【ジャパンカップ2020】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2020年競馬予想記事

競馬新聞ゼロ管理人のゼロ太郎です。

2020年11月29日(日)に行われる「ジャパンカップ2020」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で40回目となる「ジャパンカップ」は東京芝2400Mで行われる3歳以上のG1レースです。
現在、日本国内で行われている唯一の国際招待競走で、日本初の国際G1として行われてきたレースですが、昨年は外国招待馬が1頭も出走しないという事態となり、2006年から14年連続で日本馬が勝っていて、ここ最近はコレと言った外国馬の活躍がなく、国際招待競走としての存在意義が問われる状況となっていますが、それでも年によっては有馬記念以上の国内最高レベルの馬が揃うレースとなっており、大注目のレースであることには変わりないと思います。
過去10年の1番人気馬の戦績は3-2-2-3、勝率30%、連対率50%、複勝率70%ということで、1番人気馬の信頼度はほぼ標準的なレースとなっています。

 

ジャパンカップ2020 出走予定馬

登録馬は以下の17頭となっています。

 

馬名性齢斤量調教師
アーモンドアイ牝555(美)国枝栄
ウェイトゥパリス牡757(海外)マルチア
カレンブーケドール牝455(美)国枝栄
キセキ牡657(栗)角居勝彦
クレッシェンドラヴ牡657(美)林徹
グローリーヴェイズ牡557(美)尾関知人
コントレイル牡355(栗)矢作芳人
サートゥルナーリア牡457(栗)角居勝彦
デアリングタクト牝353(栗)杉山晴紀
トーラスジェミニ牡457(美)小桧山悟
パフォーマプロミス牡857(栗)藤原英昭
マカヒキ牡757(栗)友道康夫
ミッキースワロー牡657(美)菊沢隆徳
ユーキャンスマイル牡557(栗)友道康夫
ヨシオ牡757(栗)森秀行
ラヴズオンリーユー牝455(栗)矢作芳人
ワールドプレミア牡457(栗)友道康夫

 

予想オッズ

1アーモンドアイ2.3
2コントレイル2.6
3デアリングタクト4.2
4サートゥルナーリア14.0
5グローリーヴェイズ30.3
6キセキ32.1
7ワールドプレミア44.7

 

予想オッズ上位人気馬の見解

アーモンドアイ

戦績14戦10勝 美浦・国枝栄
父ロードカナロア 母父サンデーサイレンス

前走は天皇賞・秋(G1)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
前走の勝ち鞍で史上初の芝G1レース8勝目を挙げており、今回が引退レースとなる予定。
東京芝コースは安田記念で2度負けているものの、それ以外は圧巻のパフォーマンスを繰り出しており、ここを引退の場に選ぶのは当然の判断か。
無敗の3歳三冠馬の2頭の挑戦を受けて立つ身だが、例えここで負けたとしてもコノ馬の価値は下がらないと思える。
恐らくスローの上り勝負になる可能性が高く、だとすれば大崩れは考えにくく最後も勝利で締めくくる可能性は大いにあり得る。

 

コントレイル

戦績7戦7勝 栗東・矢作芳人
父ディープインパクト 母父Unbridled’s Song

前走は菊花賞(G1)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
前走の勝ち鞍でディープインパクト以来の無敗のクラシック三冠制覇を達成。
過去の三冠馬と比較すると、2着馬との着差は毎回それほど開いてはいないが、未だこれから強くなりそうな雰囲気もあるので、ここも突破すれば史上最強馬と呼ばれる道も開けて来そう。
アーモンドアイと同じくスローの上り勝負は望むところいう感じなので、アーモンドアイとのマッチレースになる可能性もあり、
そうなればクラシック三冠馬の底力をみせつける可能性は大いにあり得る。

 

デアリングタクト

戦績5戦5勝 栗東・杉山晴紀
父エピファネイア 母父キングカメハメハ

前走は秋華賞(G1)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
前走の勝ち鞍で史上初の無敗での3歳牝馬三冠を達成している。
前走の秋華賞も危なげない勝ちっぷりで同世代の牝馬には敵はいなくなったが、古馬との対戦は今回が初。
スローの上り勝負となるとアーモンドアイやコントレイルと比較すると少し分が悪い可能性もあるが、斤量面では明らかに有利なので、アーモンドアイとコントレイルをぶち破る可能性は十分あると思える。

 

サートゥルナーリア

戦績10戦6勝 栗東・角居勝彦

父ロードカナロア 母父スペシャルウィーク

前走は宝塚記念(G1)に出走し、1番人気に推されたが結果はかなり離された4着。
その前走の宝塚記念は馬場が悪くコノ馬には合わない感じで、最後のゴール前で脚が止まって3着も死守できなかった。
しかし、軽い馬場での瞬発力勝負なら無類の強さを発揮するので、今回まさにそういうレース展開になりそうなことから、大きく巻き返す可能性は十分ある。
仕上がり次第で3強に食い込む可能性は当然ながら有り得る。

 

グローリーヴェイズ

戦績12戦5勝 美浦・尾関知人

父ディープインパクト 母父スウェプトオーヴァーボード

前走は京都大賞典(G2)に出走し、3番人気だったが見事1着。
昨年12月の香港ヴァーズ(G1)を勝っているほか、昨年の天皇賞・春(G1)でも僅差の2着に好走しており、G1でも通用する力は間違いなくある。
しかし、2走前の宝塚記念(G1)で惨敗しているように、ときおり案外なレースをすることがあり、パフォーマンスにムラがある印象が強い。
意外にも東京コースは初となるが、新潟でかなり良いパフォーマンスで勝ったことがあるので、それほど問題にはならないか。
距離適性で言えば上位の存在だと思うので、コノ馬に流れが向けば馬券圏内に食い込んでくる可能性はあるかも知れない。

 

キセキ

戦績25戦4勝 栗東・角居勝彦

父ルーラーシップ 母父ディープインパクト

前走は天皇賞・秋(G1)に出走し、4番人気5着。
3走前の宝塚記念(G1)で2着に好走し、存在感を示してが、軽い馬場での瞬発力勝負となった前走は5着が精一杯だった。
スローの上り勝負では分が悪いので、スタミナ持久戦の流れになって欲しいところだが、メンバーを見る限りあまり引っ張りそうな馬が
見当たらないので、思い切ってハナに行くような作戦を獲れば名前の如くキセキが起こる可能性はゼロとは思えない。
地力は間違いなくあるので、あまり軽視はしないほうが良い気がする。

 

ワールドプレミア

戦績7戦3勝 栗東・友道康夫

父ディープインパクト 母父Acatenango

前走は昨年暮れの有馬記念(G1)に出走し、4番人気だったが3着に好走。
その後は体調不良で長い休養に入り、今回が復帰戦となる。
昨年の菊花賞(G1)を勝ったが、菊花賞上位馬がその後ぱっとしないものの、コノ馬自身は有馬記念で好走しているので力はG1でも通用はする筈。
しかし、適性的には東京芝コースの時計勝負には向いてないのと、長期休養明けで今回のメンバーはいかにも厳しい。
狙いは次だと思うので、今回に関しては評価を下げざるを得ないか。

 

現時点での狙い馬候補

一生に一度あるかないかのこのレース、3強の何れかを軸にすることになるが、コノ馬が色々な面で有利なのは明白。
加えて、ここに向けてのプラス要素が3強の中で一番多く、コノ馬がこの歴史的レースを制するとみている。

 

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