2021年10月31日(日)に行われる「天皇賞(秋)2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今回が第164回となる「天皇賞(秋)」は東京芝2000Mで行われる3歳以上のG1レースです。
この天皇賞(秋)、11月のジャパンカップ、12月の有馬記念の3つのG1レースが秋のG1シリーズの王道路線と言われており、この秋の王道路線を3つとも制したのは2000年のテイエムオペラオーと2004年のゼンノロブロイの2頭しかいません。ここ最近は超一流馬が秋に王道路線の3つのレースを全部使うケースは稀ですので、今後はこのような馬は出てこないかも知れません。
過去10年の1番人気馬の戦績は5-2-1-2、勝率50%、連対率70%、複勝率80%ということで、1番人気馬の信頼度はかなり高いレースとなっています。
天皇賞(秋)2021 出走予定馬
登録馬は以下の16頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
エフフォーリア | 牡3 | 56 | (美)鹿戸雄一 |
カイザーミノル | 牡5 | 58 | (栗)北出成人 |
カデナ | 牡7 | 58 | (栗)中竹和也 |
カレンブーケドール | 牝5 | 56 | (美)国枝栄 |
グランアレグリア | 牝5 | 56 | (美)藤沢和雄 |
コントレイル | 牡4 | 58 | (栗)矢作芳人 |
サンレイポケット | 牡6 | 58 | (栗)高橋義忠 |
トーセンスーリヤ | 牡6 | 58 | (美)小野次郎 |
ヒシイグアス | 牡5 | 58 | (美)堀宣行 |
ペルシアンナイト | 牡7 | 58 | (栗)池江泰寿 |
ポタジェ | 牡4 | 58 | (栗)友道康夫 |
ムイトオブリガード | 牡7 | 58 | (栗)角田晃一 |
モズベッロ | 牡5 | 58 | (栗)森田直行 |
ユーキャンスマイル | 牡6 | 58 | (栗)友道康夫 |
ラストドラフト | 牡5 | 58 | (美)戸田博文 |
ワールドプレミア | 牡5 | 58 | (栗)友道康夫 |
予想オッズ
1 | コントレイル | 2.9 |
2 | グランアレグリア | 3.2 |
3 | エフフォーリア | 3.6 |
4 | ワールドプレミア | 22.8 |
5 | カレンブーケドール | 31.4 |
6 | ヒシイグアス | 35.9 |
予想オッズ上位人気馬の見解
コントレイル
戦績9戦7勝 栗東・矢作芳人
父ディープインパクト 母父Unbridled’s Song
前走は大阪杯(G1 阪神芝2000M)に出走し、1番人気だったが結果は3着。
デビューから7連勝でディープインパクト以来の無敗のクラシック三冠馬となった馬だが、その後のジャパンカップ(G1)はアーモンドアイに敗れて2着、そして前走はレイパパレはしょうがないとして、モズベッロにも先着を許すという三冠馬としては屈辱的なレースとなってしまった。
本質的にはタフな条件の馬場は不得手なので、軽い馬場の今回の条件はコノ馬にとっては最も得意な条件と言える。
このレースと次走のジャパンカップで引退も決まっているので、久々でも完調に近い状態で出て来るはずとみている。
グランアレグリア
戦績13戦8勝 美浦・藤沢和雄
父ディープインパクト 母父Tapit
前走は安田記念(G1 東京芝1600M)に出走し、1番人気だったが結果は2着。
その前走は川田騎手騎乗のダノンキングリーにアタマ差及ばず敗れたが、これは勝ったダノンキングリーを褒めるべきでコノ馬の力はキッチリと出していた。
今回は大阪杯以来の2000Mの距離がカギとなるが、馬場自体は明らかに阪神より東京向きなので、少なくとも大阪杯よりはやれるとみている。
エフフォーリア
戦績5戦4勝 美浦・鹿戸雄一
父エピファネイア 母父ハーツクライ
前走は日本ダービー(G1 東京芝2400M)に出走し、1番人気に推されたが結果は惜しくも2着。
その前走のダービーはゴール直前に内からシャフリヤールに交わされたが、負けて強しの内容だったと言える。
ベストは2000Mぐらいだと思えるので、いきなり古馬との初対戦となるが十分勝ち負けになると思える。
ワールドプレミア
戦績11戦4勝 栗東・友道康夫
父ディープインパクト 母父Acatenango
前走は天皇賞・春(G1 阪神芝3200M)に出走し、3番人気だったが見事1着。
3歳秋に菊花賞(G1)を勝って以降は勝ち鞍が無かったが前走は見事レコード勝ちで菊花賞以来のG1勝ちを収めている。
今回は明らかに距離不足なので、今後のジャパンカップや有馬記念を見据えた叩き台だと思えるので狙いとしては下げざるを得ないか。
カレンブーケドール
戦績16戦2勝 美浦・国枝栄
父ディープインパクト 母父Scat Daddy
前走は宝塚記念(G1 阪神芝2200M)に出走し、3番人気4着。
これまで16戦走って2勝止まりだが、重賞2着が6回、3着も2回あり、掲示板は一度も外していなく堅実性は恐ろしく高い。
今回の条件としては悪く無いが相手が強いので馬券に絡めるかは微妙な気がする。
ヒシイグアス
戦績11戦6勝 美浦・堀宣行
父ハーツクライ 母父Bernstein
前走は中山記念(G2 中山芝1800M)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
その前走の勝ち鞍で2勝クラス、3勝クラス、中山金杯(G3)と合わせて4連勝を達成したが、残念ながらその後故障で休養を余儀なくされてしまった。
今回は久々の一戦となるが、仕上がり次第では春先のパフォーマンスをいきなり出すことも出来ると思うので、軽視は禁物か。
現時点での狙い馬候補
今年の天皇賞(秋)、A評価の2頭はこの条件の適性は間違いなく高いのでどちらを本命にするか非常に悩むところだが、先々を見据えるとコチラの馬を推したくなる。
馬券的にはあまり面白く無いレースになりそうだが、グランアレグリアを含めて3強の壁はかなり厚いとみる。
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