【ラジオNIKKEI賞2020】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

競馬新聞ゼロ管理人のゼロ太郎です。

2020年7月5日（日）に行われる「ラジオNIKKEI賞2020」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で69回目を迎える「ラジオNIKKEI賞」は福島芝1800Mで行われる３歳限定のＧ３のハンデ重賞です。
昔は「東京優駿（日本ダービー）の勝ち馬は出走出来ない」という規定があったそうで、俗に「残念ダービー」と呼ばれている時代がありました。また、歴代の勝ち馬で後にＧ１を勝った馬は1992年の勝ち馬シンコウラブリイ以来出ていませんので、出世レースというイメージは無いレースですが、一昨年このレースで2着だったフィエールマンが後に菊花賞を勝ち、天皇賞（春）を連覇しましたので、今後はＧ１を勝つような活躍馬も出てくるかも知れません。
過去10年の１番人気馬の戦績は2-3-1-4、勝率20%、連対率50%、複勝率60%ということで、1番人気馬の信頼度は勝率がやや低いもののほぼ標準的なレースとなっています。

ラジオNIKKEI賞2020 出走予定馬

登録馬は以下の14頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ルリアン

戦績3戦2勝 栗東・佐々木晶三

父キズナ　母父フレンチデピュティ

前走は阪神芝2000Mの１勝クラス戦に出走し、１番人気に応えて見事１着。
その前走は道中２番手でピッタリと折り合い、直線も危なげなく抜け出すというセンスのある内容だった。
馬格もシッカリしていて未だこれから良くなりそうな雰囲気もあるので、ここでも高い評価をしたいところ。

サクラトゥジュール

戦績6戦2勝 美浦・堀宣行

父ネオユニヴァース　母父シンボリクリスエス

前走は東京芝1600Mの１勝クラス戦に出走し、１番人気に応えて見事１着。
その前走の勝ちタイムは1分31秒7という１勝クラスにしては破格の時計だったが、超高速馬場で逃げた馬がハイペースで引っ張ったのが要因と言える。
戦績は2-3-1-0と安定しているが、ベストはやはりマイルという感じがするので距離が延びる今回は少し割り引くかも知れない。

パンサラッサ

戦績8戦2勝 栗東・矢作芳人

父ロードカナロア　母父Montjeu

前走は阪神芝2000Mの１勝クラス戦に出走し、３番人気だったが見事１着。
４走前にホープフルＳ（Ｇ１）、３走前に若駒Ｓ（Ｌ）、２走前に弥生賞（Ｇ２）とメンバーレベルの高いレースを使った効果が前走の自己条件で発揮されたのか、２着に２馬身半、そこから３着馬は７馬身千切れている。
今回は同型馬が多いのがネックだが、スンナリ先行出来れば前走の再現も十分有り得るか。

パラスアテナ

戦績4戦2勝 美浦・高柳瑞樹

父ルーラーシップ　母父スペシャルウィーク

前走は東京芝1800MのカーネーションＣ（１勝クラス）に出走し、２番人気だったが見事１着。
前走は４戦目にして初めて良馬場の時計勝負のレースだったが、適性をシッカリ示しての好内容だった。
直線でエンジンの掛かりがやや遅い感じがしたがスピードに乗ってからの脚はかなりのレベルに感じた。
福島の馬場が合うかは微妙だが先々はもっと走りそうな感じがする。

グレイトオーサー

戦績2戦2勝 美浦・堀宣行

父ノヴェリスト　母父サンデーサイレンス

前走は東京芝2000Mの１勝クラス戦に出走し、１番人気に応えて見事１着。
母ディアデラノビアという良血馬で２戦２勝の成績は魅力があるが、前走は少頭数でメンバーレベルもお世辞にも高いとは言えず評価は微妙。
諸々の属性が良いので人気になりそうだが、あまりにも人気になるようなら敢えて評価を下げるかも知れない。

キメラヴェリテ

戦績9戦2勝 栗東・中竹和也

父キズナ　母父Cozzene

前走は鳴尾記念（Ｇ３）に出走し、６番人気１５着。
３走前に若葉Ｓ（Ｌ）で２着に好走し、皐月賞（Ｇ１）に駒を進めたがハナを切ったものの１７着に大敗している。
コノ馬も今回同型馬が多いのがネックになりそうで、思っていたよりも人気になるようならかなり割り引くことになりそう。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、前走は着差以上に強い内容でかなり余裕のある勝ち方だった。
秋には大きいところを狙えるスケール感があるので、ここを勝って名乗りを挙げるとみている。

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