【函館スプリントステークス2022】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2022年6月12日（日）に行われる「函館スプリントステークス2022」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で29回目を迎える「函館スプリントステークス」は函館芝1200Mで行われる３歳以上のＧ３重賞です。
2006年に始まったサマースプリントシリーズの開幕戦という位置付けのレースで、過去にはキンシャサノキセキ、カレンチャン、セイウンコウセイなどのＧ１馬もここを勝っていますので、年によってはメンバーレベルの高い馬が揃うこともあります。また、2019年は禁止薬物騒動の影響で13頭中ダノンスマッシュ等を含めて6頭が競走除外となるような例外的な事象が発生しています。
過去10年の１番人気馬の戦績は1-2-2-5、勝率10%、連対率30%、複勝率50%ということで、1番人気馬の信頼度は低めのレースとなってます。

函館スプリントステークス2022 出走予定馬

登録馬は以下の22頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ナムラクレア

戦績7戦2勝 栗東・長谷川浩大

父ミッキーアイル　母父Storm Cat

前走は桜花賞（Ｇ１ 阪神芝1600M）に出走したが、６番人気３着。
２歳時に小倉２歳Ｓ（Ｇ３）を勝っているほか、ファンタジーＳ（Ｇ３）２着、フィリーズレビュー（Ｇ２）２着の実績もある。
オークス（Ｇ１）には向かわずここを目標にしてきており、３歳牝馬で斤量面の恩恵もかなり大きいので有力な１頭になるのは間違いないか。

ビアンフェ

戦績14戦4勝 栗東・中竹和也

父キズナ　母父サクラバクシンオー

前走はオーシャンＳ（Ｇ３ 中山芝1200M）に出走し、５番人気３着。
昨年のこのレースを勝っているほか、２歳時に函館２歳Ｓ（Ｇ３）１着、京王杯２歳Ｓ（Ｇ２）２着、３歳時に葵Ｓ（重賞）１着などの実績がある。
いつも同型馬との兼ね合い次第になってしまうが、ハナに行ければシブトイので絶対に軽視は出来ない感じか。

ヴェントヴォーチェ

戦績9戦5勝 栗東・牧浦充徳

父タートルボウル　母父Distant View

前走は春雷Ｓ（Ｌ 中山芝1200M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
今回が重賞初挑戦となるが、スピード能力は一級品のものがある。
馬齢の割にまだキャリアは少なくこれからまだまだ強くなる余地はあるので、ここでも十分通用しそうな感じがする。

プルパレイ

戦績8戦3勝 栗東・須貝尚介

父イスラボニータ　母父Fusaichi Pegasus

前走はＮＨＫマイルＣ（Ｇ１ 東京芝1600M）に出走し、８番人気１５着。
前走は大敗してしまったが、２走前にファルコンＳ（Ｇ３ 中京芝1400M）を勝っている。
1200Mの距離は初となるが、かなり合っていると思えるのと、３歳馬で斤量面の恩恵もあるので好走は十分可能な気がする。

シゲルピンクルビー

戦績10戦3勝 栗東・渡辺薫彦

父モーリス　母父High Chaparral

前走は鞍馬Ｓ（オープン 中京芝1200M）に出走し、３番人気だったが見事１着。
３歳時にフィリーズレビュー（Ｇ２ 阪神芝1400M）を勝って以降は馬券圏内歴がしばらく無かったが、前走で久々の勝ち鞍を挙げている。
長らく結果は出ていなかったが、レース内容は着実に良くなっていたので、今なら久々の重賞勝ちも十分あると思える。

レイハリア

戦績9戦4勝 美浦・田島俊明

父ロードカナロア　母父マンハッタンカフェ

前走は高松宮記念（Ｇ１ 中京芝1200M）に出走し、１０番人気１７着。
直近の２戦は二桁着順で大敗しているが、昨年の３歳時に葵Ｓ（重賞 中京芝1200M）とキーランドＣ（Ｇ３　札幌芝1200M）を勝っている。
楽に先行出来ないと脆い面があるので展開次第になるが、未だ見限れない面もあるとは思える。

現時点での狙い馬候補

今年の函館スプリントＳはA評価の馬が２頭いるが、妙味や前走内容を考慮すると狙い目はコノ馬か。
前走の勝ちっぷりが非常に優秀で、今年のメンバーレベルならここでも十分勝ち負け出来るとみている。

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