【鳴尾記念2022】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2022年6月4日（土）に行われる「鳴尾記念2022」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で74回目を迎える「鳴尾記念」は例年は阪神芝2000Mで行われますが、昨年に引き続き今年も中京芝2000Mで行われる３歳以上のＧ３重賞です。
これまで何度か距離が変更となっており、90年代の半ばぐらいまでは芝2500Mで行われていましたが、その後一時1800Mの時代を経て、2012年以降は現在のように芝2000Mで行われています。
過去１０年の１番人気馬の戦績は2-4-0-4、勝率20%、連対率60%、複勝率60%ということで、勝率がやや低いものの1番人気馬の信頼度は標準的なレースかと思います。

鳴尾記念2022 出走予定馬

登録馬は以下の12頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ジェラルディーナ

戦績12戦4勝 栗東・斎藤崇史

父モーリス　母父ディープインパクト

前走は阪神牝馬Ｓ（Ｇ２ 阪神芝1600M）に出走し、３番人気６着。
まだ重賞の勝ち鞍や馬券圏内歴が無いが、３走前のチャレンジＣ（Ｇ３）と２走前の京都記念（Ｇ２）で４着となっている。
母がジェンティルドンナという超良血馬なので人気先行というイメージが強く、思っていた以上に抜けた人気になるようなら敢えて割り引きたい感じがする。

ヴェルトライゼンデ

戦績9戦2勝 栗東・池江泰寿

父ドリームジャーニー　母父Acatenango

前走は昨年１月のAJCC（Ｇ２ 中山芝2200M）に出走し、３番人気２着。
これまで重賞勝ちは無いが、ホープフルＳ（Ｇ１）２着、スプリングＳ（Ｇ２）２着、日本ダービー（Ｇ１）３着、神戸新聞杯（Ｇ２）２着、そして前走と重賞２着が４回、３着が１回もある。
今回はかなり久々となるが、兄弟馬に菊花賞と天皇賞（春）を勝ったワールドプレミアやマイラーズＣを勝ったワールドエースがいる良血馬なので、軽視は禁物という感じか。

サンレイポケット

戦績25戦5勝 栗東・高橋義忠

父ジャングルポケット　母父ワイルドラッシュ

前走は金鯱賞（Ｇ２ 中京芝2000M）に出走し、３番人気７着。
昨年の新潟大賞典（Ｇ３）を勝っているほか、昨年は天皇賞（秋）とＪＣで４着に好走するなどしている。
前走はジャックドールがレコードで逃げ切るような時計勝負のレースで大外枠から外々を走るロスが大きかったので言い訳は十分出来る。
今回はかなり相手関係が楽になっているので、巻返す可能性はかなりありそうか。

カイザーバローズ

戦績8戦4勝 栗東・中内田充正

父ディープインパクト　母父Storm Cat

前走は新潟大賞典（Ｇ３ 新潟芝2000M）に出走し、３番人気２着。
その前走は重賞初挑戦だったが、上りメンバー最速の脚を繰り出して連対を果たしており、重賞でも壁を感じさせない好内容だった。
今回はややメンバーレベルが上がるのと斤量が56キロになるが、勢いで重賞初勝利に手が届く可能性はかなりありそうか。

ヤシャマル

戦績20戦4勝 美浦・尾形和幸

父キズナ　母父アグネスデジタル

前走は新潟大賞典（Ｇ３ 新潟芝2000M）に出走し、５番人気３着。
これまで重賞の連対実績は無いが、２走前の日経新春杯（Ｇ２ 中京芝2200M）も３着だったので、直近の２戦は重賞で３着に好走している。
徐々に重賞での慣れが見込めて地力も少しづつ付けてきているので、ここでも上位に食い込む可能性はあるかも知れない。

現時点での狙い馬候補

今年の鳴尾記念はA評価の馬が２頭いるが、勢いを考慮すれば狙い目はコチラの馬か。
前走はかなりの好内容で、今回は鞍上強化でさらにパフォーマンスを上げて来そうなので、重賞初勝利に手が届くとみている。

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