【マーチステークス2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年3月28日（日）に行われる「マーチステークス2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で28回目を迎える「マーチステークス」は中山ダート1800Mで行われる古馬のＧ３のハンデ重賞です。
ハンデ重賞らしく毎年のように荒れる傾向となっており、特に中山ダートのスペシャリスト的な馬が穴をあける傾向となっています。
過去10年の１番人気馬の戦績は1-1-1-7、勝率10%、連対率20%、複勝率30%ということで１番人気馬が昨年１１年振りにようやく１着となるような状況となっており、1番人気馬の信頼度はかなり低いレースとなっています。

マーチステークス2021 出走予定馬

登録馬は以下の20頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

アメリカンシード

戦績9戦4勝 栗東・藤岡健一

父Tapit　母父Stormin Fever

前走は中山ダート1800MのアレキサンドライトＳ（３勝クラス）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
これでダートを使い始めてから１勝クラス、２勝クラス、前走と土つかずの３連勝となっている。
ダートでは底を見せていないが、オープン昇級即の重賞挑戦となると人気ほどの信頼が出来るかは微妙な気もする。
もし、断トツ人気になるようなら少し割り引く可能性もあるかも知れない。

ハヤヤッコ

戦績19戦4勝 栗東・国枝栄

父キングカメハメハ　母父クロフネ

前走は中山ダート1800Mの総武Ｓ（オープン）に出走し、３番人気３着。
３歳８月にレパードＳ（Ｇ３）を勝っており、どちらかと言うと左回りのほうが得意なので、前走は微妙だと思っていたが、直線のゴール直前でかなり鋭い脚を使って３着まで押し上げている。
右回りでも十分力は出せることがわかったので、今回も上位争いに加わって来る可能性はそれなりにありそうか。

スワーヴアラミス

戦績21戦6勝 栗東・須貝尚介

父ハーツクライ　母父Sligo Bay

前走はみやこＳ（Ｇ３ 阪神ダート1800M）に出走し、５番人気８着。
昨年のこのレースの勝ち馬だが、その後は平安Ｓ（Ｇ３）５着、ブラジルＣ（Ｌ）５着、そして前走と案外なレースが続いている。
昨年の今頃の勢いが無くなってはいるが、休みを挟んで立て直して来ている可能性はあるので、コノ馬も軽視は禁物か。

ナムラカメタロー

戦績17戦7勝 美浦・稲垣幸雄

父ヨハネスブルグ　母父マンハッタンカフェ

前走は中山ダート1800Mの総武Ｓ（オープン）に出走し、１１番人気という低評価だったが見事１着。
２年前に１勝クラスから一気に佐賀記念（Ｇ３）制覇まで６戦５勝の快進撃をしていた時期があったが、昨年の名古屋大賞典（Ｇ３）３着後は低迷が続いていた。
前走は５８キロを背負いながらかなり強い勝ち方をしていたので、実力馬復活ということならば今回も軽視は禁物か。

ダノンファスト

戦績11戦4勝 美浦・菊沢隆徳

父キングカメハメハ　母父ファルブラヴ

前走は中山ダート1800Mの総武Ｓ（オープン）に出走し、１番人気に推されたが結果は１０着。
これまでダートでは一度も崩れたことが無かったが、前走で初めて連を外した形となる。
前走は石橋脩騎手に初めて乗り替わっての初のダートでの凡走だったので、今回巻き返しは可能だと思える。

現時点での狙い馬候補

このレース、予想オッズ上位人気馬意外の馬から狙いたい。
コノ馬、走る毎に未だ成長をみせており、前走の内容はかなり優秀。
ハンデもソコソコ恵まれる可能性があるのと、あまり人気にもならない筈なのでコノ馬を思い切って狙ってみたい。

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