に行われる「チャンピオンズカップ2020」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で21回目となる「チャンピオンズカップ」は中京ダート1800Mで行われる3歳以上のG1レースです。
2000年に前身となる日本初のダート国際招待競走「ジャパンカップダート(東京ダート2100M)」として始まったレースですが、2014年から現在の名称と施行条件に変更となっています。
実質的に今年のダートナンバーワンホースを決めるレースとなっており、このレースの勝ち馬がほとんどの年で最優秀ダートホースに輝いています。
チャンピオンズカップになってからの過去6年の1番人気馬の戦績は1-3-0-2、勝率16%、連対率66%、複勝率66%ということで、勝率がやや低いものの1番人気馬の信頼度としては標準的な感じとなっています。
チャンピオンズカップ2020 出走予定馬
登録馬は以下の18頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アナザートゥルース | セ6 | 57 | (美)高木登 |
アルクトス | 牡5 | 57 | (美)栗田徹 |
インティ | 牡6 | 57 | (栗)野中賢二 |
エアアルマス | 牡5 | 57 | (栗)池添学 |
エアスピネル | 牡7 | 57 | (栗)笹田和秀 |
カフェファラオ | 牡3 | 56 | (美)堀宣行 |
クリソベリル | 牡4 | 57 | (栗)音無秀孝 |
クリンチャー | 牡6 | 57 | (栗)宮本博 |
ゴールドドリーム | 牡7 | 57 | (栗)平田修 |
サトノギャロス | 牡4 | 57 | (栗)西園正都 |
サトノティターン | 牡7 | 57 | (美)堀宣行 |
サンライズノヴァ | 牡6 | 57 | (栗)音無秀孝 |
タイムフライヤー | 牡5 | 57 | (栗)松田国英 |
チュウワウィザード | 牡5 | 57 | (栗)大久保龍 |
デュードヴァン | 牡3 | 56 | (美)加藤征弘 |
メイショウワザシ | 牡5 | 57 | (栗)南井克巳 |
モズアスコット | 牡6 | 57 | (栗)矢作芳人 |
ヨシオ | 牡7 | 57 | (栗)森秀行 |
予想オッズ
1 | クリソベリル | 1.7 |
2 | カフェファラオ | 6.8 |
3 | サンライズノヴァ | 10.4 |
4 | アルクトス | 13.1 |
5 | クリンチャー | 22.3 |
6 | ゴールドドリーム | 26.5 |
7 | チュウワウィザード | 33.0 |
8 | モズアスコット | 41.5 |
予想オッズ上位人気馬の見解
クリソベリル
戦績9戦8勝 栗東・音無秀孝
父ゴールドアリュール 母父エルコンドルパサー
前走は大井で行われたJBCクラシック(G1)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
これまで国内8戦8勝と無敗を誇っており、これまで昨年の大井のJDD(G1)、チャンピオンズC(G1)、今年の大井の帝王賞(G1)、そして前走のJBCクラシック(G1)と既にG1を4勝もしており、ダート路線の史上最強馬に向けて驀進中という感じがする。
ここも勝負付けが済んだ馬ばかりなので、不利さえなければ勝つのは当たり前という感じがする。
カフェファラオ
戦績5戦4勝 美浦・堀宣行
父American Pharoah 母父More Than Ready
前走はシリウスS(G3)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
デビューから3戦3勝でユニコーンS(G3)を制し、4戦目の大井のJDD(G1)は圧倒的に1番人気になったが、思わぬ7着大敗。
前走も勝つには勝ったが、メンバーレベルがそれほどではなかったのと、54キロという斤量面の恩恵も大きかった。
クリソベリルと勝負付けが済んでいない唯一の馬という感じで売れると思うが、人気になり過ぎるようなら敢えて軽視することになりそう。
サンライズノヴァ
戦績30戦10勝 栗東・音無秀孝
父ゴールドアリュール 母父サンダーガルチ
前走は武蔵野S(G3)に出走し、3番人気だったが見事1着で、このレースを2年振りに制している。
昨年の盛岡のマイルCS南部杯(G1)を勝っており、現時点で重賞を5勝している。
しかし、1800Mの距離はやはりコノ馬には少し長いと思えるので、思っていたよりも人気になっていたら少し割り引きたい。
アルクトス
戦績17戦8勝 美浦・栗田徹
父アドマイヤオーラ 母父シンボリクリスエス
前走は盛岡のマイルCS南部杯(G1)に出走し、6番人気だったが見事1着。
その前走の勝ちタイムがダート1600Mの日本レコードということで、クロフネの偉大な記録を塗り替えたことになる。
これまで重賞は2勝しているが、1800Mの距離はこれまで2回走って馬券圏内がないので距離はやはり長いと言わざるを得ない。
コノ馬も思っていたよりも人気になっていたら割り引くことになりそう。
クリンチャー
戦績25戦4勝 栗東・宮本博
父ディープスカイ 母父ブライアンズタイム
前走はみやこS(G3)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
芝では重賞(京都記念G2)を勝っていたが、ついにダートでも重賞をを勝ったことになる。
前走はG3でもかなり骨っぽいメンバーだったので、そこで2着馬に3馬身差を付けたのは評価出来る。
但し、前走は目イチだったのは否めないので、今回はどれだけ調子をキープ出来ているかがカギとなりそう。
ゴールドドリーム
戦績26戦9勝 栗東・平田修
父ゴールドアリュール 母父フレンチデピュティ
前走は盛岡のマイルCS南部杯(G1)に出走し、3番人気6着。
これまでダートG1レース5勝、2着5回、3着2回という一時代を築いた馬だが、さすがに7歳になって衰えは否めない。
今回に向けてどれだけ仕上げてきているかによるが、目イチならまだ上位に食い込む可能性はそれなりにあると思える。
チュウワウィザード
戦績17戦9勝 栗東・大久保龍志
父キングカメハメハ 母父デュランダル
前走は大井のJBCクラシック(G1)に出走し、3番人気3着。
前走はクリソベリルとオメガパフュームに完敗という形だったが、久々としては悪くない内容だった。
叩いてよくなるタイプで、これまで着外になったのが昨年のこのレースの4着ということで、これまで17戦して掲示板を外したことがない。
タフなレースになれば確実に浮上してくるので、今回はまさにそのようなレースになりそうな気がする。
モズアスコット
戦績25戦7勝 栗東・矢作芳人
父Frankel 母父Hennessy
前走は武蔵野S(G3)に出走し、2番人気だったが結果は7着。
2年前の安田記念(G1)で芝のG1レースを勝ち、今年のフェブラリーS(G1)を勝って芝とダートでG1を勝っている。
フェブラリーSを勝ったあとのレースは少し案外な結果が多いが、前走などは斤量59キロの影響などもあったと思える。
しかし、1800Mの距離はどう考えてもコノ馬にとって長いと思うので、人気落ちでも印を拾う気にはなれそうにない。
現時点での狙い馬候補
コノ馬、色々な距離やメンバーを相手に走ってきたが一度も崩れたことが無いのは真に強い馬である証。
今回は本質的にはコノ馬のベスト距離ではないかも知れないが、乱戦になりそうな今回はコノ馬が最後に浮上してくるとみている。。
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