【中山記念2020】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

競馬新聞ゼロ管理人のゼロ太郎です。

2020年3月1日（日）に行われる「中山記念2020」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で94回目を迎える「中山記念」は中山芝1800Mで行われる古馬のＧ２重賞です。
戦前から行われているレースで、1951年までは年２回行われて距離も3200Mや3400Mだった時代がありましたが、1957年から現行の芝1800Mとなっています。
このレースも京都記念と同様にドバイ遠征を控えた馬の壮行レースになるようなことが多く、最近ではジャスタウェイやドゥラメンテなどがこのレースを勝ってドバイ遠征に臨んでいます。
過去10年の１番人気馬の戦績は2-0-0-8、勝率20%、連対率20%、複勝率20%ということで、１番人気馬が１着か着外のどちらかという感じとなっており、信頼度はかなり低い感じとなっています。

中山記念2020 出走予定馬

登録馬は以下の9頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ダノンキングリー

戦績7戦4勝 美浦・萩原清

父ディープインパクト　母父Storm Cat

前走はマイルＣＳ（Ｇ１）に出走したが、２番人気５着ということでコノ馬にしては案外な結果に終わっている。
しかし、昨年の３歳時は皐月賞（Ｇ１）３着、日本ダービー（Ｇ１）２着と世代トップクラスの地力を示している。
距離は寧ろこのぐらいの距離が合っていそうなので、今後のことを考えるとこのレースで一番勝ちたい馬はコノ馬という気がする。

インディチャンプ

戦績13戦7勝 栗東・音無秀孝

父ステイゴールド　母父キングカメハメハ

前走は香港に遠征し香港マイル（Ｇ１）に出走したが、１０頭立ての７着に終わる。
昨年は春に安田記念（Ｇ１）を勝ち、秋にマイルＣＳ（Ｇ１）を勝って春秋マイルＧ１制覇を達成している。
前走の香港マイルはかなりスムースさを欠いていたので結果は度外視出来るとは思えるが、完全にマイルのスペシャリスト的な馬なので今回距離が1800Mという点が微妙に思える。
目標はあくまで先のレースなので、今回はそこまで信用しないほうが良いか。

ラッキーライラック

戦績13戦5勝 栗東・松永幹夫

父オルフェーヴル　母父Flower Alley

コノ馬も前走は香港に遠征し香港ヴァーズに出走したが、１４頭立ての２着に好走している。
２歳時に３戦３勝で阪神ＪＦ（Ｇ１）制し、明け３歳初戦のチューリップ賞（Ｇ２）も勝ったが、その後は同世代のアーモンドアイの後塵を拝す結果が続いていた。
しかし、２走前のエリザベス女王杯（Ｇ１）でスミヨン騎手の好騎乗もあり久々のＧ１勝ちを収めて完全復活している。
この中山記念（Ｇ２）も昨年２着に好走しているので今年も期待して良い気がする。

ウインブライト

戦績21戦9勝 美浦・畠山吉宏

父ステイゴールド　母父アドマイヤコジーン

コノ馬も前走は香港に遠征し香港カップ（Ｇ１）に出走したが、見事１着となりこれで春のQE2（Ｇ１）と合わせて香港のＧ１を連勝したことになる。
さらにコノ馬はこの中山記念（Ｇ２）２連覇中で今回３連覇がかかるのだが、主戦の松岡騎手が落馬休養中のため、今回はミナリク騎手が騎乗とのことでその点は不安要素となりそう。

ペルシアンナイト

戦績22戦4勝 栗東・池江泰寿

父ハービンジャー　母父サンデーサイレンス

コノ馬も前走は香港に遠征し香港マイル（Ｇ１）に出走したが１０頭立ての５着となっている。
2017年のマイルＣＳ（Ｇ１）以来勝ち鞍が無いが、２走前のマイルＣＳ（Ｇ１）では久々の馬券圏内である３着に好走しており、得意条件ならまだまだやれることを証明している。
今回の条件も守備範囲ではあると思うので、人気次第で印は入れても良い気がする。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、一時の低迷を脱して完全に復活している。
斤量面も他馬と比べ明らかに有利なので、今回のメンバーでは軸に最適とみている。

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