【ファルコンステークス2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年3月20日（土）に行われる「ファルコンステークス2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で34回目を迎える「ファルコンステークス」は中京芝1400Mで行われる３歳限定のＧ３重賞です。
5月に行われるNHKマイルカップ（Ｇ１）を見据えた馬などが出走してくるレースとなっていますが、過去の勝ち馬でNHKマイルカップを制したのは2009年の勝ち馬ジョーカプチーノだけとなっており、どちらかというとこのレースの勝ち馬は後々スプリント路線で活躍する馬が多く出ている感じとなっています。
また、これまで施行条件が何度か変更されており、昔は「中日スポーツ賞4歳ステークス」という名称で行われていて、1800Mや1200Mで行われていた時代が続いていましたが、2012年から現行の1400Mで行われるようになっております。
1400Mで行われるようになってからの過去9年の１番人気馬の戦績は1-1-0-7、勝率11.1%、連対率22.2%、複勝率22.2%ということで、過去9年で1番人気馬は2回しか馬券に絡んでおらず（2014年のタガノグランパ、2020年ラウダシオン）、1番人気馬の信頼度は低いレースとなっています。

ファルコンステークス2021 出走予定馬

登録馬は以下の19頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

グレナディアガーズ

戦績4戦2勝 栗東・中内田充正

父Frankel　母父Harlington

前走は朝日杯ＦＳ（Ｇ１ 阪神芝1600M）に出走し、７番人気だったが見事１着。
その前走はそれほど人気が無かったが好位追走から直線もシッカリと脚を使って、勝ちタイムはレコードだった。
負かした上位馬のレベルもかなり高いとみていたので、恐らくフロックでは無い筈。
今回、距離短縮になるのもプラスになる筈なので、人気にはなると思うが仕方ないところか。

モントライゼ

戦績5戦2勝 栗東・松永幹夫

父ダイワメジャー　母父Nayef

前走は朝日杯ＦＳ（Ｇ１ 阪神芝1600M）に出走し、４番人気だったが結果は１０着。
２走前の京王杯２歳Ｓ（Ｇ２）を勝った時でも距離が本質的には長いと思えたので、さすがに前走のマイルは長かったか。
今回また1400Mへ距離が戻るが、思っていたよりも人気になるようなら割り引きたい気持ちに変わりはない。

アスコルターレ

戦績5戦3勝 栗東・西村真幸

父ドゥラメンテ　母父Danehill Dancer

前走は阪神芝1200MのマーガレットＳ（Ｌ）に出走し、２番人気だったが見事１着。
２走前の朝日杯ＦＳ（Ｇ１）は１４着に惨敗しているが、既にオープン格以上のレースを２勝しているのは評価できる。
一応1400Mで２勝しているが、1200Mから1400Mへ距離が戻るのは微妙な気もする。
もし、思っていたよりも人気になるようなら敢えて割り引くかも知れない。

ルークズネスト

戦績4戦1勝 栗東・浜田多実雄

父モーリス　母父ディープインパクト

前走はシンザン記念（Ｇ３ 中京芝1600M）に出走し、８番人気だったが２着に好走。
３戦目で未勝利を勝ち上がって前走が重賞初挑戦だったが、タイムも速く内容は良かったと思える。
距離短縮も十分こなせそうなので、ここでも上位争いは十分可能と思える。

ショックアクション

戦績4戦2勝 栗東・大久保龍志

父Gleneagles　母父Fastnet Rock

前走は朝日杯ＦＳ（Ｇ１ 阪神芝1600M）に出走し、６番人気１３着。
２走前の新潟２歳Ｓ（Ｇ３ 新潟芝1600M）はかなり強い勝ち方だったので、前走は期待したが案外な結果に終わっている。
前走は手応えの割に全く伸びなかったが、距離短縮と左回りに替わるのがプラスに出る可能性がかなりありそうか。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、前走で軸として狙ったが案外な結果に終わっている。
今回は条件好転で巻き返す可能性がかなりありそうで、人気落ち濃厚の今回はかなりの狙い目になりそう。

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