競馬新聞ゼロ管理人のゼロ太郎です。
2021年1月16日(土)に行われる「愛知杯2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で58回目を迎える「愛知杯」は中京芝2000Mで行われる牝馬限定のG3のハンデ重賞です。
これまで何度も施行条件が変更となっており、2004年から牝馬限定重賞となっていますが、2010年と2011年の中京競馬場の改装中は小倉で行われ、昨年もイレギュラーな日程だったため小倉競馬場で開催されていました。
小倉競馬場で行われていた時期も含め、過去10年1番人気馬の戦績は2-2-1-5、勝率20%、連対率40%、複勝率50%ということで、1番人気馬の信頼度はやや低めで牝馬限定のハンデ重賞らしい感じとなっています。
愛知杯2021 出走予定馬
登録馬は以下の26頭となっています。
馬名 | 性齢 | 調教師 |
---|---|---|
アブレイズ | 牝4 | (栗)池江泰寿 |
ウインマイティー | 牝4 | (栗)五十嵐忠 |
ウラヌスチャーム | 牝6 | (美)斎藤誠 |
カセドラルベル | 牝5 | (栗)西村真幸 |
サトノガーネット | 牝6 | (栗)矢作芳人 |
サトノダムゼル | 牝5 | (美)堀宣行 |
サマーセント | 牝5 | (栗)斉藤崇史 |
シゲルピンクダイヤ | 牝5 | (栗)渡辺薫彦 |
シャレード | 牝4 | (栗)藤原英昭 |
センテリュオ | 牝6 | (栗)高野友和 |
タガノアスワド | 牝7 | (栗)五十嵐忠 |
ディアンドル | 牝5 | (栗)奥村豊 |
デンコウアンジュ | 牝8 | (栗)荒川義之 |
ドナウデルタ | 牝5 | (栗)石坂正 |
ナルハヤ | 牝7 | (栗)梅田智之 |
フィリアプーラ | 牝5 | (美)菊沢隆徳 |
ブライティアレディ | 牝8 | (栗)武幸四郎 |
マジックキャッスル | 牝4 | (美)国枝栄 |
ミスマンマミーア | 牝6 | (栗)寺島良 |
ムーンライトナイト | 牝6 | (美)久保田貴 |
ムジカ | 牝4 | (栗)鈴木孝志 |
ランブリングアレー | 牝5 | (栗)友道康夫 |
リンディーホップ | 牝6 | (美)金成貴史 |
レイホーロマンス | 牝8 | (栗)橋田満 |
レッドアステル | 牝5 | (美)国枝栄 |
ロサグラウカ | 牝6 | (美)尾関知人 |
予想オッズ
1 | センテリュオ | 4.2 |
2 | マジックキャッスル | 5.7 |
3 | シゲルピンクダイヤ | 6.0 |
4 | ウインマイティー | 8.6 |
5 | ランブリングアレー | 10.0 |
6 | レッドアステル | 10.5 |
予想オッズ上位人気馬の見解
センテリュオ
戦績17戦5勝 栗東・高野友和
父ディープインパクト 母父エンドスウィープ
前走はエリザベス女王杯(G1)に出走し、4番人気5着。
その前走のエリザベス女王杯は後方のポジションから直線で良い脚で追い込むも追込み切れずという感じだった。
しかしながら、2走前に古馬の一流処相手にオールカマー(G2)を勝っており、昨年後半から急激に地力を伸ばしている。
今回はハンデがどの程度になるかがカギになりそうだが、当然ながら有力な1頭になって来る筈。
マジックキャッスル
戦績8戦1勝 美浦・国枝栄
父ディープインパクト 母父シンボリクリスエス
前走は秋華賞(G1)に出走し、10番人気という低評価だったが見事2着に好走。
桜花賞(G1)は12着と崩れたが、オークスは5着、そして前走の秋華賞が2着とこの世代の牝馬ではトップグループ付近にいるのは間違いない。
古馬との初対戦になるが、牝馬限定重賞なら十分勝ち負けになる地力はある筈なので、当然ながら有力な1頭になりそう。
シゲルピンクダイヤ
戦績14戦1勝 栗東・渡辺薫彦
父ダイワメジャー 母父High Chaparral
前走は中日新聞杯(G3)に出走し、9番人気だったが2着に好走。
3歳時にチューリップ賞と桜花賞2着の実績があるなど活躍していたが、古馬になってからは今一つのレースが続いていた。
前走も左回りと2000Mの距離が微妙とみていたが、久々にコノ馬らしいレースが出来ていた。
前走の好走はフロックではないと思えるので、思っていたよりも人気にならなければ重めの印を打つことになりそう。
ウインマイティー
戦績10戦3勝 栗東・五十嵐忠男
父ゴールドシップ 母父カコイーシーズ
前走はエリザベス女王杯(G1)に出走し、12番人気14着。
昨年の3歳時はオークス(G1)3着の実績があるが、その後は案外なレースが続いている。
日経新春杯にも登録があるので、どちらに出てくるか微妙な気がするが、こちらに出てくれば上位争いは可能な気がする。
ランブリングアレー
戦績13戦5勝 栗東・友道康夫
父ディープインパクト 母父シンボリクリスエス
前走はターコイズS(G3)に出走し、2番人気だったが結果は7着。
4走前に準オープンを勝ち上がり、2走前にカシオペアS(L)を勝っていたので、前走は少し案外な結果だったと思える。
前走は外枠とマイルの距離が敗因だった可能性もあるので、今回は巻き返しがあっても可笑しくないか。
レッドアステル
戦績8戦4勝 美浦・国枝栄
父ディープインパクト 母父Smart Strike
前走は東京芝2000Mの甲斐路S(3勝クラス)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
これまでデビュー3戦目の桜花賞で14着と崩れた以外は大きくは崩れておらず、底はみせていないようにみえる。
未だキャリア8戦でこれから強くなる余地はありそうなので、今回相手が上がるがこのメンバーなら通用しても不思議はない気がする。
現時点での狙い馬候補
コノ馬、昨年は案外なレースが続いていたが、前走で再浮上モードのキッカケを掴んだようにみえる。
元々の地力は高い馬なので、今回のメンバーレベルなら久々の勝ち鞍を挙げられる可能性はかなりあると思える。
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