【宝塚記念2022】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2022年競馬予想記事

2022年6月26日(日)に行われる「宝塚記念2022」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で63回目を迎える「宝塚記念」は阪神芝2200Mで行われる3歳以上のG1レースです。
暮れに行われる有馬記念と同じくファン投票によって出走馬が決められるレースで、上半期のグランプリレースと呼ばれています。
歴代の優勝馬の名前を見渡すと、この宝塚記念が初のG1勝ちという馬が多いという印象があり、最近で言うとエイシンデピュティ、ナカヤマフェスタ、アーネストリー、ラブリーデイ、ミッキーロケットなどがそれに該当すると思います。
過去10年の1番人気馬の戦績は3-2-1-4、勝率30%、連対率50%、複勝率60%ということで、1番人気馬の信頼度は標準的と言えるかと思います。

 

宝塚記念2022 出走予定馬

登録馬は以下の20頭となっています。

 

馬名性齢斤量調教師
アイアンバローズ牡558(栗)上村洋行
アフリカンゴールドセ758(栗)西園正都
アリーヴォ牡458(栗)杉山晴紀
ウインマリリン牝556(美)手塚貴久
エフフォーリア牡458(美)鹿戸雄一
オーソリティ牡558(美)木村哲也
キングオブコージ牡658(栗)安田翔伍
ギベオン牡758(栗)藤原英昭
グロリアムンディ牡458(栗)大久保龍
サンレイポケット牡758(栗)高橋義忠
ステイフーリッシュ牡758(栗)矢作芳人
タイトルホルダー牡458(美)栗田徹
デアリングタクト牝556(栗)杉山晴紀
ディープボンド牡558(栗)大久保龍
パンサラッサ牡558(栗)矢作芳人
ヒートオンビート牡558(栗)友道康夫
ヒシイグアス牡658(美)堀宣行
ポタジェ牡558(栗)友道康夫
マイネルファンロン牡758(美)手塚貴久
メロディーレーン牝656(栗)森田直行

 

予想オッズ

1エフフォーリア3.8
2タイトルホルダー3.9
3ディープボンド4.0
4オーソリティ8.3
5パンサラッサ10.4
6ポタジェ10.8
7デアリングタクト12.5
8ヒシイグアス14.6

 

予想オッズ上位人気馬の見解

エフフォーリア

戦績8戦6勝 美浦・鹿戸雄一

父エピファネイア 母父ハーツクライ

前走は大阪杯(G1 阪神芝2000M)に出走し、1番人気に推されたが結果はまさかの9着。
3歳時に皐月賞(G1)を勝ち、日本ダービー(G1)はハナ差の2着、そして天皇賞・秋(G1)と有馬記念(G1)を勝って現役最強馬という評価だったが、前走は案外過ぎる結果だった。
敗因はハッキリしないが、仕上がり不足という理由だけでは負け過ぎのような感じもするので、今回は全幅の信頼は置きにくい感じになりそうか。

 

タイトルホルダー

戦績11戦5勝 美浦・栗田徹

父ドゥラメンテ 母父Motivator

前走は天皇賞・春(G1 阪神芝3200M)に出走し、2番人気だったが見事1着。
3歳時は皐月賞(G1)2着、日本ダービー(G1)6着、そして菊花賞(G1)は見事1着、有馬記念(G1)は逃げられずに5着に終わっている。
逃げなくてもレースは出来るが、勝ち鞍は全て逃げ切り勝ちなので、同型のパンサラッサの存在が目の上のたんこぶになりそうか。

 

ディープボンド

戦績17戦5勝 栗東・大久保龍志

父キズナ 母父キングヘイロー

前走は天皇賞・春(G1 阪神芝3200M)に出走し、1番人気に推されたが結果は2着。
3歳5月に京都新聞杯(G2)を勝ち、昨年は阪神大賞典(G2)1着、天皇賞・春(G1)2着で、その後フランスに遠征しフォワ賞(G2)を勝ったが、本番の凱旋門賞(G1)は殿負けの14着に終わっている。
遠征明けの有馬記念(G1)を2着に好走し、今年も阪神大賞典(G2)を勝ったが、天皇賞・春(G1)は前述の通りまたもや2着に終わっている。
なかなかG1を勝てないが、今回はコノ馬向きの消耗戦になりそうな感じなので、悲願のG1制覇の可能性はあるかも知れないか。

 

オーソリティ

戦績13戦6勝 美浦・木村哲也

父オルフェーヴル 母父シンボリクリスエス

前走はドバイに遠征し、ドバイシーマクラシック(G1 ドバイ芝2410M)に出走し、15頭立ての3着。
3歳時に青葉賞(G2)とアルゼンチン共和国杯(G2)を勝っていて、アルゼンチン共和国杯は昨年に連覇している。
その後、ジャパンカップ(G1)で2着に好走し、2走前にサウジアラビアのG3のレースを勝っている。
最近は左回りのレースばかりを使っていて、右回りのレースは昨年の天皇賞(春)が10着で3歳時の有馬記念(G1)も14着に大敗しているので、地力は勝ち負け出来るレベルにあるが、今回右回りという点が大きなカギとなりそうか。

 

パンサラッサ

戦績20戦6勝 栗東・矢作芳人

父ロードカナロア 母父Montjeu

前走はドバイに遠征し、ドバイシターフ(G1 ドバイ芝1800M)に出走し、14頭立てのレースで同着だったが見事1着。
昨年の福島記念(G3)で重賞を初めて勝ち、2走前の中山記念(G2)も勝っている。
2200Mという距離が微妙だが今回も自分のレースをするのは間違いないところか。

 

ポタジェ

戦績15戦6勝 栗東・友道康夫

父ディープインパクト 母父Awesome Again

前走は大阪杯(G1 阪神芝2000M)に出走し、8番人気という低評価ながら見事1着。
それまで重賞勝ちが無く、昨年の金鯱賞(G2)3着、新潟大賞典(G3)2着、毎日王冠(G2)3着というのが重賞での馬券圏内歴だったが、前走はG1の舞台でかなりの好メンバーが相手だったが見事な勝ちっぷりだった。
レース内容からしてフロックとは思えないので、2200Mの距離は微妙かもしれないが前走でようやく本格化となったのなら、ここでも好勝負は可能と思える。

 

デアリングタクト

戦績9戦5勝 栗東・杉山晴紀

父エピファネイア 母父キングカメハメハ

前走はヴィクトリアマイル(G1 東京芝1600M)に出走し、5番人気6着。
3歳時に無敗で3歳牝馬三冠を達成した馬だが、その後は世紀の対決となったジャパンカップ(G1)で3着に食い込んだものの、直近の4戦は勝ち鞍がない。
前走は1年以上振りのレースで初めて掲示板を外したたが、言い訳は出来る内容だったので今回は前進は可能な気がする。

 

ヒシイグアス

戦績14戦6勝 美浦・堀宣行

父ハーツクライ 母父Bernstein

前走は大阪杯(G1 阪神芝2000M)に出走し、5番人気4着。
コノ馬、未だG1の勝ち鞍は無いが、2走前の香港C(G1 香港シャティン芝2000M)で僅差の2着に好走している。
2200Mの距離が初となるのが微妙かも知れないが、レーン騎手が騎乗となると軽視は禁物か。

 

現時点での狙い馬候補

今年の宝塚記念はA評価の馬が1頭だけなので、必然的にコノ馬が狙い馬となる。
前走も負けたとは言えコノ馬の地力の高さは十分示しているので、今回のメンバーなら厳しい流れになればなるほどコノ馬が浮上してくるとみている。

 
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