【マーメイドステークス2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年6月20日（日）に行われる「マーメイドステークス2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で26回目を迎える「マーメイドステークス」は阪神芝2000Mで行われる３歳以上牝馬限定のＧ３ハンデ重賞です。
創設当初は別定重量戦でしたが、2006年以降はハンデ戦となり、下級条件からの格上挑戦の馬でもかなり馬券に絡むことがあり、牝馬限定のハンデ重賞のなかでもかなり荒れるという印象が強いレースです。

過去10年の１番人気馬の戦績は2-1-1-6、勝率20%、連対率30%、複勝率40%ということで、1番人気馬の信頼度は牝馬限定のハンデ重賞らしくかなり低いレースとなっています。

マーメイドステークス2021 出走予定馬

登録馬は以下の23頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

シャドウディーヴァ

戦績20戦2勝 美浦・斎藤誠

父ハーツクライ　母父Dansili

前走は中山牝馬Ｓ（Ｇ３ 中山芝1800M）に出走し、８番人気５着。
これまで重賞勝ちは無いものの、３歳春にフローラＳ（Ｇ２）、昨年の東京新聞杯（Ｇ３）と府中牝馬Ｓ（Ｇ２）で２着の実績がある。
ハンデがどれくらになるかと、距離がやや長い気がするのが微妙な気がするが、勝ち負けに加わって来る可能性はそれなりにある筈か。

アブレイズ

戦績9戦3勝 栗東・池江泰寿

父キズナ　母父ジャングルポケット

前走はメイＳ（オープン 東京芝1800M）に出走し、２番人気だったが見事１着。
新馬戦を勝って２戦目のフラワーＣ（Ｇ３）をいきなり勝った馬だが、その後は１年近く良い結果が出ていなかった。
しかし、その１年の間も愛知杯（Ｇ３）４着や福島牝馬Ｓ（Ｇ３）で0.2秒差の６着など随所に地力はみせていた。
前走で古馬との対戦でもかなり目途が付いたと思えるので、今回のメンバー相手なら久々の重賞での好走もあると思える。

ソフトフルート

戦績14戦4勝 栗東・斎藤崇史

父ディープインパクト　母父Kingmambo

前走はシドニーＴ（３勝クラス 中京芝2000M）に出走し、３番人気だったが見事１着。
５走前に秋華賞（Ｇ１）で３着に好走しているが、その後のエリザベス女王杯（Ｇ１）は６着とソコソコの内容だったが、自己条件の３勝クラスで２走続けて５着と案外な結果が続いていた。
少し時計の掛かる芝2000Mが一番合っていそうなので、牝馬限定重賞なら十分戦えると思える。

アンドラステ

戦績10戦4勝 栗東・中内田充正

父オルフェーヴル　母父Dynaformer

前走はターコイズＳ（Ｇ３ 中山芝1600M）に出走し、３番人気だったが２着に好走。
５走前に準オープンを勝ち上がって以降、重賞で毎回人気なっているが、３走前の関屋記念（Ｇ３ 新潟芝1600M）と前走の２回馬券圏内に入っている。
重賞でもう一押し足りないレースが続いているが、今回のメンバーに入れば地力は上位は明らかで、久々でも十分勝ち負けになると思える。

サンクテュエール

戦績8戦2勝 美浦・藤沢和雄

父ディープインパクト　母父Canadian Frontier

前走は福島牝馬Ｓ（Ｇ３ 新潟芝1800M）に出走し、１０番人気という低評価だったが３着に好走。
新馬戦を勝った後、２歳１０月にアルテミスＳ（Ｇ３）で２着、３歳１月にシンザン記念（Ｇ３）勝ったが、その後は低迷が続いていた。
前走でかなり久々に好走して古馬との対戦でも目途が付きそうな気配を示したので、ここも前進が期待出来そうか。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、毎回のように期待してはいるもののなかなか期待以上の結果を出してくれないが、このメンバーに入れば地力上位は明らか。
ハンデもソコソコ恵まれそうな戦績なので、ここでようやくの重賞初勝利が期待出来るか。

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