競馬新聞ゼロ管理人のゼロ太郎です。
2020年1月13日(祝月)に行われる「フェアリーステークス2020」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で36回目を迎える「フェアリーステークス」は中山芝1600Mで行われる3歳牝馬限定のG3重賞です。
施行条件や施行時期、レース名などが何度も変更になっているレースで、始まった当初は「テレビ東京賞3歳牝馬ステークス」という名称で12月の時期に芝1600Mで行われていました。その後芝1200Mで行われていた時代を経て、2009年からは現行のように1月に中山の芝1600Mで行われるようになっています。第1回の勝ち馬エルプスが桜花賞を勝ち、第2回の勝ち馬メジロラモーヌが牝馬3冠を制しましたが、その後のこのレースの勝ち馬からは牝馬クラシックの勝ち馬は出ていません。
過去10年の1番人気馬の戦績は2-1-1-6、勝率20%、連対率30%、複勝率40%ということで、1番人気馬の信頼度はやや低いレースとなっています。
フェアリーステークス2020 出走予定馬
登録馬は以下の27頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アヌラーダプラ | 牝3 | 54 | (美)萩原清 |
インターミッション | 牝3 | 54 | (美)手塚貴久 |
ウィーンソナタ | 牝3 | 54 | (美)伊藤圭三 |
ウインドラブリーナ | 牝3 | 54 | (栗)飯田雄三 |
オーロラフラッシュ | 牝3 | 54 | (美)藤沢和雄 |
カイトレッド | 牝3 | 54 | (美)和田雄二 |
カインドリー | 牝3 | 54 | (美)田村康仁 |
クリノプレミアム | 牝3 | 54 | (美)伊藤伸一 |
サナチャン | 牝3 | 54 | (美)武藤善則 |
シホノレジーナ | 牝3 | 54 | (栗)寺島良 |
シャインガーネット | 牝3 | 54 | (美)栗田徹 |
ジュエルタワー | 牝3 | 54 | (美)尾形和幸 |
スマイルカナ | 牝3 | 54 | (美)高橋祥泰 |
セイウンヴィーナス | 牝3 | 54 | (美)本間忍 |
ソーユーフォリア | 牝3 | 54 | (美)高柳瑞樹 |
ダイワクンナナ | 牝3 | 54 | (美)国枝栄 |
チアチアクラシカ | 牝3 | 54 | (美)堀井雅広 |
チェーンオブラブ | 牝3 | 54 | (美)小笠倫弘 |
ニシノステラ | 牝3 | 54 | (美)小西一男 |
ハローキャンディ | 牝3 | 54 | (美)久保田貴 |
ヒメサマ | 牝3 | 54 | (栗)梅田智之 |
フィドル | 牝3 | 54 | (美)高市圭二 |
フェルミスフィア | 牝3 | 54 | (美)木村哲也 |
フルートフルデイズ | 牝3 | 54 | (栗)浜田多実 |
ペコリーノロマーノ | 牝3 | 54 | (美)久保田貴 |
ポレンティア | 牝3 | 54 | (美)田中博康 |
メイプルプレゼント | 牝3 | 54 | (美)高市圭二 |
予想オッズ
1 | アヌラーダプラ | 2.5 |
2 | シャインガーネット | 5.4 |
3 | オーロラフラッシュ | 7.7 |
4 | スマイルカナ | 9.6 |
5 | ダイワクンナナ | 10.5 |
予想オッズ上位人気馬の見解
アヌラーダプラ
戦績2戦2勝 美浦・萩原清
父キングカメハメハ 母父Rahy
前走は東京芝1400Mの1勝クラス戦に出走し、1番人気に応えて見事1着。
前走は前の馬が残る流れで後方にいたが、直線のゴール前は極上の切れ味で一気に差し切っている。
近親にシンハライトがいる血統でかなりの素質を感じるのと、新馬戦で今回と同条件の新馬戦を勝ち上がっているので当然有力な1頭になる。
シャインガーネット
戦績2戦2勝 美浦・栗田徹
父オルフェーヴル 母父Gone West
前走は東京芝1600Mの赤松賞(1勝クラス)に出走し、3番人気だったが見事1着。
その前走の勝ちタイムが1分34秒4、上り3F33.6ということで、これは優秀な部類に入ると思える。
終いの脚がシッカリしているのと、今回と同条件の新馬戦を勝ち上がっていることからも有力な1頭に成り得る。
オーロラフラッシュ
戦績4戦1勝 美浦・藤沢和雄
父Frankel 母父Danehill Dancer
前走は東京スポーツ杯2歳S(G3)に出走し、4番人気4着。
前走は勝った馬がホープフルS(G1)を快勝したコントレイルが圧勝したレースなので、この4着はそれなりに評価出来る。
既にある程度の地力は示している馬なので、コノ馬に関してはオッズ次第で印の重さを判断することになりそう。
スマイルカナ
戦績3戦2勝 美浦・高橋祥泰
父ディープインパクト 母父Distorted Humor
前走は中山芝1600Mのひいらぎ賞(1勝クラス)に出走し、6番人気だったが見事1着。
その前走はうまく先行してギリギリ粘りこんだ形だが、今回と同条件の1勝クラス戦を勝った価値は高い。
今回も展開面の恩恵はありそうなので、今回も穴をあける可能性はあるかもしれない。
ダイワクンナナ
戦績1戦1勝 美浦・国枝栄
父ノヴェリスト 母父アグネスタキオン
前走は東京芝1600Mの新馬戦に出走し、2番人気だったが見事1着。
その前走の新馬戦は勝ちタイム1分35秒6、上り3F34.8秒は目立つものでは無いが2着馬に3馬身半差を付けている。
名牝ダイワスカーレットの仔ということで注目されているが、今のところ姉妹馬にコレと言った大物が出ていない。
一応コノ馬自体にはそれなりのセンスを感じるので、思っていたよりも人気にならなければ印は拾って良いかも知れない。
現時点での狙い馬候補
コノ馬、勝ちっぷりはそれほど派手には見えないが、現時点での完成度はかなりのもの。
終いの脚もかなりシッカリしているので、今回のメンバーでは最も買い安心感がある。
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