【有馬記念2020】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2020年競馬予想記事

競馬新聞ゼロ管理人のゼロ太郎です。

2020年12月27日(日)に行われる「有馬記念2020」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で65回目を迎える暮れのグランプリレース「有馬記念」は中山芝2500Mで行われる3歳以上のG1レースです。
今や国民的行事とも言える年末の風物詩的なレースですが、過去の勝ち馬の馬名をみるだけでその当時の自分の状況などを思い出したりすることもあるなど、我々競馬ファンにとっては予想に一番力が入るレースかと思います。
毎年のようにこの有馬記念が引退レースとなる馬が出てきますが、今年もラッキーライラックが引退レースとなることが決まっているようです。
過去10年の1番人気馬の戦績は5-2-1-2、勝率50%、連対率70%、複勝率80%ということで、直近の10年に関しては1番人気馬の信頼度はかなり高くなっています。

 

有馬記念2020 出走予定馬

登録馬は以下の23頭となっています。

 

馬名性齢斤量調教師
アールスター牡557(栗)杉山晴紀
オーソリティ牡355(美)木村哲也
オセアグレイト牡457(美)菊川正達
カレンブーケドール牝455(美)国枝栄
キセキ牡657(栗)角居勝彦
クレッシェンドラヴ牡657(美)林徹
クロノジェネシス牝455(栗)斉藤崇史
サラキア牝555(栗)池添学
サンアップルトン牡457(美)中野栄治
ディープボンド牡355(栗)大久保龍
トーラスジェミニ牡457(美)小桧山悟
バビット牡355(栗)浜田多実
フィエールマン牡557(美)手塚貴久
ブラストワンピース牡557(美)大竹正博
ブラックホール牡355(美)相沢郁
ペルシアンナイト牡657(栗)池江泰寿
ミッキースワロー牡657(美)菊沢隆徳
モズベッロ牡457(栗)森田直行
ユーキャンスマイル牡557(栗)友道康夫
ラストドラフト牡457(美)戸田博文
ラッキーライラック牝555(栗)松永幹夫
ラヴズオンリーユー牝455(栗)矢作芳人
ワールドプレミア牡457(栗)友道康夫

 

予想オッズ

1クロノジェネシス2.8
2フィエールマン3.2
3ラッキーライラック5.3
4カレンブーケドール8.4
5ワールドプレミア9.5
6オーソリティ10.1
7キセキ22.8
8ブラストワンピース36.5
9ラヴズオンリーユー43.8

 

予想オッズ上位人気馬の見解

クロノジェネシス

戦績12戦6勝 栗東・斎藤崇史
父バゴ 母父クロフネ

前走は天皇賞・秋(G1)に出走し、2番人気3着。
その前走の天皇賞・秋は直線で一旦は勝ったアーモンドアイに並びかける勢いだったが、結局アーモンドアイは捕えきれず、逆にゴール直前でフィエールマンの強襲に遭って3着に終わっている。
3着に負けたもののコノ馬なりにはよく走っており、宝塚記念で圧勝したようにタフな馬場に変わればパフォーマンスを大きく上げて来そう。
この冬の中山の芝コースが時計が掛かり気味になっている点は大きくプラスなので、間違いなく有力な1頭になってくる。

 

フィエールマン

戦績11戦5勝 美浦・手塚貴久
父ディープインパクト 母父Green Tune

前走は天皇賞・秋(G1)に出走し、5番人気だったが2着に好走。
その前走の天皇賞・秋は直線に向いたときは後方から2~3頭目だったが、強烈な脚で追い込んでゴール直前にクロノジェネシスを捕えて2着に浮上している。
昨年の有馬記念は4着に終わったが、昨年はフランス遠征明けで状態一息だった可能性が高く、今年は昨年以上の状態で出られそうなので、昨年以上の着は当然期待出来そうか。

 

ラッキーライラック

戦績18戦7勝 栗東・松永幹夫
父オルフェーヴル 母父Flower Alley

前走はエリザベス女王杯(G1)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
その前走のエリザベス女王杯は18頭立ての大外枠からのレースだったが、見事な立ち回りで好タイムで制している。
3走前の宝塚記念が6着、2走前の札幌記念が3着と案外なレースが続いたが、前走で再浮上しているのは間違いなさそう。
このレースが引退レースということもあるが、コノ馬の集大成を見られる可能性は大いにあり得る。

 

カレンブーケドール

戦績12戦2勝 美浦・国枝栄

父ディープインパクト 母父Scat Daddy

前走はジャパンカップ(G1)に出走し、5番人気4着。
その前走のジャパンカップは勝ったアーモンドアイから0.2秒差、2着コントレイル、3着デアリングタクトとタイム差無しというのは大きく評価出来る。
未だに重賞勝ちがない馬だが、超一流処とも互角に戦える地力を何度も示しており、ここでも好勝負は可能とみる。

 

ワールドプレミア

戦績8戦3勝 栗東・友道康夫

父ディープインパクト 母父Acatenango

前走はジャパンカップ(G1)に出走し、7番人気6着。
その前走のジャパンカップは昨年の有馬記念3着以来の休み明けだったが、思っていた以上に走れていた印象が強い。
時計勝負の東京よりはタフな中山向きという印象なので、一度使って今回は明らかな前進が見込めそう。

 

オーソリティ

戦績6戦4勝 美浦・木村哲也

父オルフェーヴル 母父シンボリクリスエス

前走はアルゼンチン共和国杯(G2)に出走し、3番人気だったが見事1着。
その前走は今年5月の青葉賞(G2)1着以来で骨折明けのレースだったが、見事な勝ちっぷりだった。
夏を越して大きく成長しており、この世代のトップグループに近い存在なのは間違いなく、このメンバー相手でも十分好勝負になる筈。

 

キセキ

戦績26戦4勝 栗東・角居勝彦

父ルーラーシップ 母父ディープインパクト

前走はジャパンカップ(G1)に出走し、6番人気8着。
その前走のジャパンカップはかなりのハイペースで引っ張る形となり、さすがに最後の直線は力尽きたという印象。
長く第一線で活躍している馬だが、さすがに徐々に力が衰えて来ている印象もあるので、今回は厳しいレースになってしまいそう。

 

ブラストワンピース

戦績15戦7勝 美浦・大竹正博

父ハービンジャー 母父キングカメハメハ

前走は天皇賞・秋(G1)に出走し、7番人気11着。
2年前のこのレースを3歳時に勝っており、その後も昨年の札幌記念(G2)と今年のAJCC(G2)を勝っている。
現役屈指の実力馬であることは間違いないが、典型的なピンかパーの馬で安定感に乏しい。
しかし、得意条件で斤量57キロなら未だ見限ることは出来ないので、ここで復活の可能性はそれなりにあると思える。

 

ラヴズオンリーユー

戦績9戦4勝 栗東・矢作芳人

父ディープインパクト 母父Storm Cat

前走はエリザベス女王杯(G1)に出走し、3番人気3着。
デビューから4連勝でオークス(G1)を勝った馬だが、その後は1年半近く勝ち鞍がない。
時計の速い軽い馬場向きの馬という印象なので、タフな中山は合わない印象が強く苦戦の可能性が高そうか。

 

現時点での狙い馬候補

コノ馬、前走は着差以上の強い勝ち方で、間違いなくこの世代のトップグループの1頭だと言える。
中山芝2500Mという条件もかなり合うと思えるので、今年の有馬はコノ馬と心中したい。

 

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