2021年4月4日(日)に行われる「大阪杯2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で65回目を迎える「大阪杯」は阪神芝2000Mで行われる古馬のG1レースです。
4年前の2017年にG1に格上げされ、超一流馬が天皇賞(春)ではなくこのレースを目指す傾向が顕著となり始めています。今年もこちらの大阪杯のほうにG1馬が多数出走することになりそうで、この傾向はしばらく続きそうな感じです。
G1格上げ最初の年(2017年)はキタサンブラック、2018年はスワーヴリチャード、昨年はラッキーライラックが勝って、勝ちタイムはともに1分58秒台でしたが、アルアインが勝った2019年は良馬場にも関わらず2分1秒0と時計がかっていました。今年も馬場状況が結果を大きく左右すると思われます。
G2だった時代も含め、過去10年の1番人気馬の戦績は4-2-2-2、勝率40%、連対率60%、複勝率80%ということで、1番人気馬の信頼度は高い部類のレースかと思います。
大阪杯2021 出走予定馬
登録馬は以下の15頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アーデントリー | 牡5 | 57 | (栗)川村禎彦 |
アドマイヤビルゴ | 牡4 | 57 | (栗)友道康夫 |
カデナ | 牡7 | 57 | (栗)中竹和也 |
キセキ | 牡7 | 57 | (栗)辻野泰之 |
ギベオン | 牡6 | 57 | (栗)藤原英昭 |
クレッシェンドラヴ | 牡7 | 57 | (美)林徹 |
グランアレグリア | 牝5 | 55 | (美)藤沢和雄 |
コントレイル | 牡4 | 57 | (栗)矢作芳人 |
サリオス | 牡4 | 57 | (美)堀宣行 |
ハッピーグリン | 牡6 | 57 | (栗)森秀行 |
ブラヴァス | 牡5 | 57 | (栗)友道康夫 |
ペルシアンナイト | 牡7 | 57 | (栗)池江泰寿 |
モズベッロ | 牡5 | 57 | (栗)森田直行 |
レイパパレ | 牝4 | 55 | (栗)高野友和 |
ワグネリアン | 牡6 | 57 | (栗)友道康夫 |
予想オッズ
1 | コントレイル | 2.0 |
2 | グランアレグリア | 3.5 |
3 | サリオス | 4.7 |
4 | レイパパレ | 10.6 |
5 | アドマイヤビルゴ | 31.7 |
6 | ワグネリアン | 45.8 |
予想オッズ上位人気馬の見解
コントレイル
戦績8戦7勝 栗東・矢作芳人
父ディープインパクト 母父Unbridled’s Song
前走はジャパンカップ(G1 東京芝2400M)に出走し、2番人気2着。
その前走のジャパンカップは三冠馬3頭が激突する歴史的なレースだったが、アーモンドアイには負けたものの、無敗の三冠馬の意地を見せた形だった。
前走は状態がやや下り気味だった可能性もあるので、リフレッシュされた今回は能力全開となる可能性が高く、史上最強馬になるべくここからまた伝説を作っていくものと思われる。
グランアレグリア
戦績10戦7勝 美浦・藤沢和雄
父ディープインパクト 母父Tapit
前走はマイルCS(G1 阪神芝1600M)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
昨年は高松宮記念(G1)は2着に終わったものの、安田記念(G1)、スプリンターズS(G1)、前走のマイルCS(G1)を勝って短距離とマイル路線の頂点に君臨している。
今回初の2000Mへの挑戦がカギとなるわけだが、こなせる可能性は十分あるものの、人気とのバランスを考えるとリスクのほうが大きい気がする。
なので、もしコントレイルよりも人気になるようなら敢えて割り引きくことになりそうか。
サリオス
戦績7戦4勝 美浦・堀宣行
父ハーツクライ 母父Lomitas
前走はマイルCS(G1 阪神芝1600M)に出走し、2番人気だったが結果は5着止まり。
その前走のマイルCSは位置取りがいつもよりかなり後方となり、直線はメンバー最速の脚で差を詰めたが5着まで精一杯だった。
今回は一息入れて適距離のレースとなるので、3歳時にライバルだったコントレイルにリベンジする可能性は有るかも知れない気がする。
レイパパレ
戦績5戦5勝 栗東・高野友和
父ディープインパクト 母父クロフネ
前走はチャレンジC(G3 阪神芝2000M)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
デビューから5戦5勝の土つかずでG3の重賞まで制し、底をみせていない魅力はかなりある。
420キロ台の小さな馬体でよく走っているが、今回超一流処との対戦でメンバーレベルが一気に上がるのは微妙な気がする。
コノ馬も思っていたよりも人気になるようなら敢えて割り引くことになりそうか。
アドマイヤビルゴ
戦績6戦4勝 栗東・友道康夫
父ディープインパクト 母父Elusive City
前走は日経新春杯(G2 中京芝2200M)に出走し、1番人気に推されたが結果は10着大敗。
その前走は道中3~4番手を追走していたが、直線は全く伸びず案外過ぎる結果に終わっている。
これまで重賞ではなぜか着外に終わり大きく壁に跳ね返されているので、超一流処が相手となる今回はかなり苦しいレースになると思える。
もし、そこそこ人気になるようなら、敢えて完全に切る選択になるか。
ワグネリアン
戦績14戦5勝 栗東・友道康夫
父ディープインパクト 母父キングカメハメハ
前走は京都記念(G2 阪神芝2200M)に出走し、2番人気だったが結果は5着。
2018年に日本ダービー(G1)を勝って福永騎手に悲願のダービー制覇をもたらした馬だが、3歳秋の神戸新聞杯(G2)勝ち以来2年半近く勝ち鞍はおろか連対もない。
徐々に下降線を辿っている感が否めないので、ここも相当苦しいレースになりそうか。
現時点での狙い馬候補
コノ馬、前走は負けて強しの内容で悲観することは全く無い。
今回はコノ馬の能力が全開となる筈で、底力の違いをみせつける筈。
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