【ヴィクトリアマイル2022】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2022年5月15日（日）に行われる「ヴィクトリアマイル2022」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で17回目を迎える「ヴィクトリアマイル」は東京芝1600Mで行われる古馬の牝馬限定のＧ１レースです。
春の古馬牝馬ナンバーワン決定戦という感じのレースで、毎年のように牝馬の一線級の馬が揃うレースとなっています。
また、リピーターが多いのも特徴でこれまで１６回行われた中で、ヴィルシーナとストレイトガールが連覇を達成しているほか、３着以内まで拡げるとウォッカ、ブエナビスタ、ホエールキャプチャ、ジュールポレール、ノームコアなどがおり、リピートしている馬はそのうち１回は優勝しています。
過去10年の１番人気馬の戦績は3-2-0-5、勝率30%、連対率50%、複勝率50%ということで、1番人気馬の信頼度としてはほぼ標準的なレースとなっています。

ヴィクトリアマイル2022 出走予定馬

登録馬は以下の22頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

レイパパレ

戦績12戦6勝 栗東・高野友和

父ディープインパクト　母父クロフネ

前走は大阪杯（Ｇ１ 阪神芝2000M）に出走し、３番人気２着。
デビューから６連勝で昨年の大阪杯（Ｇ１）を制したあとは１年以上勝ち鞍は無いが、自力の高さは着実に示している。
1600Mの距離も２戦２勝と適性はある筈なので、牝馬同士なら当然有力な１頭になって来るか。

デアリングタクト

戦績8戦5勝 栗東・杉山晴紀

父エピファネイア　母父キングカメハメハ

前走は香港に遠征しクイーンエリザベス２世カップ（Ｇ１ 香港シャティン芝2000M）に出走し、７頭立ての３着。
デビューから無敗で３歳牝馬三冠を制した馬で、その後もアーモンドアイとコントレイルとの対決となったジャパンカップ（Ｇ１）でも３着と地力の高さを示している。
長期休養明けになる点が気がかりだが、軽視は禁物という感じはする。

ソングライン

戦績9戦4勝 美浦・林徹

父キズナ　母父シンボリクリスエス

前走はサウジアラビアに遠征し１３５１ターフスプリント（Ｇ３ 芝1351M）に出走し、１４頭立てでしたが見事１着。
３歳時にＮＨＫマイルＣ（Ｇ１）２着、関屋記念（Ｇ３）３着、富士Ｓ（Ｇ２）を勝っているが、右回りのレースはなぜか２回走ってともに１５着と大敗している。
今回は得意の左回りだが、古馬との対戦となると本質的には1400M以下という感じがするので、思っていたよりも人気になるようなら少し割り引きたい。

ファインルージュ

戦績8戦3勝 美浦・木村哲也

父キズナ　母父ボストンハーバー

前走は東京新聞杯（Ｇ３ 東京芝1600M）に出走し、１番人気に推されたが結果は２着。
３歳時にフェアリーＳ（Ｇ３）と紫苑Ｓ（Ｇ３）を勝っており、桜花賞（Ｇ１）３着、秋華賞（Ｇ１）２着の実績もある。
マイル適性で言えばメンバー随一と思えるので、人気はそれほどじゃないかもしれないがかなりやれそうな気がする。

ソダシ

戦績10戦6勝 栗東・須貝尚介

父クロフネ　母父キングカメハメハ

前走はフェブラリーＳ（Ｇ１ 東京ダート1600M）に出走し、４番人気３着。
その前走は２度目のダート戦だったが、２番手追走からかなりの粘りを発揮していた。
デビューから５連勝で桜花賞を制した馬なので、芝のマイルもベストと言える条件の筈なので、ここで復活を果たす可能性もあるかも知れないか。

現時点での狙い馬候補

今年のヴィクトリアマイルはA評価の馬が２頭いるが、妙味を考慮すると狙い目はコノ馬か。
実績的にはメンバー中ナンバーワンとは言えないが、マイル適性で言えばメンバー中ナンバーワンの可能性が高いとみている。

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