【阪急杯2022】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2022年2月27日（日）に行われる「阪急杯2022」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で66回目を迎える「阪急杯」は阪神芝1400Mで行われる古馬のＧ３重賞です。
３月に行われる高松宮記念（Ｇ１）の前哨戦という位置付けのレースですが、これまで何度か施行条件が変更となっており、高松宮記念がＧ１になった1996年から2005年までは芝1200Mで行われていましたが、2006年から現行の芝1400Mで行われています。
過去10年の１番人気馬の戦績は3-1-2-4、勝率30%、連対率40%、複勝率60%ということで、１番人気馬の信頼度はほぼ標準的なレースかと思います。

阪急杯2022 出走予定馬

登録馬は以下の16頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

タイセイビジョン

戦績15戦3勝 栗東・西村真幸

父タートルボウル　母父スペシャルウィーク

前走は阪神Ｃ（Ｇ２ 阪神芝1400M）に出走し、１０番人気４着。
２歳時に京王杯２歳Ｓ（Ｇ２）を勝ち、朝日杯ＦＳ（Ｇ１）は２着、３歳４月にアーリントンＣ（Ｇ３）を勝っているが、古馬になってからは伸び悩んでいる印象があった。
しかしながら、直近の２戦で明らかな復調傾向を示しているので、今回のメンバーレベルなら久々の勝ち鞍も十分有り得るか。

グレイイングリーン

戦績9戦4勝 栗東・池江泰寿

父ディープインパクト　母父Closing Argument

前走は新春Ｓ（３勝クラス 中京芝1400M）に出走し、４番人気だったが見事１着。
これまで重賞は３歳時にアーリントンＣ（Ｇ３）１７着、ＮＨＫマイルＣ（Ｇ１）１７着と全く結果が出ていないが、1400Mの距離では崩れたことがない。
今回は一気にメンバーレベルが上がるので、思っていたよりも人気になるようなら少し割り引きたい感じか。

ダイアトニック

戦績20戦7勝 栗東・安田隆行

父ロードカナロア　母父サンデーサイレンス

前走は京都金杯（Ｇ３ 中京芝1600M）に出走し、１２番人気だったが４着に好走。
2019年にスワンＳ（Ｇ２）を勝ち、2020年には函館スプリントＳ（Ｇ３）を勝っているが、その後しばらくは低迷期に入っていた。
しかしながら、前走で明らかな復調気配を示したので、今回はさらなる前進も期待出来るか。

エイティーンガール

戦績24戦6勝 栗東・飯田祐史

父ヨハネスブルグ　母父アグネスタキオン

前走は京阪杯（Ｇ３ 阪神芝1200M）に出走し、１０番人気という低評価だったが見事１着。
2020年にキーランドＣ（Ｇ３）を勝っており、前走と合わせて重賞２勝している。
しかしながら、今回はフィリーズレビュー（Ｇ２）以来久々の1400Mなので、思っていたよりも人気になるようなら少し割り引きたい。

トゥラヴェスーラ

戦績21戦4勝 栗東・高橋康之

父ドリームジャーニー　母父アドマイヤコジーン

前走は京王杯ＳＣ（Ｇ２ 東京芝1400M）に出走し、１０番人気という低評価だったが２着に好走。
これまでオープン格以上のレースで２勝はしているものの、重賞では馬券圏内がなかったが、前走で初めて重賞で連対している。
戦績にムラがあるものの、着実に力を付けている感じはするので、今回は久々になるが軽視は禁物か。

現時点での狙い馬候補

今年の阪急杯はA評価の馬が２頭いるが、展開面の恩恵なども考慮すると狙い目はコチラの馬か。
元々Ｇ１にも手が届きそうな実力馬がここにきて復調気配なら、前走よりもプラス材料の多い今回は絶好の狙い目となる筈。

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