2021年12月26日(日)に行われる「有馬記念2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で66回目を迎える暮れのグランプリレース「有馬記念」は中山芝2500Mで行われる3歳以上のG1レースです。
今や国民的行事とも言える年末の風物詩的なレースですが、過去の勝ち馬の馬名をみるだけでその当時の自分の状況などを思い出したりすることもあるなど、我々競馬ファンにとっては予想に一番力が入るレースかと思います。
毎年のようにこの有馬記念が引退レースとなる馬が出てきますが、今年もクロノジェネシスが引退レースとなることが決まっているようです。
過去10年の1番人気馬の戦績は6-1-1-2、勝率60%、連対率70%、複勝率80%ということで、直近の10年に関しては1番人気馬の信頼度はかなり高くなっています。
有馬記念2021 出走予定馬
登録馬は以下の17頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アカイイト | 牝4 | 55 | (栗)中竹和也 |
アサマノイタズラ | 牡3 | 55 | (美)手塚貴久 |
アリストテレス | 牡4 | 57 | (栗)音無秀孝 |
ウインキートス | 牝4 | 55 | (美)宗像義忠 |
エフフォーリア | 牡3 | 55 | (美)鹿戸雄一 |
エブリワンブラック | 牡4 | 57 | (栗)武幸四郎 |
キセキ | 牡7 | 57 | (栗)辻野泰之 |
クロノジェネシス | 牝5 | 55 | (栗)斉藤崇史 |
シャドウディーヴァ | 牝5 | 55 | (美)斎藤誠 |
ステラヴェローチェ | 牡3 | 55 | (栗)須貝尚介 |
タイトルホルダー | 牡3 | 55 | (美)栗田徹 |
ディープボンド | 牡4 | 57 | (栗)大久保龍 |
パンサラッサ | 牡4 | 57 | (栗)矢作芳人 |
ペルシアンナイト | 牡7 | 57 | (栗)池江泰寿 |
メロディーレーン | 牝5 | 55 | (栗)森田直行 |
モズベッロ | 牡5 | 57 | (栗)森田直行 |
ユーキャンスマイル | 牡6 | 57 | (栗)友道康夫 |
予想オッズ
1 | エフフォーリア | 2.3 |
2 | クロノジェネシス | 3.1 |
3 | タイトルホルダー | 7.7 |
4 | ステラヴェローチェ | 14.1 |
5 | ディープボンド | 19.5 |
6 | アカイイト | 33.4 |
予想オッズ上位人気馬の見解
エフフォーリア
戦績6戦5勝 美浦・鹿戸雄一
父エピファネイア 母父ハーツクライ
前走は天皇賞・秋(G1 東京芝2000M)に出走し、3番人気だったが見事1着。
これまで6戦5勝の戦績だが、負けた日本ダービーもシャフリヤールにハナ差負けただけなので、準無敗と言ってもいい感じか。
懸念点を挙げるとするならば中山芝2500Mという条件が長い可能性があるが、内目の枠に入ればこれも問題無さそうな気がする。
強い3歳世代の大将と言える馬なので、ここで完全なる世代交代を告げる可能性は大いにあり得る。
クロノジェネシス
戦績16戦8勝 栗東・斎藤崇史
父バゴ 母父クロフネ
前走はフランスに遠征し凱旋門賞(G1 ロンシャン芝2400M)に出走し、14頭立ての7着。
前走で初めて掲示板を外す形となったが、凱旋門賞ではいくらでも言い訳が出来るか。
ドバイ遠征明けの宝塚記念(G1)は問題無く勝っているが、フランス遠征明けの影響がどれほどなのかは微妙な気がする。
それでもこれが引退レースということなら恥ずかしいレースはしてこないと思えるので、コノ馬も絶対に無視は出来ないか。
タイトルホルダー
戦績8戦3勝 美浦・栗田徹
父ドゥラメンテ 母父Motivator
前走は菊花賞(G1 阪神芝3000M)に出走し、4番人気だったが見事1着。
その前走の菊花賞(G1)は果敢にハナを奪いに行き、そのままマイペースに逃げに持ち込んで、直線は後続を突き放す圧巻の勝ちっぷりだった。
これでハナを切って4コーナー先頭だったレースは3戦3勝なので、今回もハナに行く可能性が高いのなら菊花賞の再現も十分考えられる。
中間に放馬の影響でやや順調さを欠いたのキニナルものの、コノ馬も今年の有馬の主役の1頭に成り得るか。
ステラヴェローチェ
戦績8戦3勝 栗東・須貝尚介
父バゴ 母父ディープインパクト
前走は菊花賞(G1 阪神芝3000M)に出走し、2番人気だったが結果は4着。
2歳時にサウジアラビアRC(G3)を勝ち、朝日杯FS(G1)も2着、3歳になって皐月賞(G1)3着、日本ダービー(G1)3着、そして前走の菊花賞(G1)4着とこれまで掲示板を外したことは一度も無い。
前走は神戸新聞杯(G2)の疲れの影響と外枠の不利が言い訳出来ると思うので、今回調子さえ完調ならここでも上位に食い込む可能性は十分あると思える。
ディープボンド
戦績14戦4勝 栗東・大久保龍志
父キズナ 母父キングヘイロー
前走はフランスに遠征し、凱旋門賞(G1 ロンシャン芝2400M)に出走し、14頭立ての殿負けの14着。
3歳時に京都新聞杯(G2)を勝ち、今年4歳になって阪神大賞典(G2)を勝って、天皇賞・春(G1)でも2着に好走している。
フランス遠征も現地の前哨戦であるフォワ賞(G2)は鮮やかに逃げ切り勝ちしているので、タフなコンディションの中長距離ではかなりのレベルのパフォーマンスを繰り出せる。
中山の実績はこれまでないが、馬場が荒れてタフになれば浮上の余地は十分ありそうか。
アカイイト
戦績20戦5勝 栗東・中竹和也
父キズナ 母父シンボリクリスエス
前走はエリザベス女王杯(G1 阪神芝2200M)に出走し、10番人気という低評価だったが見事1着。
3走前に準オープンを勝ち上がり、2走前のオープン昇級初戦の府中牝馬S(G2)は7着に終わっていた。
そして前走のエリザベス女王杯(G1)はかなり積極的な競馬で3コーナー過ぎから捲っていって、そのまま直線も押し切るという10番人気とは思えない強い勝ち方だった。
終いの脚は元々確実なタイプで、キズナ産駒がここにきて本格化となれば、ここでも軽視は禁物という感じがする。
現時点での狙い馬候補
今年の有馬記念はA評価の馬が3頭いるが、やはり今年1番強い競馬をしてきたコノ馬を狙いたい。
恐らく1番人気になると思うが、人気でも逆らわずに素直に狙いたい。
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