2021年6月13日(日)に行われる「函館スプリントステークス2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で28回目を迎える「函館スプリントステークス」は例年は函館芝1200Mで行われますが、今年は札幌芝1200Mで行われる3歳以上のG3重賞です。
2006年に始まったサマースプリントシリーズの開幕戦という位置付けのレースで、過去にはキンシャサノキセキ、カレンチャン、セイウンコウセイなどのG1馬もここを勝っていますので、年によってはメンバーレベルの高い馬が揃うこともあります。また、一昨年は禁止薬物騒動の影響で13頭中ダノンスマッシュ等を含めて6頭が競走除外となるような例外的な事象が発生しています。
過去10年の1番人気馬の戦績は2-1-2-5、勝率20%、連対率30%、複勝率50%ということで、1番人気馬の信頼度は低めのレースとなってます。
函館スプリントステークス2021 出走予定馬
登録馬は以下の22頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アスタールビー | 牝5 | 54 | (栗)南井克巳 |
アルピニズム | 牡4 | 56 | (美)金成貴史 |
イッツクール | 牡5 | 56 | (栗)武英智 |
カツジ | 牡6 | 57 | (栗)池添兼雄 |
カレンモエ | 牝5 | 54 | (栗)安田隆行 |
ギルデッドミラー | 牝4 | 54 | (栗)松永幹夫 |
ケープコッド | 牝4 | 54 | (美)高柳瑞樹 |
コロラトゥーレ | 牝7 | 54 | (栗)梅田智之 |
コントラチェック | 牝5 | 55 | (美)藤沢和雄 |
シゲルピンクルビー | 牝3 | 50 | (栗)渡辺薫彦 |
ジャスティン | 牡5 | 58 | (栗)矢作芳人 |
ジョーアラビカ | 牡7 | 56 | (栗)清水久詞 |
スギノヴォルケーノ | 牡5 | 56 | (栗)清水久詞 |
センショウユウト | 牡6 | 56 | (栗)笹田和秀 |
タイセイアベニール | 牡6 | 56 | (栗)西村真幸 |
ナランフレグ | 牡5 | 56 | (美)宗像義忠 |
ビアンフェ | セ4 | 56 | (栗)中竹和也 |
マイネルアルケミー | 牡5 | 56 | (美)中野栄治 |
ミッキーブリランテ | 牡5 | 56 | (栗)矢作芳人 |
リンゴアメ | 牝3 | 50 | (美)菊川正達 |
ルッジェーロ | セ6 | 56 | (美)鹿戸雄一 |
ロードアクア | 牡5 | 56 | (栗)浅見秀一 |
予想オッズ
1 | カレンモエ | 3.2 |
2 | コントラチェック | 3.5 |
3 | ビアンフェ | 6.1 |
4 | ミッキーブリランテ | 8.3 |
5 | ギルデッドミラー | 10.9 |
6 | シゲルピンクルビー | 13.3 |
予想オッズ上位人気馬の見解
カレンモエ
戦績10戦4勝 栗東・安田隆行
父ロードカナロア 母父クロフネ
前走はオーシャンS(G3 中山芝1200M)に出走し、1番人気に推されたが結果は2着。
これまで堅実な戦績を残しており、キャリア10戦で馬券圏外は1回(4着)しかない。
前走もかなり惜しい内容だったので、ここで待望のスプリント重賞勝ちを収める可能性はかなり高いか。
コントラチェック
戦績15戦5勝 美浦・藤沢和雄
父ディープインパクト 母父Halling
前走はオーシャンS(G3 中山芝1200M)に出走し、11番人気という低評価だったが見事1着。
その前走は3回目の芝1200M戦だったが、スンナリと先行出来て見事にカレンチャンとの接戦を制している。
元々、フラワーC(G3)やターコイズS(G3)を勝っている馬なので、地力は高い馬ではあった。
札幌の芝も合っていそうなので、ここは当然有力な1頭になって来るはず。
ビアンフェ
戦績10戦3勝 栗東・中竹和也
父キズナ 母父サクラバクシンオー
前走はオーシャンS(G3 中山芝1200M)に出走し、6番人気だったが3着に好走。
2歳時に函館2歳S(G3)を勝ち、京王杯2歳S(G2)でも2着に好走しており、3歳春には葵S(重賞)も勝っている。
スンナリ先行出来ないと脆い面があるので同型との兼ね合い次第になるが、地力はそれなりにある。
ミッキーブリランテ
戦績23戦5勝 栗東・矢作芳人
父ディープブリランテ 母父Dansili
前走は京王杯SC(G2 東京芝1400M)に出走し、5番人気4着。
4走前にニューイヤーS(L 中山芝1600M)を勝ち、3走前に阪急杯(G3)で2着に好走している。
2走前の高松宮記念(G1)は10着に終わっているが、道悪が影響していた可能性が高いので馬場が良ければ1200Mでも問題は無いか。
コノ馬も上位争いに加わって来る可能性はあると思える。
ギルデッドミラー
戦績12戦2勝 栗東・松永幹夫
父オルフェーヴル 母父Tiznow
前走は阪神牝馬S(G2 阪神芝1600M)に出走し、5番人気7着。
3歳春にアーリントンC(G3)2着、NHKマイルC(G1)3着の実績があり、古馬との対戦では苦戦が続いていたが、2走前の京都牝馬S(G3)で2着に好走しているので、目途は立っている。
芝1200M戦は初となるが、これまでのレース振りから適性はかなり高そうな気がする。
シゲルピンクルビー
戦績4戦2勝 栗東・渡辺薫彦
父モーリス 母父High Chaparral
前走は桜花賞(G1 阪神芝1600M)に出走したが、10番人気で16着に終わっている。
半姉に桜花賞2着や秋華賞3着の実績があるシゲルピンクダイヤがおり、コノ馬も2走前にフィリーズレビュー(G2)を勝っている。
今回斤量50キロで出られるのと、1200Mへの距離短縮はプラスになりそうなので、大きく巻き返す可能性はあると思える。
現時点での狙い馬候補
コノ馬、前走は好メンバーが相手だったので着順ほど内容は悪くなかった。
元々、この世代のマイル以下の路線ではトップグループに近い存在だったので、地力はこのメンバーに入れば上の存在と言える。
今回、距離短縮がかなりプラスに働きそうで、大きくパフォーマンスを上げて来るとみている。
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