【阪神大賞典2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年3月21日（日）に行われる「阪神大賞典2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で69回目を迎える「阪神大賞典」は阪神芝3000Mで行われる古馬のＧ２重賞です。
天皇賞（春）を見据えた古馬の一線級の馬が出走してくるレースとなっていますが、近年は超一流馬が天皇賞（春）を目標としないケースが増えており、年によってはＧ１級の馬がほとんど出てこない年も出て来ています。
今年はＧ１の勝ち馬が１頭も出てこない少々寂しいメンバーとなりそうです。
過去10年の１番人気馬の戦績は6-2-1-1、勝率60%、連対率80%、複勝率90%ということで、私の知る限り直近の１０年で複勝率９０％の重賞は同週のスプリングＳとこのレースだけだと思いますので、１番人気馬の信頼度はかなり高いレースと言えます。

阪神大賞典2021 出走予定馬

登録馬は以下の14頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

アリストテレス

戦績10戦4勝 栗東・音無秀孝

父エピファネイア　母父ディープインパクト

前走はアメリカジョッキーＣＣ（Ｇ２ 中山芝2200M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
２走前の菊花賞（Ｇ１）で無敗の三冠馬となったコントレイルと大接戦を演じたが、前走もその強さを証明するような勝ち方だった。
あくまで本番はこの先のレースになると思うが、ここでも恥ずかしいレースはして欲しくないところか。

ユーキャンスマイル

戦績19戦6勝 栗東・友道康夫

父キングカメハメハ　母父ダンスインザダーク

前走は有馬記念（Ｇ１ 中山芝2500M）に出走し、１３番人気１１着。
昨年のこのレースの勝ち馬だが、直近の有馬記念とジャパンカップはメンバーレベルが高く２桁着順に終わっている。
今回は相手関係が楽にはなっているので、当然ながら巻き返しがあっても可笑しくない筈。

ショウリュウイクゾ

戦績16戦4勝 栗東・佐々木晶三

父オルフェーヴル　母父キングカメハメハ

前走は日経新春杯（Ｇ２ 中京芝2200M）に出走し、７番人気だったが見事１着。
その前走は格上挑戦の身だったが、見事勝って重賞初勝利を挙げている。
元々、堅実性の高い馬で相手なりに走れるタイプではあったので、今回も上位争いに加わるのは十分可能とみる。

ナムラドノヴァン

戦績19戦4勝 栗東・杉山晴紀

父ディープブリランテ　母父Kingmambo

前走はダイヤモンドＳ（Ｇ３ 東京芝3400M）に出走し、６番人気４着。
２走前に格上挑戦の身ながら万葉Ｓ（オープン 中京芝3000M）を勝っており、長距離適性はかなりある。
今回はハンデ戦ではないので斤量が増えるのが微妙だが、上位に食い込んでくる可能性はゼロではないか。

ダンスディライト

戦績17戦4勝 栗東・松永幹夫

父キングカメハメハ　母父サンデーサイレンス

前走は京都記念（Ｇ２ 阪神芝2200M）に出走し、４番人気６着。
２走前に準オープンを勝ち上がったが、いきなりのＧ２重賞への挑戦はやはり壁に跳ね返された感じだった。
しかしながら、母ダンスインザムードという超良血馬なので、未だこれから強くなる余地は十分ありそう。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、中長距離路線のトップグループの1頭に間違いなく、未だ強くなる余地も十分ある。
今回断然人気になると思うが、コノ馬で仕方ない。

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