【富士ステークス2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年10月23日（土）に行われる「富士ステークス2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で24回目を迎える「富士ステークス」は東京芝1600Mで行われる３歳以上のＧ２重賞です。
来月に行われるマイルチャンピオンシップ（Ｇ１）のステップレースという位置づけとなっており、１着馬には優先出走権が与えられます。
このレースの勝ち馬で後にマイルＣＳを勝った馬はエアジハード、エイシンアポロン、ダノンシャークと３頭いますが、同じ年にマイルＣＳを勝ったのはエイシンアポロンの１頭しかいません。
過去10年の１番人気馬の戦績は3-1-0-6、勝率30%、連対率40%、複勝率40%ということで、勝率はそこそこですが、１番人気馬の信頼度としては今ひとつのレースとなっています。

富士ステークス2021 出走予定馬

登録馬は以下の17頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ダノンザキッド

戦績5戦3勝 栗東・安田隆行

父ジャスタウェイ　母父Dansili

前走は皐月賞（Ｇ１ 中山芝2000M）に出走し、１番人気に推されたが結果は１５着に大敗。
２歳時にホープフルＳ（Ｇ１）を勝ち、３歳初戦の弥生賞ディープインパクト記念（Ｇ２）は３着だったが、前走は案外過ぎる大敗だった。
今回は立て直してのマイル路線への参戦となるが、ややズブイ印象があるのでマイルのスピードに対応出来るかは微妙な気がする。

ソングライン

戦績6戦2勝 美浦・林徹

父キズナ　母父シンボリクリスエス

前走は関屋記念（Ｇ３ 新潟芝1600M）に出走し、１番人気に推されたが結果は３着。
２走前のＮＨＫマイルＣ（Ｇ１）で僅差の２着に好走し、前走は斤量５１キロということもあって１番人気になったが思ったほど弾けなかった。
それでもマイルの距離なら安定して走れるタイプだと思えるので、斤量５２キロなら好勝負は必至な気がする。

ロータスランド

戦績10戦5勝 栗東・辻野泰之

父Point of Entry　母父Scat Daddy

前走は関屋記念（Ｇ３ 新潟芝1600M）に出走し、４番人気だったが見事１着。
その前走の勝ち鞍でサマーマイルシリーズのシリーズチャンピオンを決めている。
自在性があって終いの脚もあるタイプで大崩れしないタイプだと思える。
まだこれから強くなりそうな余地もあるので、今回のメンバーなら重賞連勝も十分有り得るか。

アルジャンナ

戦績8戦1勝 栗東・池江泰寿

父ディープインパクト　母父Tiz Wonderful

前走はエプソムＣ（Ｇ３ 東京芝1800M）に出走し、１番人気に推されたが結果は１０着大敗。
２走前のマイラーズＣ（Ｇ２）で復調を示す２着好走だったが、前走は案外な結果に終わっている。
結局はマイルの距離が一番パフォーマンスが良さそうなので、ここで巻返す可能性はあるかも知れない。

ザダル

戦績11戦5勝 美浦・大竹正博

父トーセンラー　母父Lemon Drop Kid

前走は新潟記念（Ｇ３ 新潟芝2000M）に出走し、１番人気に推されたが結果は１３着に大敗。
その前走の新潟記念は完全に外伸び馬場で２番枠のコノ馬にとっては痛かったのと、57.5キロのハンデは2000Mも微妙に長かったかも知れない。
今回は新馬戦以来のマイル戦となるが、人気落ちでの巻き返しは十分あると思える。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、前走は有利とは思えないコース取りながら危なげない勝ちっぷりだった。
ここに来て急激に強くなっている印象があるので、今回のメンバー相手でも重賞連勝が十分期待出来る。

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