【高松宮記念2022】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2022年3月27日（日）に行われる「高松宮記念2022」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で52回目を迎える「高松宮記念」は中京芝1200Mで行われる古馬のＧ１レースです。
春のスプリント王決定戦として行われるＧ１レースですが、同時に春のＧ１シリーズの開幕戦という位置付けのレースでもあります。
元々は高松宮杯というレース名で芝2000Mで行われていましたが、1996年にＧ１に格上げされ芝1200Mで行われるようになっています。
意外に連覇の少ないレースで、過去に連覇を達成しているのは2010年と2011年に勝ったキンシャサノキセキ1頭だけとなっています。
過去10年の１番人気馬の戦績は2-1-3-4、勝率20%、連対率30%、複勝率60%ということで、勝利と連対率が低く1番人気馬の信頼度はやや低めと言えるかと思います。

高松宮記念2022 出走予定馬

登録馬は以下の20頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

レシステンシア

戦績13戦5勝 栗東・松下武士

父ダイワメジャー　母父Lizard Island

前走は香港に遠征し香港スプリント（Ｇ１ シャティン芝1200M）に出走し、１２頭立ての２着に好走。
その前走は大きな落馬事故が起きたが、その影響を受けずに好走出来ている。
実績的には間違いなく上位の馬だが、初の海外遠征明けという点がやや気になるので、思っていたよりも人気になるようなら少し割り引きたい。

グレナディアガーズ

戦績9戦3勝 栗東・中内田充正

父Frankel　母父Harlington

前走は阪神Ｃ（Ｇ２ 阪神芝1400M）に出走し、３番人気だったが見事１着。
２走前のマイルＣＳ（Ｇ１）は１３着に崩れたが、それ以外は掲示板を外したことが無く、恐らく1400M以下のレースなら相当高いレベルで走れる馬という印象が強い。
今回は初の1200Mのレースになるが、追走スピードは全く問題ないと思うので、ここで朝日杯ＦＳ（Ｇ１）以来のＧ１勝ちの可能性はかなりあると思える。

メイケイエール

戦績9戦5勝 栗東・武英智

父ミッキーアイル　母父ハービンジャー

前走はシルクロードＳ（Ｇ３ 中京芝1200M）に出走し、２番人気だったが見事１着。
前走は全く問題無い内容で勝ち切っているが、それでもかなり気難しい馬という印象が強い。
コノ馬も思っていたよりも人気になるようなら少し割り引きたい感じになってしまうか。

ダイアトニック

戦績21戦8勝 栗東・安田隆行

父ロードカナロア　母父サンデーサイレンス

前走は阪急杯（Ｇ３ 阪神芝1400M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
2019年にスワンＳ（Ｇ２）を勝ち、2020年のこのレースはクリノガウディーの斜行による不利を受けなければ勝っていた可能性もあった。
その後、すぐにでもＧ１に手が届きそうだったが、2020年のキーランドＣ（Ｇ３）で道悪で惨敗してから低迷期に入ってしまい、今年になってようやく復調してきている。
前走の勝ち内容を見る限り完全復活と言っていいと思えるので、ここで２年前の鬱憤を晴らす可能性はかなりあると思える。

ジャンダルム

戦績26戦6勝 栗東・池江泰寿

父Kitten’s Joy　母父Sunday Silence

前走はオーシャンＳ（Ｇ３ 中山芝1200M）に出走し、２番人気だったが見事１着。
前走で２歳時のデイリー杯２歳Ｓ（Ｇ２）以来の５年振りの重賞勝ちを収めている。
かなり戦績にムラがあり、中山適性にやや偏っている面も感じるが、軽視は禁物という感じがする。

現時点での狙い馬候補

今年の高松宮記念はA評価の馬が２頭いるが、妙味を考慮すると狙い目はコチラの馬か。
前走で完全復活を示したが、今回はコノ馬にとっての悲願のＧ１制覇の大チャンスに間違いない。

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