【フローラステークス2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年4月25日（日）に行われる「フローラステークス2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で56回目を迎える「フローラステークス」は東京芝2000Mで行われる３歳牝馬限定のＧ２重賞です。
オークストライアルとして行われるレースで、２着までに優先出走権が与えられます。
最近の勝ち馬では、2010年のサンテミリオンがオークスを勝っていて、2016年のチェッキーノ、2017年のモズカッチャン、そして昨年2020年のウインマリリンがオークスで2着となっていますので、年によっては本番のオークスに結びついています。
過去10年の１番人気馬の戦績は3-1-0-6、勝率30%、連対率40%、複勝率40%ということで、勝率は普通ですが1番人気馬の信頼度はやや低目なレースと言えるかと思います。

フローラステークス2021 出走予定馬

登録馬は以下の17頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

オヌール

戦績2戦2勝 栗東・友道康夫

父ディープインパクト　母父Le Havre

前走は阪神芝1800Mのアルメリア賞（１勝クラス）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
デビュー２連勝土つかずで底をみせていないが、姉のデゼル同様にかなりの素質を秘めている。
しかし、姉のデゼルが距離短縮でマイルの阪神牝馬Ｓを勝ったことからも距離延長は微妙な気がするので、人気ほどの信頼は出来ないか。

ユーバーレーベン

戦績5戦1勝 美浦・手塚貴久

父ゴールドシップ　母父ロージズインメイ

前走はフラワーＣ（Ｇ３ 中山芝1800M）に出走し、１番人気に推されていたが結果は３着。
２走前の阪神ＪＦ（Ｇ１ 阪神芝1600M）は僅差の３着とこの世代の牝馬ではトップグループに近い存在の筈で、やや勝ち味に遅いタイプだが地力はある。
距離が2000Mに延びるのは良さそうなので、ここで好走してオークスに弾みを付けたいところか。

ウインアグライア

戦績5戦3勝 美浦・和田雄二

父マツリダゴッホ　母父Arch

前走は若駒Ｓ（Ｌ 中京芝2000M）に出走し、５番人気だったが見事１着。
デビューから２連勝で札幌芝1800Mのコスモス賞（オープン）を勝っていて、その後はアルテミスＳ（Ｇ３）６着、阪神ＪＦ（Ｇ１）１３着と壁に当たったが、前走でこの時期にしては重要な３勝目を挙げている。
この時期に３勝を挙げている馬はなかなかいないので、属性は地味でもここでは間違いなく力上位の筈。

パープルレディー

戦績4戦2勝 美浦・奥村武

父ディープインパクト　母父ホワイトマズル

前走は東京芝2400Mのゆりかもめ賞（１勝クラス）に出走し、６番人気だったが見事１着。
兄弟馬に重賞勝ち馬のカツジやミッキーグローリーがいる良血で、コノ馬もかなりの素質を秘めていそう。
距離が延びてパフォーマンスを上げて来ているので、馬格は小さいがここで権利獲りの可能性は十分ありそうか。

ジェニーアムレット

戦績2戦1勝 美浦・加藤征弘

父ディープインパクト　母父Sightseeing

前走は東京芝2400Mの未勝利戦に出走し、２番人気だったが見事１着。
新馬戦は２着に終わったが、２戦目の前走の未勝利戦はかなり強い勝ち方だった。
血統も良く、馬体もまだまだ強くなりそうな感じなので、キャリアは浅いがここで権利を獲れる可能性はあると思える。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、属性は地味だが地力は確か。
レースセンスはかなりある馬だとみているので、このメンバーのなかでは最も買い安心感がある。

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