【中山記念2022】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2022年2月27日（日）に行われる「中山記念2022」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で96回目を迎える「中山記念」は中山芝1800Mで行われる古馬のＧ２重賞です。
戦前から行われているレースで、1951年までは年２回行われて距離も3200Mや3400Mだった時代がありましたが、1957年から現行の芝1800Mとなっています。
このレースも京都記念と同様にドバイ遠征を控えた馬の壮行レースになるようなことが多く、最近ではジャスタウェイやドゥラメンテなどがこのレースを勝ってドバイ遠征に臨んでいます。
過去10年の１番人気馬の戦績は3-0-0-7、勝率30%、連対率30%、複勝率30%ということで、１番人気馬が１着か着外のどちらかという感じとなっており、信頼度は低い感じとなっています。

中山記念2022 出走予定馬

登録馬は以下の17頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ダノンザキッド

戦績7戦3勝 栗東・安田隆行

父ジャスタウェイ　母父Dansili

前走はマイルＣＳ（Ｇ１ 阪神芝1600M）に出走し、５番人気３着。
２歳時にデビューから３連勝で東スポ杯２歳Ｓ（Ｇ３）とホープフルＳ（Ｇ１）を勝ったが、３歳初戦の弥生賞（Ｇ２）３着まではよいとして、皐月賞（Ｇ１）は１５着に大敗してしまった。
その後立て直して、３歳秋からマイル路線にシフトして古馬との対戦でもそれなりの結果を出している。
今回の1800Mぐらいの距離が一番合っている可能性はあるが、ジャスタウェイ産駒の牡馬が古馬になってから失速するパターンが目立つので、思っていたよりも人気になるようなら少し割り引きたい。

カラテ

戦績28戦6勝 美浦・高橋祥泰

父トゥザグローリー　母父フレンチデピュティ

前走は東京新聞杯（Ｇ３ 東京芝1600M）に出走し、２番人気３着。
その前走の東京新聞杯は直線でやや窮屈になって踏み出しがやや遅れた感じだったが、それでも３着までは押し上げて地力の高さを示している。
1800Mへの距離延長が微妙だが2000Mでの勝ち鞍があるので、ここでも好走する可能性はあると思える。

パンサラッサ

戦績17戦4勝 栗東・矢作芳人

父ロードカナロア　母父Montjeu

前走は有馬記念（Ｇ１ 中山芝2500M）に出走し、８番人気１３着。
その前走の有馬記念は果敢に大逃げを打ったが、さすがに直線で脚が残らずという感じだった。
２走前に福島記念（Ｇ３）をハイペースの逃げて圧勝しており、ここでもマイペースの逃げに持ち込めれば好走の可能性は高そうに思える。

アドマイヤハダル

戦績8戦3勝 栗東・大久保龍志

父ロードカナロア　母父ディープインパクト

前走は白富士Ｓ（Ｌ 東京芝2000M）に出走し、２番人気２着。
３歳春に若葉Ｓ（Ｌ）を勝ち、皐月賞（Ｇ１）４着、ダービーは１７着。
古馬との対戦で前走結果を出したので、ここでも通用する可能性はあると思える。

ヒュミドール

戦績22戦4勝 美浦・小手川準

父オルフェーヴル　母父チチカステナンゴ

前走は福島記念（Ｇ３ 福島芝2000M）に出走し、６番人気だったが２着に好走。
３走前には小倉記念（Ｇ３）で２着に好走しており、複数回重賞で連対を果たしている。
相手は強くなるが、馬券圏内に食い込んでくる可能性はあると思えるので軽視は禁物か。

現時点での狙い馬候補

今年の中山記念はA評価の馬が１頭だけなので、必然的に狙い目はコチラの馬か。
今回は展開面の恩恵がかなりありそうなので、このメンバー相手なら十分勝ち負けに持ち込めるとみている。

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