【アメリカジョッキークラブカップ2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

競馬新聞ゼロ管理人のゼロ太郎です。

2021年1月24日（日）に行われる「アメリカジョッキークラブカップ2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で62回目を迎える「アメリカジョッキークラブカップ」は中山芝2200Mで行われるＧ２の重賞です。
年によってはＧ１級の馬や有馬記念で好走したような馬が出て来ることも多いレースで、比較的好メンバーが揃うＧ２重賞です。
昨年は2018年の有馬記念を勝ったブラストワンピースが参戦して勝ちましたが、今年はＧ１馬の参戦は無いもののＧ１レースでの好走馬が何頭か出てきています。
過去10年の１番人気馬の戦績は3-3-0-4、勝率30%、連対率60%、複勝率60%ということで、１番人気馬の信頼度は標準的なレースとなっています。

アメリカジョッキークラブカップ2021 出走予定馬

登録馬は以下の17頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

アリストテレス

戦績9戦3勝 栗東・音無秀孝

父エピファネイア　母父ディープインパクト

前走は菊花賞（Ｇ１）に出走し、４番人気だったが２着に好走。
その前走の菊花賞では無敗のクラシック三冠が掛かっていたコントレイルとの大接戦となり、あわや三冠を阻止するかという出色の内容だった。
元々、堅実性のかなり高い馬なので、古馬の一流処との初対戦となるがアッサリ勝っても不思議はないか。

ヴェルトライゼンデ

戦績8戦2勝 栗東・池江泰寿

父ドリームジャーニー　母父Acatenango

前走は菊花賞（Ｇ１）に出走し、２番人気だったが結果は７着。
２歳時にホープフルＳ（Ｇ１）２着、３歳になってスプリングＳ（Ｇ２）２着で皐月賞（Ｇ１）は８着だったが、ダービーは３着に好走している。
この世代のトップグループに近い存在の馬で菊花賞は少し距離が長過ぎた可能性が高く、今回は巻き返しがあっても可笑しくないか。

サトノフラッグ

戦績8戦3勝 美浦・国枝栄

父ディープインパクト　母父キングカメハメハ

前走は菊花賞（Ｇ１）に出走し、５番人気だったが３着に好走。
３歳時の昨年４月に弥生賞（Ｇ２）を勝ったが、皐月賞（Ｇ１）は５着、日本ダービー（Ｇ１）は１１着に終わっていた。
しかしながら、前走の菊花賞（Ｇ１）は後方待機からの直線勝負に徹して３着まで押し上げた内容は思いのほか良かったと思える。
これまで中山芝は2-1-0-1とほとんど崩れていないので、古馬との初対戦となるが十分好勝負になると思える。

ウインマリリン

戦績7戦3勝 美浦・手塚貴久

父スクリーンヒーロー　母父Fusaichi Pegasus

前走はエリザベス女王杯（Ｇ１）に出走し、９番人気だったが結果は４着。
昨年の３歳春にフローラＳ（Ｇ２）を勝ち、オークス（Ｇ１）でも２着に好走している。
２走前の秋華賞（Ｇ１）は仕上がり途上で外枠に入って大敗したが、それ以外は堅実なレースが出来ている。
古馬の牡馬の一流処との初対戦となるが、５３キロの斤量とレースの巧さを活かせば今回のメンバー相手でも十分勝ち負けになるとみている。

ステイフーリッシュ

戦績22戦2勝 栗東・矢作芳人

父ステイゴールド　母父キングカメハメハ

前走は京都大賞典（Ｇ２）に出走し、４番人気５着。
３歳５月に京都新聞杯（Ｇ２）を勝って以来勝ち鞍から遠ざかっているが、その間に重賞２着が４回、３着が６回もある。
ここでも１着はどうかと思うが、２・３着なら十分有り得ると思えるので侮れない存在と言える。

ラストドラフト

戦績10戦2勝 美浦・戸田博文

父ノヴェリスト　母父ディープインパクト

前走はアルゼンチン共和国杯（Ｇ２）に出走し、６番人気だったが２着に好走。
デビューから２連勝で京成杯（Ｇ３）を勝った馬だが、その後は案外なレースが多くなっている。
しかしながら、前走のように時々だが地力を示すときがあるのでややムラがあるのは否めない。
昨年のこのレースが３着なので今年もそれなりに好走する可能性はあると思える。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、前走は着順以上の好内容で改めて地力の高さを示したと言える。
とにかくレースが巧く自在性もあって中山はかなり合っているので、今回のメンバー相手でも十分勝ち負けになる筈。

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