【チューリップ賞2024】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2024年3月2日（土）に行われる「チューリップ賞2024」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で31回目を迎える「チューリップ賞」は阪神芝1600Mで行われる３歳牝馬限定のＧ２重賞です。
桜花賞のトライアルレースということで、３着までに優先出走権が与えられます。
最近の勝ち馬で桜花賞を勝ったのは意外と少なく2009年のブエナビスタと2014年のハープスターの２頭だけですが、2016年のシンハライトと2017年のソウルスターリングは後にオークスを勝っています。桜花賞は勝てなくても、後にダービーを勝ったウォッカや桜花賞に出られずにオークスを勝ったエアグルーヴのようなケースもありましたので、過去の勝ち馬には後に名牝と呼ばれる馬が多数存在します。
過去10年の１番人気馬の戦績は6-1-1-2、勝率60%、連対率70%、複勝率80%ということで勝率・連対率・複勝率の何れも高く、１番人気馬の信頼度は高めのレースと言えます。

チューリップ賞2024 出走予定馬

登録馬は以下の17頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

タガノエルピーダ

戦績2戦1勝 栗東・斎藤崇史

父キズナ　母父キングカメハメハ

前走は朝日杯ＦＳ（Ｇ１ 阪神芝1600M）に出走し、５番人気３着。
前走は牡馬に混じってＧ１で馬券圏内確保はかなり評価出来る。
今回は是が非でも権利は獲らなければならない筈なので、勝負度合いもかなり高い筈で勝ち負け必至か。

ミラビリスマジック

戦績2戦2勝 美浦・国枝栄

父キズナ　母父シンボリクリスエス

前走は菜の花賞（１勝クラス 中山芝1600M）に出走し、２番人気だったが見事１着。
前走の勝ちタイムは時計が出やすかったとは言えかなり速いので、血統背景もよくコノ馬もかなり期待して良さそうか。

スウィープフィート

戦績5戦1勝 栗東・庄野靖志

父スワーヴリチャード　母父ディープスカイ

前走はエルフィンＳ（Ｌ 京都芝1600M）に出走し、３番人気２着。
２走前の阪神ＪＦ（Ｇ１）は出遅れたが、良い脚を使って７着となっている。
終いの脚は堅実なので、軽視は出来ない１頭という感じか。

ワイドラトゥール

戦績3戦2勝 栗東・藤原英昭

父カルフォルニアクローム　母父アグネスタキオン

前走は紅梅Ｓ（Ｌ 京都芝1400M）に出走し、２番人気だったが見事１着。
２走前のファンタジーＳ（Ｇ３）はスタートで後手を踏んで後方からの競馬になって１０着に終わっているが、上りはメンバー最速の脚を使っていた。
1600Mへの距離延長は微妙だが、どちらにしろ軽視は出来ない１頭という感じか。

現時点での狙い馬候補

今年のチューリップ賞はA評価の馬が２頭いるが、諸々の条件を考慮すると狙い馬になるのはコチラの馬か。
前走は馬群の間を割って着差以上の強さを示しており、このメンバー相手なら十分勝ち負け出来る筈か。

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