2021年11月14日(日)に行われる「エリザベス女王杯2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で46回目となる「エリザベス女王杯」は例年は京都芝2200Mで行われますが、今年は阪神芝2200Mで行われる3歳以上の牝馬限定G1レースです。
その年の牝馬ナンバーワン決定戦という位置づけですが、このレースを勝った馬が最優秀4歳以上牝馬にならないケースもあり、近年は超一流の牝馬はジャパンカップなどの他のレースに出るケースも増えていると言えます。
但し、2018年の勝ち馬であるリスグラシューはその年最優秀4歳以上牝馬に選ばれ、さらに翌年の2019年は宝塚記念(G1)、コックスプレート(G1)、有馬記念(G1)とG1を3連勝し、年度代表馬に選定されるほどの活躍をしています。
過去10年の1番人気馬の戦績は2-3-2-3、勝率20%、連対率50%、複勝率70%ということで、勝率はやや低いものの1番人気馬の信頼度は標準的なレースと言えるかと思います。
エリザベス女王杯2021 出走予定馬
登録馬は以下の18頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アカイイト | 牝4 | 56 | (栗)中竹和也 |
アカイトリノムスメ | 牝3 | 54 | (美)国枝栄 |
イズジョーノキセキ | 牝4 | 56 | (栗)石坂公一 |
ウインキートス | 牝4 | 56 | (美)宗像義忠 |
ウインマリリン | 牝4 | 56 | (美)手塚貴久 |
エアジーン | 牝5 | 56 | (美)堀宣行 |
クラヴェル | 牝4 | 56 | (栗)安田翔伍 |
コトブキテティス | 牝4 | 56 | (美)田島俊明 |
シャムロックヒル | 牝4 | 56 | (栗)佐々木晶 |
ステラリア | 牝3 | 54 | (栗)斉藤崇史 |
ソフトフルート | 牝4 | 56 | (栗)斉藤崇史 |
テルツェット | 牝4 | 56 | (美)和田正一 |
デゼル | 牝4 | 56 | (栗)友道康夫 |
ムジカ | 牝4 | 56 | (栗)鈴木孝志 |
ランブリングアレー | 牝5 | 56 | (栗)友道康夫 |
リュヌルージュ | 牝6 | 56 | (栗)四位洋文 |
レイパパレ | 牝4 | 56 | (栗)高野友和 |
ロザムール | 牝5 | 56 | (美)上原博之 |
予想オッズ
1 | アカイトリノムスメ | 2.8 |
2 | レイパパレ | 3.1 |
3 | ウインマリリン | 5.0 |
4 | ウインキートス | 9.8 |
5 | テルツェット | 13.0 |
予想オッズ上位人気馬の見解
アカイトリノムスメ
戦績7戦4勝 美浦・国枝栄
父ディープインパクト 母父キングカメハメハ
前走は秋華賞(G1 阪神芝2000M)に出走し、4番人気だったが見事1着。
その前走はオークス以来のレースでぶっつけ本番だったが見事勝ち切っている。
馬体重は増えてなかったが夏を越しての成長が感じられたので、ここも当然ながら有力な1頭になってくると思える。
レイパパレ
戦績8戦6勝 栗東・高野友和
父ディープインパクト 母父クロフネ
前走はオールカマー(G2 中山芝2200M)に出走し、1番人気に推されたが結果は4着。
その前走はあくまで叩き台という感じのプラス10キロの馬体だったので、直線は伸びを欠いたが、叩いて型通り良化しているのは間違いないか。
これまで戦ってきた相手を考えると巻き返す可能性はかなり高そうなので、かなりの狙い目かも知れない。
ウインマリリン
戦績11戦5勝 美浦・手塚貴久
父スクリーンヒーロー 母父Fusaichi Pegasus
前走はオールカマー(G2 中山芝2200M)に出走し、2番人気だったが見事1着。
3歳時にフローラS(G2)を勝ち、オークス(G1)も2着、古馬になって日経賞(G2)と前走を勝っている。
毎回コノ馬のレースセンスを褒めるが、その評価は使う毎に上昇しており、ここでもかなり期待出来るとみている。
ウインキートス
戦績18戦5勝 美浦・宗像義忠
父ゴールドシップ 母父ボストンハーバー
前走はオールカマー(G2 中山芝2200M)に出走し、5番人気だったが2着に好走。
前走はゴール前でレイパパレやグローリーヴェイズと言ったG1馬を交わして先着しているのはかなり評価出来る。
3走前に目黒記念(G2)も勝っており、牝馬限定のG1なら好走出来る素地は出来ているので、ここでもそれなりに期待出来そうか。
テルツェット
戦績8戦6勝 美浦・和田正一
父ディープインパクト 母父Danehill Dancer
前走はクイーンS(G3 函館芝1800M)に出走し、3番人気だったが見事1着。
2走前のヴィクトリアマイル(G1)は大崩れしてしまったが、それ以外のレースでは崩れたことがない。
2200Mの距離が微妙な気もするが、終いの脚の破壊力は牝馬では現役トップグループの1頭だと思えるので軽視は禁物か。
現時点での狙い馬候補
今年のエリザベス女王杯、A評価の3頭はこの条件の適性は全く問題無くどの馬本命にするか非常に悩むところだが、デビュー直後からレースセンスの高さを再三評価してきたコノ馬を狙いたい。
コノ馬、もし有馬記念にも出てきたら絶対狙いたいと思えるレベルなので、ここでも好枠さえ引ければかなりの確率で好走するとみている。
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