【毎日王冠2020】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

競馬新聞ゼロ管理人のゼロ太郎です。

2020年10月11日（日）に行われる「毎日王冠2020」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で71回目を迎える「毎日王冠」は東京芝1800Mで行われる３歳以上のＧ２重賞です。
天皇賞（秋）やマイルチャンピオンシップなどのＧ１レースを見据えた馬たちが出走してくるレースですが、年によってはＧ１レース並みのメンバーレベルになることがあります。
案外、毎日王冠を勝ってその年の天皇賞（秋）を勝った馬は少なく、2009年のカンパニー以来そのような馬が出ていません。
過去10年の１番人気馬の戦績は6-0-0-4、勝率60%、連対率60%、複勝率60%と典型的なピンかパーと言う感じで、勝率はかなり良いですが安定感は今ひとつですので、１番人気馬の信頼度としては微妙な感じとなっています。

毎日王冠2020 出走予定馬

登録馬は以下の11頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

サリオス

戦績5戦3勝 美浦・堀宣行

父ハーツクライ　母父Lomitas

前走は日本ダービー（Ｇ１）に出走し、２番人気２着。
２歳時に３戦３勝で朝日杯ＦＳ（Ｇ１）を制し、２走前の皐月賞（Ｇ１）も２着ということで、同世代にコントレイルがいなければコノ馬が無敗の二冠を達成していたと思える。
菊花賞（Ｇ１）には向かわず適性を重視して此処を使ってきたのはかなり現実的なので、目標はあくまで先でもここは負けられないか。

サトノインプレッサ

戦績5戦3勝 栗東・矢作芳人

父ディープインパクト　母父Sahm

前走は日本ダービー（Ｇ１）に出走し、９番人気だったが４着となっている。
デビューから３連勝で毎日杯（Ｇ３）を勝ったが、その次のＮＨＫマイルＣ（１）は１３着に大敗。
しかし、距離が長いと思われた前走のダービーである程度巻き返しているので、デビューから３連勝した地力はやはりあると思える。
夏を越しての成長も期待出来そうなので、思っていた以上の人気にならない限り、高めの評価をすることになりそう。

ダイワキャグニー

戦績24戦8勝 美浦・菊沢隆徳

父キングカメハメハ　母父サンデーサイレンス

前走はエプソムＣ（Ｇ３）に出走し、９番人気だったが見事１着。
その前走の勝ち鞍がコノ馬にとっての悲願の重賞初勝利となっている。
かなり戦績にムラがあるが、それまでオープン格以上のレースを５勝もしていたので、ようやく重賞を勝てたという感じがする。
しかし、前走は不良馬場の恩恵があったとも思えるので、もし思っていた以上の人気になるようなら割り引きたい。

ザダル

戦績8戦4勝 美浦・大竹正博

父トーセンラー　母父Lemon Drop Kid

前走は新潟芝1800Mの関越Ｓ（オープン）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
デビューから３連勝でプリンシパルＳ（Ｌ）を勝ったが、その後はやや案外な結果が続いていた。
しかし、直近の２戦を見る限り、明らかな再浮上モードに入っていると思える。
コノ馬の戦績を見る限り、時計の速い馬場への適性はかなり高いので、今回はかなりの狙い目となりそう。

カデナ

戦績25戦4勝 栗東・中竹和也

父ディープインパクト　母父French Deputy

前走は新潟記念（Ｇ３）に出走し、６番人気６着。
長いスランプを抜け出して、今年２月の小倉大賞典（Ｇ３）を勝ち、続く大阪杯（Ｇ１）でも見せ場タップリの４着に好走している。
しかし、東京コースでの実績が全くと言っていいほどないので、時計勝負となる今回は苦しいとみている。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、３歳時から素質の片鱗をみせていたが、やや期待外れの結果に終わっていた。
しかし、得意条件に絞った使い方で明らかな再浮上モードに入っており、サリオスの相手として筆頭格の評価が出来る。

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