【日経賞2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年3月27日（土）に行われる「日経賞2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で69回目を迎える「日経賞」は中山芝2500Mで行われる古馬のＧ２重賞です。
阪神大賞典と同様に天皇賞（春）を見据えた馬が出走するレースなのですが、近年は天皇賞（春）が軽視される傾向にありますので、年によってはＧ１級の馬が出走してこないケースも出てきています。
過去10年の１番人気馬の戦績は4-2-1-3、勝率40%、連対率60%、複勝率70%ということで、1番人気馬の信頼度はほぼ標準的なレースと言えるかと思います。

日経賞2021 出走予定馬

登録馬は以下の19頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

カレンブーケドール

戦績13戦2勝 美浦・国枝栄

父ディープインパクト　母父Scat Daddy

前走は有馬記念（Ｇ１ 中山芝2500M）に出走し、３番人気５着。
未だに２勝馬で重賞勝ちが無い馬だが、これまでＧ１での２着が３回、重賞２着が５回もあり、キャリア１３戦で一度も掲示板を外したことがない。
今回は相手関係がかなり楽になっているので、目標はあくまでも先だが待望の重賞勝ちの大チャンスと思える。

ワールドプレミア

戦績9戦3勝 栗東・友道康夫

父ディープインパクト　母父Acatenango

前走は有馬記念（Ｇ１ 中山芝2500M）に出走し、５番人気でカレンブーケドールと同着の５着。
一昨年の３歳時に菊花賞（Ｇ１）を勝ち、有馬記念（Ｇ１）でも３着に好走している。
その後長い休養があって、復帰後はジャパンカップ（Ｇ１）６着、前走５着ともう一息のレースが続いている。
しかしながら、前走は勝負処でポジションを下げざるを得ない不利があったので、今回は当然ながら巻き返しがあっても可笑しくない筈。

ステイフーリッシュ

戦績24戦2勝 栗東・矢作芳人

父ステイゴールド　母父キングカメハメハ

前走は京都記念（Ｇ２ 阪神芝2200M）に出走し、３番人気だったが２着に好走。
３歳春の京都新聞杯（Ｇ２）勝ち以来３年近く勝ち鞍が無いが、その間も前走のようなレベルの高い走りが出来ている。
今回も久々の重賞勝ちのチャンスはあると思えるので、軽視は禁物という気がする。

ダンビュライト

戦績25戦4勝 栗東・音無秀孝

父ルーラーシップ　母父サンデーサイレンス

前走は京都記念（Ｇ２ 阪神芝2200M）に出走し、６番人気だったが３着に好走。
２歳時から活躍している馬で、これまで2018年のAJCC（Ｇ２）と2019年の京都記念（Ｇ２）を勝っている。
年齢的な衰えなのか昨年はやや低迷気味も、前走で久々に馬券圏内の好走をみせているので、ここでも馬券圏内なら可能性はあるかも知れない。

モズベッロ

戦績17戦4勝 栗東・森田直行

父ディープブリランテ　母父Harlan’s Holiday

前走は京都記念（Ｇ２ 阪神芝2200M）に出走し、５番人気８着。
昨年の日経新春杯（Ｇ２）を勝ち、昨年のこのレースでも２着に好走し、宝塚記念（Ｇ１）でも３着に好走している。
前走は期待したほどの結果ではなかったが、地力がそれなりに高いのは間違いないので、軽視は禁物という気がする。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、順調に使われていたら今頃は中長距離路線のトップに近い存在に成れていた筈。
ここで久々の勝ち鞍を挙げて、再浮上モードに突入していくとみている。

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