【小倉記念2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年8月15日（日）に行われる「小倉記念2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で57回目を迎える「小倉記念」は小倉芝2000Mで行われる３歳以上のＧ３のハンデ重賞です。
サマー２０００シリーズの第３戦目として行われていますが、比較的高齢馬の出走が多いレースで、３歳馬は過去１０年で２頭しか出走がなく、その２頭（ベルーフ、ラブリーデイ）は何れも２着となっています。
過去10年の１番人気馬の戦績は2-1-1-6、勝率20%、連対率30%、複勝率40%ということで、ローカルハンデ重賞らしく１番人気馬の信頼度は低めのレースとなっています。

小倉記念2021 出走予定馬

登録馬は以下の14頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ファルコニア

戦績11戦4勝 栗東・高野友和

父ディープインパクト　母父Hawk Wing

前走はエプソムＣ（Ｇ３ 東京芝1800M）に出走し、２番人気３着。
その前走は実質的にオープン昇級初戦で即の重賞挑戦だったが、３着なら壁にはならなかった感じか。
３歳秋の神戸新聞杯（Ｇ２）で１６着に大敗した以外は大きく崩れたことがなく、堅実性もかなりある。
今回は前走と比べれば相手関係はかなり楽になっているので、ここで重賞に手が届く可能性は高い気がする。

ヴェロックス

戦績14戦3勝 栗東・中内田充正

父ジャスタウェイ　母父Monsun

前走はエプソムＣ（Ｇ３ 東京芝1800M）に出走し、８番人気４着。
３歳時は皐月賞２着、ダービー３着、菊花賞３着と間違いなく世代トップグループの１頭だったが、古馬になってからは完全に頭打ちとなっている。
前走で多少の光明はあったのかも知れないが、それがもとでまた人気になるようなら敢えて割り引くことになりそうか。

ショウナンバルディ

戦績21戦4勝 栗東・松下武士

父キングズベスト　母父Redoute’s Choice

前走は七夕賞（Ｇ３ 福島芝2000M）に出走し、９番人気だったが３着に好走。
８走前に準オープンを勝ち上がってオープン昇級後は一時は完全に壁に当たっていたが、
３走前の都大路Ｓ（Ｌ）３着をきっかけに、２走前は鳴尾記念（Ｇ３）２着、そして前走と３戦連続で馬券圏内に好走している。
毎回あまり人気にならないタイプなので、必ずヒモには入れておきたい一頭か。

ダブルシャープ

戦績31戦4勝 栗東・渡辺薫彦

父ベーカバド　母父アグネスタキオン

前走は不知火Ｓ（３勝クラス 小倉芝1800M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
道営競馬デビューで地味な属性の馬だが、着実に地力をつけてついにオープン入りを果たしている。
毎回末は確実なタイプなので、今回のメンバーレベルなら勝ち負けに加わる可能性はかなりありそうか。

アールスター

戦績24戦4勝 栗東・杉山晴紀

父ロードカナロア　母父サッカーボーイ

前走は七夕賞（Ｇ３ 福島芝2000M）に出走し、８番人気１１着。
昨年のこのレースを格上挑戦ながら制し、その後は馬券圏内は一度も無いものの小倉大賞典（Ｇ３）で４着という結果がある。
小倉でのレースはかなりパフォーマンスが良いので、直近のレースは案外でも軽視は禁物か。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、属性はかなり地味だが、一歩一歩着実にレベルアップしている印象がある。
小倉は2-2-0-1とかなり得意にしているので、今回のメンバー相手なら十分勝ち負けになるとみている。

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