【札幌記念2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年8月22日（日）に行われる「札幌記念2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で57回目を迎える「札幌記念」は札幌芝2000Mで行われる３歳以上のＧ２重賞です。
サマー２０００シリーズの第4戦目として行われるレースですが、ほぼ毎年のようにＧ１級の馬が出走してきますので、かなりＧ１のレベルに近いＧ２競走と言えます。
今年もソダシ、ラヴズオンリーユー、ブラストワンピースと言ったＧ１馬が登録してきていますので、今年もかなりレベルの高いメンバーとなりそうです。
過去10年の１番人気馬の戦績は1-4-3-2、勝率10%、連対率50%、複勝率80%ということで、勝率は低いのですが連対率と複勝率は高く１番人気馬の信頼度はそれなりに高いレースとなっています。

札幌記念2021 出走予定馬

登録馬は以下の13頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ソダシ

戦績6戦5勝 栗東・須貝尚介

父クロフネ　母父キングカメハメハ

前走はオークス（Ｇ１ 東京芝2400M）に出走し、１番人気に推されたが結果は８着。
デビューから２回のレコード勝ちを含む破竹の５連勝で、阪神ＪＦ（Ｇ１）と桜花賞（Ｇ１）を制している。
前走のオークスは上位を差し追い込み勢が占めて前々で競馬したコノ馬にとっては結果的に展開が厳しかったと思える。
今回は2000Mへの距離短縮と斤量面での恩恵があるので、古馬のＧ１馬が相手でも巻き返す可能性はかなりありそうか。

ラヴズオンリーユー

戦績13戦6勝 栗東・矢作芳人

父ディープインパクト　母父Storm Cat

前走は香港に遠征しクイーンエリザベス二世Ｃ（Ｇ１ 芝2000M）に出走し、７頭立てのレースで見事１着。
２走前はドバイに遠征してドバイＳＣ（Ｇ１）で３着に好走しており、デビューから４連勝でオークスを勝った後は、長らく案外なレースが続いていたが、今年に入ってからは明らかな再浮上モードに入っている。
海外遠征明けと言う点が微妙でも、ここでは間違いなく有力な１頭になる筈。

ブラストワンピース

戦績17戦7勝 美浦・手塚貴久

父ハービンジャー　母父キングカメハメハ

前走は鳴尾記念（Ｇ３ 中京芝2000M）に出走し、５番人気３着。
現在は６歳馬だが、３歳の暮れに有馬記念（Ｇ１）を勝ち、一昨年のこのレースも勝っている。
昨年１月のAJCC（Ｇ２）勝ち以来長らく低迷が続いていたが、前走で久々の馬券圏内に来ているので、これが完全復活へのキッカケになる可能性はあるかも知れない。

ウインキートス

戦績16戦5勝 美浦・宗像義忠

父ゴールドシップ　母父ボストンハーバー

前走は目黒記念（Ｇ２ 東京芝2500M）に出走し、８番人気だったが見事１着。
その前走はオープン昇級後２戦目のレースだったが、超スローの流れに巧く乗って、直線早め先頭から後続を２馬身離して完勝している。
今回はメンバーレベルが上がるが、機動力を活かせばここでも上位争いに食い込むことは可能と思える。

トーラスジェミニ

戦績29戦8勝 美浦・小桧山悟

父キングズベスト　母父マンハッタンカフェ

前走は七夕賞（Ｇ３ 福島芝2000M）に出走し、２番人気だったが見事１着。
前走の勝ち鞍がコノ馬にとっての待望の重賞初勝利となっている。
かなり地味な属性の馬だが着実に地力を強化しており、前走も着差以上の強い勝ち方だった。
今回はメンバーレベルがかなり上がるが、調子の良さを活かせば十分上位争いに加われそうか。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、前走は人気を裏切る形となったが本質的に合わない条件で展開もかなり厳しかったことを考慮すれば言い訳出来る。
今回は大幅に条件が好転し、斤量も反則気味に有利なので人気でも仕方ないレベルだとみている。

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