2022年6月5日(日)に行われる「安田記念2022」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で72回目を迎える「安田記念」は東京芝1600Mで行われるG1レースです。
春のマイル王決定戦というレースで、秋に行われるマイルチャンピオンシップと同じくマイル路線の超一流馬が顔を揃えます。
意外にも連覇がそれほど多くなく、グレード制導入以降では92-93年のヤマニンゼファーと08-09年のウォッカしか連覇が達成されていません。
過去10年の1番人気馬の戦績は3-3-2-2、勝率30%、連対率60%、複勝率80%ということで、1番人気馬の信頼度は標準よりやや高目のレースと言えるかと思います。
安田記念2022 出走予定馬
登録馬は以下の21頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
イルーシヴパンサー | 牡4 | 58 | (美)久保田貴 |
エアロロノア | 牡5 | 58 | (栗)笹田和秀 |
カテドラル | 牡6 | 58 | (栗)池添学 |
カフェファラオ | 牡5 | 58 | (美)堀宣行 |
カラテ | 牡6 | 58 | (栗)辻野泰之 |
サリオス | 牡5 | 58 | (美)堀宣行 |
シュネルマイスター | 牡4 | 58 | (美)手塚貴久 |
ジャスティンカフェ | 牡4 | 58 | (栗)安田翔伍 |
セリフォス | 牡3 | 54 | (栗)中内田充 |
ソウルラッシュ | 牡4 | 58 | (栗)池江泰寿 |
ソングライン | 牝4 | 56 | (美)林徹 |
タイムトゥヘヴン | 牡4 | 58 | (美)戸田博文 |
ダイアトニック | 牡7 | 58 | (栗)安田隆行 |
ダノンザキッド | 牡4 | 58 | (栗)安田隆行 |
ナランフレグ | 牡6 | 58 | (美)宗像義忠 |
ファインルージュ | 牝4 | 56 | (美)木村哲也 |
ホウオウアマゾン | 牡4 | 58 | (栗)矢作芳人 |
レシステンシア | 牝5 | 56 | (栗)松下武士 |
ロータスランド | 牝5 | 56 | (栗)辻野泰之 |
ワールドウインズ | セ5 | 58 | (栗)武幸四郎 |
ヴァンドギャルド | 牡6 | 58 | (栗)藤原英昭 |
予想オッズ
1 | シュネルマイスター | 3.5 |
2 | イルーシヴパンサー | 4.1 |
3 | ファインルージュ | 4.8 |
4 | ソウルラッシュ | 7.4 |
5 | セリフォス | 9.8 |
6 | ソングライン | 11.4 |
7 | ダノンザキッド | 13.6 |
予想オッズ上位人気馬の見解
シュネルマイスター
戦績8戦4勝 美浦・手塚貴久
父Kingman 母父Soldier Hollow
前走はドバイに遠征しドバイターフ(G1 芝1800M)に出走したが、14頭立ての8着に終わっている。
昨年の3歳時は春にNHKマイルC(G1)を勝ち、安田記念(G1)は惜しい3着となっている。
また、秋は毎日王冠(G2 東京芝1800M)を勝ったが、マイルCS(G1 阪神芝1600M)は惜しくも2着に終わっている。
前走は海外でのレースで本質的にはやや長いと思われる1800Mのレースだったので言い訳はかなり出来る。
今回は海外遠征明けとなるが、ベストに近い条件なので巻返す可能性はかなりある筈か。
イルーシヴパンサー
戦績9戦5勝 美浦・久保田貴士
父ハーツクライ 母父キングカメハメハ
前走は東京新聞杯(G3 東京芝1600M)に出走し、4番人気だったが見事1着。
その前走は古馬との対戦となってからは初の重賞挑戦だったが、後方追走から直線は大外から一気の末脚で見事に突き抜けている。
その前走で負かした2着のファインルージュや3着のカラテのレベルもかなり高いので、G1の舞台でも勝ち負け出来るレベルに来ているか。
ファインルージュ
戦績9戦3勝 美浦・木村哲也
父キズナ 母父ボストンハーバー
前走はヴィクトリアマイル(G1 東京芝1600M)に出走し、3番人気2着。
その前走のヴィクトリアマイルは直線で進路を塞がれて躓くようなアクシデントがありながら、そこから内に大きく進路を変えてしぶとく伸びていた。
スムーズな競馬だったらもう少し際どい競馬だった可能性もあるので少し勿体ないレースだったと思える。
今回は初の中3週で斤量56キロで牡馬の一流マイラーが相手となる点が少し微妙だが、通用する余地はあると思える。
ソウルラッシュ
戦績10戦5勝 栗東・池江泰寿
父ルーラーシップ 母父マンハッタンカフェ
前走はマイラーズC(G2 阪神芝1600M)に出走し、6番人気だったが見事1着。
新馬戦は芝2000Mで勝ったが、その後1勝クラスを勝ち上がるのに6戦を要したものの、マイルの距離にシフトしてからは破竹の4連勝で重賞まで手が届いている。
その前走も着差以上の強さを示しているので、ここも勢いで突破する可能性は大いに有り得るか。
セリフォス
戦績5戦3勝 栗東・中内田充正
父ダイワメジャー 母父Le Havre
前走はNHKマイルC(G1 東京芝1600M)に出走し、1番人気に推されたが結果は4着。
その前走は2歳12月の朝日杯FS(G1 阪神芝1600M)2着以来のレースだったの言い訳は出来るか。
今回は久々を使って良化している筈はので、3歳馬としての斤量差を活かせばここで好走は可能か。
ソングライン
戦績10戦4勝 美浦・林徹
父キズナ 母父シンボリクリスエス
前走はヴィクトリアマイル(G1 東京芝1600M)に出走し、2番人気5着。
その前走のヴィクトリアマイルは直線で伸びては来たが3着争いに加わるまでが精一杯という感じだった。
元々、古馬との対戦となってきたらマイルは微妙に長いとみていたので、思っていたよりも人気になるようなら敢えて割り引く感じになるか。
ダノンザキッド
戦績8戦3勝 栗東・安田隆行
父ジャスタウェイ 母父Dansili
前走は中山記念(G2 中山芝1800M)に出走し、1番人気に推されたが結果は7着。
2歳時にホープフルS(G1)を勝って2歳チャンピオンになった馬だが、3歳に入ってからはやや伸び悩んでいる印象を受ける。
それでも2走前のマイルCS(G1 阪神芝1600M)では地力をみせて3着に食い込んでいるので、軽視は禁物か。
現時点での狙い馬候補
今年の安田記念はA評価の馬が3頭いるが、妙味や前走内容を考慮すると狙い目はコノ馬か。
前走の勝ちっぷりが非常に優秀で、今年のメンバーレベルならこの勢いで一気に春のマイル王に登りつめるとみている。
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