2022年2月6日(日)に行われる「東京新聞杯2022」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で72回目を迎える「東京新聞杯」は東京芝1600Mで行われる古馬のG3重賞です。
2019年はインディチャンプがこのレースを制し、その年のマイルG1春秋制覇を達成していますが、2020年はプリモシーンがこのレースを勝って一時的に復調を示しましたが、その後は全盛時の活躍は出来ませんでした。昨年はカラテが勝ち、その後は関屋記念(G3)2着、今年のニューイヤーステークスを勝つなどの活躍をみせています。
マイラー路線の馬にとっての春の大目標は安田記念やヴィクトリアマイルになりますが、先々にそれらのレースを見据えた馬が出走してくるレースとなっています。
過去10年の1番人気馬の戦績は1-0-2-7、勝率10%、連対率10%、複勝率30%ということで、別定重量の古馬重賞としては1番人気馬の信頼度はかなり低いレースとなっています。
東京新聞杯2022 出走予定馬
登録馬は以下の22頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アオイクレアトール | 牡5 | 56 | (美)古賀慎明 |
イルーシヴパンサー | 牡4 | 56 | (美)久保田貴 |
エイシンチラー | 牝4 | 54 | (美)田中剛 |
カテドラル | 牡6 | 58 | (栗)池添学 |
カラテ | 牡6 | 57 | (美)高橋祥泰 |
カレンシュトラウス | 牡5 | 56 | (栗)平田修 |
ケイデンスコール | 牡6 | 59 | (栗)安田隆行 |
シュリ | 牡6 | 57 | (栗)池江泰寿 |
タイムトゥヘヴン | 牡4 | 56 | (美)戸田博文 |
ダーリントンホール | 牡5 | 56 | (美)木村哲也 |
ディアンドル | 牝6 | 56 | (栗)奥村豊 |
トーラスジェミニ | 牡6 | 58 | (美)小桧山悟 |
トライン | 牡7 | 56 | (栗)上村洋行 |
ドナアトラエンテ | 牝6 | 54 | (美)国枝栄 |
ハーメティキスト | 牡6 | 56 | (美)木村哲也 |
ファインルージュ | 牝4 | 55 | (美)木村哲也 |
プリンスリターン | 牡5 | 57 | (栗)加用正 |
ホウオウアマゾン | 牡4 | 57 | (栗)矢作芳人 |
マルターズディオサ | 牝5 | 56 | (美)手塚貴久 |
ワールドバローズ | 牡4 | 56 | (栗)石坂公一 |
ヴァンランディ | 牡6 | 56 | (美)藤沢和雄 |
ヴェロックス | 牡6 | 57 | (栗)中内田充 |
予想オッズ
1 | ファインルージュ | 3.1 |
2 | カラテ | 3.8 |
3 | ホウオウアマゾン | 6.1 |
4 | プリンスリターン | 8.1 |
5 | イルーシヴパンサー | 8.7 |
6 | カテドラル | 9.5 |
予想オッズ上位人気馬の見解
ファインルージュ
戦績7戦3勝 美浦・木村哲也
父キズナ 母父ボストンハーバー
前走は秋華賞(G1 阪神芝2000M)に出走し、2番人気2着。
3歳1月にフェアリーS(G3)を勝ち、桜花賞(G1)は3着、3歳秋に紫苑Sを勝っている。
同世代の牝馬同士ではトップグループの1頭と言える馬で、元々ベストはマイル前後の距離とみていたので、ここでは能力全開の可能性が高く人気でも逆らえないか。
カラテ
戦績27戦6勝 美浦・高橋祥泰
父トゥザグローリー 母父フレンチデピュティ
前走はニューイヤーS(L 中山芝1600M)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
昨年のこのレースの勝ち馬で、その後は関屋記念(G3)で2着に好走している。
爪に不安がある馬で順調に使えない弱みがあるが、走る毎に力を付けているのは間違いないので、ここでも有力なのは間違いないところか。
ホウオウアマゾン
戦績10戦3勝 栗東・矢作芳人
父キングカメハメハ 母父アグネスタキオン
前走は阪神C(G2 阪神芝1400M)に出走し、4番人気2着。
3歳春にアーリントンC(G3 阪神芝1600M)を勝っているが、古馬との対戦となってからは、1400Mのほうが明らかにパフォーマンスが良い。
今回はマイルに距離が戻る点が微妙なので、思っていたよりも人気になるようなら少し割り引きたい。
プリンスリターン
戦績16戦5勝 栗東・加用正
父ストロングリターン 母父マンハッタンカフェ
前走はキャピタルS(L 東京芝1600M)に出走し、2番人気だったが見事1着。
3歳1月にシンザン記念(G3)2着、3歳4月にアーリントンC(G3)3着の実績があったが、古馬との対戦となってからはやや壁に当たっていたが、3走前と2走前と合わせてオープン格以上のレースを3連勝している。
ここに来て一気に地力を強化しているので、この勢いで重賞まで手が届く可能性は大いに有り得るか。
イルーシヴパンサー
戦績8戦4勝 美浦・久保田貴士
父ハーツクライ 母父キングカメハメハ
前走はノベンバーS(3勝クラス 東京芝1800M)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
重賞はスプリングS(G2)4着、皐月賞(G1)10着とやや壁になっていた感じだが、その後1勝クラス、2勝クラス、前走と3連勝を挙げて完全に軌道に乗っている。
相手は一気に強くなるが、勢いで通用する可能性はあると思える。
カテドラル
戦績20戦4勝 栗東・池添学
父ハーツクライ 母父Rock of Gibraltar
前走はマイルCS(G1 阪神芝1600M)に出走し、8番人気9着。
昨年のこのレースは2着で、その後2走前の京成杯AH(G3)で待望の重賞初勝利を挙げている。
終い一辺倒の脚質で展開に左右されるが、昨年からパフォーマンスを上げてきているのは間違いないので軽視は禁物か。
現時点での狙い馬候補
今年の東京新聞杯はA評価の馬が3頭いるが、妙味を考慮すれば狙い目はこの馬か。
直近の勢いは一番で恐らく陣営としてもここを目標にほぼ全力投球で来ると思える。
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