2021年7月4日(日)に行われる「ラジオNIKKEI賞2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で70回目を迎える「ラジオNIKKEI賞」は福島芝1800Mで行われる3歳限定のG3のハンデ重賞です。
昔は「東京優駿(日本ダービー)の勝ち馬は出走出来ない」という規定があったそうで、俗に「残念ダービー」と呼ばれている時代がありました。また、歴代の勝ち馬で後にG1を勝った馬は1992年の勝ち馬シンコウラブリイ以来出ていませんので、出世レースというイメージは無いレースですが、2018年にこのレースで2着だったフィエールマンが後に菊花賞を勝ち、天皇賞(春)を連覇しましたので、今後はG1を勝つような活躍馬も出てくるかも知れません。
過去10年の1番人気馬の戦績は2-3-1-4、勝率20%、連対率50%、複勝率60%ということで、1番人気馬の信頼度は勝率がやや低いもののほぼ標準的なレースとなっています。
ラジオNIKKEI賞2021 出走予定馬
登録馬は以下の18頭となっています。
馬名 | 性齢 | 調教師 |
---|---|---|
アイコンテーラー | 牝3 | (栗)河内洋 |
アサマノイタズラ | 牡3 | (美)手塚貴久 |
グランオフィシエ | 牡3 | (美)久保田貴 |
シュヴァリエローズ | 牡3 | (栗)清水久詞 |
ジュンブルースカイ | 牡3 | (栗)友道康夫 |
スペシャルドラマ | 牡3 | (美)宮田敬介 |
タイソウ | 牡3 | (栗)西園正都 |
デルマセイシ | 牝3 | (栗)音無秀孝 |
ネクストストーリー | 牝3 | (美)中川公成 |
ノースブリッジ | 牡3 | (美)奥村武 |
プレイイットサム | 牡3 | (栗)藤岡健一 |
ボーデン | 牡3 | (美)木村哲也 |
リッケンバッカー | 牡3 | (栗)西村真幸 |
ロードトゥフェイム | 牡3 | (美)尾形和幸 |
ワールドリバイバル | 牡3 | (栗)牧田和弥 |
ワザモノ | 牡3 | (美)尾関知人 |
ヴァイスメテオール | 牡3 | (美)木村哲也 |
ヴェイルネビュラ | 牡3 | (美)手塚貴久 |
予想オッズ
1 | リッケンバッカー | 4.0 |
2 | ボーデン | 4.2 |
3 | プレイイットサム | 6.6 |
4 | シュヴァリエローズ | 8.3 |
5 | アサマノイタズラ | 12.5 |
6 | グランオフィシエ | 14.8 |
予想オッズ上位人気馬の見解
リッケンバッカー
戦績8戦1勝 栗東・西村真幸
父ロードカナロア 母父City Zip
前走はNHKマイルC(G1 東京芝1600M)に出走し、11番人気だったが4着に好走。
その前走は道中はかなり後方のポジションで4コーナーでは16番手だったが、メンバー最速の脚で追い込んでいる。
2走前のアーリントンC(G3)でも2着に好走しているので、地力は確かという感じがする。
しかし、距離が1800Mに伸びるのが微妙な感じはするのと、脚質的に開幕週の福島がどうかという感じも正直する。
ボーデン
戦績3戦1勝 美浦・木村哲也
父ハービンジャー 母父キングカメハメハ
前走はスプリングS(G2 中山芝1800M)に出走し、1番人気に推されたが結果は3着。
その前走は軸として期待したが、道悪に泣いて直線では伸び切れなかった。
それでも皐月賞(G1)に出ようと思えば出れたのだが、無理をせずにここを目標に使ってきている。
開幕週の時計勝負ならコノ馬の能力が全開となる筈なので、今回はパフォーマンスを大きく上げてくるとみている。
プレイイットサム
戦績3戦2勝 栗東・藤岡健一
父クロフネ 母父ディープインパクト
前走は山藤賞(1勝クラス 中山芝2000M)に出走し、4番人気だったが見事1着。
新馬戦は惜しくも2着に敗れたが、未勝利と前走を連勝している。
ゴドルフィンの馬でかなり良い馬体をしているので、未だこれから強くなりそうな雰囲気がある。
重賞は初挑戦だが軽視は禁物という感じがする。
シュヴァリエローズ
戦績6戦2勝 栗東・清水久詞
父ディープインパクト 母父Sevres Rose
前走は皐月賞(G1 中山芝2000M)に出走し、13番人気11着。
前走の皐月賞は11着と大敗したが、2走前の若葉S(L)で2着、3走前のホープフルS(G1)で5着、4走前の萩S(L)で1着の実績がある。
1800Mへの距離短縮はプラスに働きそうなので、ここでの巻き返しは可能な気がする。
アサマノイタズラ
戦績5戦1勝 美浦・手塚貴久
父ヴィクトワールピサ 母父キングヘイロー
前走は皐月賞(G1 中山芝2000M)に出走し、12番人気16着。
皐月賞は16着に大敗したが、2走前のスプリングS(G2)で2着に好走している。
かなり地味な属性だが、しぶとい馬という印象なので、福島の芝コースは合っているかもしれない。
かなり人気を落とすかも知れないが、軽視は禁物という感じがする。
グランオフィシエ
戦績4戦2勝 美浦・久保田貴士
父キングカメハメハ 母父ダイワメジャー
前走は東京芝2000Mの1勝クラス戦に出走し、1番人気に応えて見事1着。
新馬戦は4着、2戦目の未勝利戦は惜しくも2着だったが、3戦目の未勝利戦と前走を連勝している。
直近2戦の勝ち内容はかなり優秀なので重賞は初挑戦となるが、今回のメンバーレベルなら十分勝ち負けになる気がする。
現時点での狙い馬候補
コノ馬、直近2戦のレース内容が非常に優秀で特に前走は着差以上の強さを示している。
勝ったレースも差し切り勝ちと逃げ切り勝ちがあり、脚質的にも自在性を発揮しているのは福島では大きな強みとなりそうで、
今回のメンバーレベルなら重賞でも十分勝ち負けになるとみている。
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